学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

神戸市「世界一のクリスマスツリー」で損なわれた「ほぼ日」のブランド価値

僕は「ほぼ日」のファンである。

 

98年の創刊当初からのファンである。

 

糸井重里のことをダーリンと呼ぶ。

 

ほぼ日の本もたくさん買って読んだ。

 

「調理場という戦場」を読んで就活の時に元気付けられた。

 

「知ろうとすること。」を読んで原発の現実や物理学の素晴らしさを知ることができた。

 

ほぼ日手帳もほぼ毎年買ってる。

 

 

 青山をぶらついてた時にTOBICHIとTOBICHI2を見つけてテンション上がった。

scotchhayama.hatenablog.com

 

それほど好きだった「ほぼ日」は昨日、損なわれた。

 

 

きっかけは富山県氷見市に住む友人がFacebookでシェアしていた記事だった。

ameblo.jp

 

これを読んで、

木を殺す神戸市

という感想が湧いた。

 

友人からの指摘もあり、よくよく読んでみると、なんとかハンターってお兄さんと実行委員がやらかした模様。

 

クラウドファンディングで資金を募り、ギネスに挑戦するらしい。

www.makuake.com

 

しかも、氷見から連れ去られた木は最終的にこんなものになってしまう。

contents-fs.multilingualcart.com

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せっかく樹齢150年まで生きてきたのにひどい扱いだ。

 

せめて樽にしてウイスキーを熟成させたらいいのに。そうすればもう50年はウイスキーと共に生きていける。その香りはウイスキーに移り、飲む人を幸せにしてくれるだろう。

 

そして、友人の投稿のコメント欄に誰かがこの記事を貼っているのを見つけた。

www.1101.com

あの「ほぼ日」が植樹の様子をライブ中継しているのだ。

 

冒頭に、プラントハンターのメッセージが掲載されていた。

しかし、プラントハンターがいまの時代に
世界を変えることができたとしたら、
それは植物を運ぶことで、
現代人が忘れがちな、
大切な「気付き」を与えること
なのではないだろうか。 

 氷見の山奥で150年生きてきたあすなろの木が掘り起こされ、神戸の風の強い海沿いで植木鉢に移され、人々にさらされ、変な飾りを付けられ、好奇の目で見られ、役目が終わったらヘンテコな玉に削られ、やがて捨てられる、そんな無残な未来を予想して、怒りを覚えた。それは大切な「気付き」なのだろうか?

 

「『あの木は生かすべきだ』とか
『ただの人間のエゴだ』とか、
そういう意見が出ることを、
ぼくはいいことだと思っています。 

 

いいことだと?

 

ぼくがひとつだけ
いいたいことがあるとしたら、
どっちの意見が正しいとか、
間違ってるとかじゃなくて、
『そういう話をみんなでしようよ』
ということなんです」 

 

みんなで?

 

1本の木を見て、
いろんな人が、
いろんなことを思う。
ぼくの本当のねらいは、それなんです」

 

そのために樹齢150年の木が犠牲になるのか。

プラントハンターのエゴはすごいな。

 

そんなプラントハンターを持ち上げる「ほぼ日」に、強烈な不信感を抱いてしまった。

 

過去のプラントハンターの記事を読み返して、

ほぼ日刊イトイ新聞 - はじまりを、はじめよう。

 

樹齢500年のオリーブの前でポーズをとるダーリン(糸井重里)にも不信感を抱いてしまった。


このオリーブも本来あるべき場所に居続ければ幸せだったろうに。長い航海の上、なじみのない土地に無理やり押し込められ、おじさんにペタペタ触られるなんて。

 

この人は、これまで素晴らしいインタビューやコラムを書いてきたけど、人間が好きなだけであって、本当の自然というものは好きじゃないんじゃないか?

