京都にジンの蒸溜所ができるという情報はずいぶん前から知っていた。
楽しみにしていた。
友達のベッチが お披露目イベントを手伝っていると聞いて条件反射で行ってみた。
まずはゲストバーテンダーによるオリジナルカクテルで飲んでみる。
リッツ・カールトン京都のヘッドバーテンダー大濱雅彦氏による「雲母美トニック」
佐々木酒造聚楽第大吟醸と合わせる贅沢なカクテル。
雲母坂という比叡山に続く坂を柚子のスライスでアプローチし、比叡山から宇宙≒青の世界へ昇天する雲母唐長唐紙師の想いを表現したというそのカクテルを、9ヶ月前に実際に走った雲母坂を思い出しながら飲んだ。
同じ伏見の水で作られたジンと日本酒が和合し柚子の香りで爽やかにまとめている。
非常に飲みやすく、三口で飲み干してしまった。
やはり、ジンの味わいを最大限に楽しむためにはストレートがいい。
一口飲むが、よく分からない。
マリアージュにするとどうだろう?
抹茶のチョコを口に含んで飲むと香りが広がった。
だが複雑すぎて形容できない。
繊細すぎる。
11のボタニカルを特性に応じて「ベース(礎)」「シトラス(柑)」「スパイス(辛)」「フルーティ&フローラル(芳)」「ハーバル(凛)」の6つのグループに分類し、別々に蒸留した後にブレンドするというこだわりの製法らしい。
それぞれの原酒も展示されてて香りを嗅ぐことができた。
玉露の香りが凄かった。
お湯や水で抽出される香りとはまた違った成分が含まれている。
面白い。
それぞれの香りを嗅いで、ようやくそれらがブレンドされているのを感じることができた。
玉露と柑橘系の香りが主張するが、その他の香りでうまくまとめている。
今回は「季の美」1種類のリリースであるが、ボタニカルの組み合わせを変えれば面白いジンが続々と造れそう。
一本5000円とジンとしてはかなり高価なプレミアムジンではあるが、ストレートでもウイスキー並みに楽しめる。むしろストレートで飲むべきジンだと思う。
このジンにコーヒーやハーブなどを浸けてみてさらなる香りを追加してみるのも楽しいかもしれない。
価格的に普通の居酒屋ではまず置かないと思うけど、京都のバーでは置く店が増えるんじゃないかな?
興味深く読ませて頂きましたが、BBCに関して完全に勘違いされている、知識がお有りで無いようなので指摘させて頂きます。
現在BBCでクイーンズイングリッシュ(RP)を話すキャスターは皆無ですよ。そもそも英国全体でもRPを話す人は3%程度しかいません。
BBCのキャスターは出身・国籍も様々で、それこそ色々な英語が聞けるというのが現状ですよ。