 

そう思ってしまった。

 

すーっと離れていく感じがした。

 

たった1日で、ひとつの出来事で、長年積み上げてきたブランド価値は損なわれるのだなぁ。

 

 

 

大学時代に定食屋のバイトで大将の動きを見て覚えた「豚の生姜焼き」

今週のお題「得意料理」

 

僕は大学時代は飲食店でバイトしていた。

メインはうどん屋で、うどんだけでなく天ぷらや丼を作ってた。親子丼は1000杯くらい作ってた。天ぷらは今でもサクサクの衣を作ることができる。

 

サブは定食屋。1年の頃から愛用していた店で安くてうまい。友達がバイトしていて、その日払い&2食付きなのが魅力的で大学院の頃から週一で入れてもらってた。

 

定食屋のバイトは、最初の見習い期間はご飯をついだり、出来上がった定食を運んだりといった簡単なもの。

ベテランになると大将の横で、大将が揚げた唐揚げをカットしたりする。揚げたての骨つきのもも肉をカットする。めちゃ熱い。トンカツもカットする。ハンバーグや生姜焼きは出来上がりをフライパンで渡され皿に盛る。

 

大将の豚の生姜焼き。

 

それが僕の豚の生姜焼きとなった。

 

定食屋では作ることはなく、大将の動きを見るだけだった。

 

家に帰って作ってみた。とても簡単。

 

生姜焼き用の豚ロース肉に塩コショウをし、片面に小麦粉をつける。

フライパンに油をひいて、あったまったら、小麦粉をつけた面を下にして豚肉を並べる。だいたい6枚くらい。

 

焼き面がカリッとしてきたら裏返し、その間にタレを準備する。

 

醤油:みりん:酒をそれぞれ大さじ1ずつ、生姜のすりおろし(チューブでよい)を小さじ1

 

豚肉に火が通ったらタレを投入。

 

豚肉をひっくり返し、タレに絡める。

 

タレがとろっとしてきたら出来上がり。

 

キャベツの千切りを盛った皿に生姜焼きを並べる。

 

最後にタレをかける。

 

キャベツにマヨネーズをたっぷりかけ、生姜焼きのタレを絡ませながら食べる。

キャベツ、生姜焼き、ご飯のハーモニーを楽しむ。

 

それが僕の「豚の生姜焼き」

『みんなでまちを豊かにする物件を空き家からつくろう会議』で滝バーを提案した話。

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京都の五条富小路にあるMTRL KYOTO。

 

mtrl.net

 

はてなの元会長の近藤さんが新しい会社(株式会社OND)を作ったというので、その話も聞きたいなと思って参加した。

 

鎌倉からやってきたエンジョイワークスさん。

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ハロー!RENOVATION(ハロリノ)というWEBサービスを立ち上げたらしい。

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奈良の春日大社、築100年以上の社家も登録されている。

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hello-renovation.jp

 

物件オーナーや投資家、借りる人、アイデアを出す人、近隣の人など、関わった人それぞれがHAPPYになる仕組み。

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不動産で人は盛り上がるの?という問いを起点に『共創(Co-Creation)』について語る。

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共創は中心になる人がいると成功する by 森岡さん

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コンセプトは少人数でしっかりつくる by 扇沢さん 

 

 

クラウドファンディングって、どう?という話題に。

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ここで、参加者の方にも聞いてみたいと思います。こんな空間を作りたいというものがある人?

 

という問いかけに、誰も答えなかったので、僕が手を挙げた。

 

 

バーをやりたいんです。

 

ウイスキーのバー。

 

居酒屋で出される角ハイボールよりもはるかに美味いハイボールを出す。

 

大学3回生くらいで初めてウイスキーを体験する人向け。

 

ちょっと妄想したんですけど、僕はトレイルランをやってて、滝に行くことがあるんですけど、そこでバーをやりたいんです。新鮮な滝の水を汲んで水割りを作ったり。

滝のそばでバーをやりたいですね。

 

 

そんなことを話した。

 

山形の酒と芋煮、玉こんにゃくを食べながら、バーについて熱く語った。

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八清の落海さんは特に熱心に僕の話を聞いてくれて、いろいろとアドバイスをもらった。

 

コンセプトがより明確になってきたと思う。

 

まずはシェアキッチンのスタイルで、日替わりバーテンダーをやりたい。

昼の部のパートナー募集中。

ダイヤモンドトレイルラン2017は超楽しかった!(ただし丸太階段を除く)

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ダイヤモンドトレイルラン36km。

 

関西屈指の人気コース。

 

明け方の雨でコンディションが心配されたが、スタート時は止んでたのでちょっと安心。

四万十川ウルトラマラソンはずっと雨だったし。

scotchhayama.hatenablog.com

 

コース全行程はこんな感じ。

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最初の二上山で一気に400mくらい上がる。

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途中の祐泉寺の落ち葉がきれいだった。

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雄岳(473.9m)の山頂。階段多かったけど、まだそれほど消耗していない。

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下って、最初のエイド(3.5km)。飲み物しかないかと思ったけど、梅干し、はちみつレモン、塩も置いてあった。

 

次のエイドは葛城山を超えた15km地点で、かなり距離がある。

 

ダイヤモンドトレールの石の標識は至る所に設置してあった。

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何度か丸太の階段を上り下りし、

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岩橋山(658.8m)を通り過ぎる。

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葛城山まで3.5km。

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ここからがしんどかった。

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「丸太階段多し」のゾーンに入る。

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いったい何段あるんや?という丸太階段がこれでもか!というくらい続く。

 

上ったら下の階段。

 

また上る。斜度もえぐい。

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このころからスマホの電池がやばくなったので電源を切る。ダイヤモンドトレールのメインである金剛山で景色を撮りたかったから。

 

太ももパンパンになりながら葛城山(959.2m)の山頂そばを通る。15kmのエイドまだなので13kmくらいか?。

 

地図を紙で持ってきてなくてスマホに画像保存してたので、うる覚えだったけど、第2エイドは関門も兼ねてた気がする。関門時間は13時。葛城山を超えた時点で12:30くらいだったのであと2kmを30分以内で走らなきゃいけない。少しあせる。

 

葛城山からの下りは最初のほうはかなり景色が良かった。僕が過去に走ったトレイルで一番景色の良かった平尾台トレイルを思い出すほど。写真撮りたかったけどガマン。

 

さらに下ると石の階段ゾーンへ。一段の落差が激しい。膝や太ももにダメージを残さないように慎重に降りる。思ったより時間がかかる。

 

下りきったら、また上り。スピードが落ちる。13時を過ぎたけどエイドに着かない。ちょっと諦めムードに。

 

第2エイドに着いたのは13:10くらいだった。関門時間過ぎてたけど、とくに何も言われず。ゆるい感じの大会で良かった!

エイドにはジャムパンやチョコも置いてあったので軽く補給。

 

 次の目標地点は金剛山(1125m)。

 

葛城山ほどではないけど、再び丸太階段のラッシュが続く。標高1000mを超える。寒くなってきたのでウインドブレーカーを羽織る。

 

金剛山の山頂手前500mくらいの所にベンチがあって、そこに座ると絶景が一望できた。山々に色づく紅葉が最高にきれいだった。休憩がてら写真を撮ろうとスマホの電源を入れる。しかし電池なしのメッセージが。

そこでふと気づく。スマホの電池は寒いと切れやすいのだった。冬山トレランあるあるだ。僕はリュックの前ポケットにいつもスマホを入れて走ってるのでスマホはかなり冷たくなっていた。すぐには復活しそうにないので、ここで写真を撮るのはあきらめ、スマホをリュックの背中部分のポケットにしまい、先を急いだ。ゴールする頃にはスマホ暖まって復活するだろう。

 

山頂付近から1kmほど行ったところで第3エイドのちはや園地に着いた。

14:30の関門だったけど、14:40くらいに着いた。また何も言われなかったので、ゆっくり過ごすことにした。

エイドには大量のパンとカットした柿があった。種無しの柿で適度に熟していてめっちゃ美味かった。何度も食べた。まるまる2個分くらい食べた。美味かったなぁ。

 

「ここからは下りがほとんどですよ」というボランティアスタッフの方の言葉に元気をもらい、出発する。あと15km。半分を超えた。

 

たしかに下りがほとんどではあったけど、たまに丸太階段の上りが出現し、足を削られる。腰も痛くなってきた。さすがに疲れてきた。平地でも歩くことが多くなってきた。

 

寒さと疲れで頭がぼーっとしてきた。

さらにお腹がグーッと鳴る。

 

スタート直前と前半の10kmくらいでおにぎりを食べてたけど、さすがにこの時間になるとお腹が減るね。まだ残りは10km以上あるのでアンパンを半分食べる。

 長い時間走るときはゼリー飲料より、おにぎり&アンパンが断然持ちがいい。

気持ちもリフレッシュできる。

 

 

第4エイドに着く。あと9km。

「もうあとは下りだけですよー」とスタッフの人が地図を見せながら説明してくれた。

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確かに。これならあと9kmでも頑張れる。

 

しばらく平坦な道を走ると、再び丸太階段。今度は下り。ひたすら下り。段差は小さいがとにかく段数が多い。どんだけ丸太なんやってくらい続く。タタタタターってリズムよく駆け下りていく女性ランナーに抜かされる。気持ちよさそうに走るなぁ。

僕は足のダメージが蓄積しないように慎重に下りる。

 

ようやく丸太階段が終わる。

 

その後はゆるやかな下り坂をひたすら走る。山ノ神を過ぎ、紀見峠へ。ゴール付近の紀見峠駅まで2kmの表示。もうすぐゴールできる喜びで走るペースも速くなる。

 

最後の下り坂をぶっとばし、ゴール会場の紀伊見荘の看板が見えてきた。

 

ゴール手前でリストバンドの計測チップをしっかりタッチ。

ゴールテープを切るときに正面のカメラマンにガッツポーズする。

(あまりに疲れていたのでゴール後のお礼を忘れてしまった)

 

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ゴール後の給食でラーメン!が出されていた。

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ピリ辛の味噌味ですっごい美味かった。おかわりした。

 

記録証を印刷してもらい、

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着替えて柿を買って帰った。

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一盛り(7個)で100円という破格の安さ。

第3エイドで食べた柿が美味しかったので帰って食べるのが楽しみ。

 

ダイヤモンドトレイルランは初めてだったけど、紅葉きれいで、後半走りやすくて超楽しかった!丸太階段は悪夢に出そうなほどに嫌だったけど。

 

来年もまた走ろうかな。今度はスマホの電池管理を十分にして、金剛山から見える紅葉を撮ろう。

お寺で出すハイボールのコンセプトとは?

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台風で延期され、11月5日に京都・東山の金剛寺で行われた「燈明の夕べ」

 

僕はお寺に合うウイスキーをチョイスした。

scotchhayama.hatenablog.com

その理由は後で詳しく述べる。 

 

燈明の夕べ in 金剛寺のチラシ

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オープニングアクトは、みやこ・キッズ・ハーモニーによる「わらべ歌」

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幼稚園から高校生くらいまでの女の子たちが、お揃いのリボンを着けて、「京都の通り名の唄」や「地下鉄烏丸線の唄」など、京都らしいわらべ歌を披露してくれた。

 

わらべ歌が終わったらバーもオープン。

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おつまみはササミとナッツ、レーズンの燻製セット。

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特に、ササミはいい感じで燻されている。胡椒も効いててウイスキーにぴったり。

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ウイスキーは僕が用意したラガブーリン16年、キルホーマン サナイグの他に、マッカラン12年、ハイランドパーク12年も持ってきてもらえた。

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これでどんなリクエストにも応えることができる。

 

アルコールが飲めない人はコラソンさんのハンドドリップコーヒーと、抹茶タルトがベストマッチ。

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やがて、アコギの弾き語りも始まる。スパニッシュやメキシカン風の音楽が心地よい。

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7時からは怪談も始まる。

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わらべ歌の子供たち、そのお母さんたち、ギター&ボーカル、怪談士、おっちゃん、おばあちゃん、お坊さん、いろんな人がお寺に集まる中、僕はハイボールを出す。

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そのコンセプトは「多様性と継承」だ。

 

「あっさりしたのがいいです」「飲みやすいの」とオーダーされれば、フルーティなマッカラン12年をお出しする。マッカランは香りもボトルの形も女性的でお母さんを想起させる。

 

「スタンダードなものを」「ちょっとピートのあるものを」という要望であれば、ハイランドパーク12年。ハイランドパークはどっしりしたボトルで渋いお父さんといった印象である。

 

よりウイスキー好きな人には、キルホーマン サナイグからのラガブーリン16年をオススメする。

両者はどちらもアイラ島ウイスキーでピート臭が特徴的、香りのベクトルとしては同じだが、熟成年数が決定的に違う。キルホーマンは3〜5年熟成の樽を混ぜ合わせ、ラガブーリンは16年以上熟成の樽を厳選している。

いわば、これから伸びる可能性に満ち溢れた子供と、酸いも甘いもあらゆる経験をした老人である。子供は老人から学び、時代を繋いでいくのだろう。

 

 

老若男女、多様な人がお寺に集まる「燈明の夕べ」に相応しいウイスキー達を披露でき、無常の喜びである。

 

Whisky worth spreading.