学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

Dentune!!が電柱をハックしたので見に行った!

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関西電力が主催したビジネスアイデアコンテスト Dentune!!

www.kepco.co.jp

 

youtu.be

 

僕は「お静と大吟醸」というチームで予選を突破した。

scotchhayama.hatenablog.com

 

決勝では10組がビジネスアイデアを披露した。

youtu.be

 

残念ながら受賞できなかったけど、この時につながった人たちとは今でも仲良くさせてもらっている。

 

そしてDentune!!から2年後、こんなニュースが流れてきた。

www.nikkei.com

関西電力は1日、電柱に宅配ロッカーを設置して、荷物を受け取れる実証実験を始めたと発表した。2019年3月中旬までの期間限定で、京都府精華町の電柱3本にタッチパネルのついた宅配ロッカーを取り付けた。どこにでもある電柱を宅配ロッカーに活用するのは全国で初めてで、今後、運送会社の配送負担を減らす試みとして注目されそうだ。

 

家の近くだったのでどこに設置されてるんだろう?と町を探検してみた。

 

最初に予想したところには無かったので線路の向こう側に行ってみた。

 

ビンゴ!

 

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TEDxKyotoでもお世話になってるRyo Shimizuさんデザインのロゴが映える。

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lloon.jp

 

タッチパネルを触ってみた。

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業者と居住者で選択でき、居住者はICカードを使って解錠するシステムだった。

 

3本のうち1本は偶然にも10年前まで住んでたアパートに付けられていた。

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エレベーター無しの4階建てなので宅配業者にとってはずいぶん楽になるだろう。

 

自分が多少なりとも関わっていたことが具現化されていて、しかも自分が住む町で実証実験が行われているという偶然。

 

セレンディピティは日常に潜んでいるなぁ。

scotchhayama.hatenablog.com

 

ゆる~くモノづくりはじめNight #3「観光」

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yurumono03.peatix.com

 

ゆる~くモノづくりはじめNightは
モノづくり(電子工作)のハードルを下げ、Makerの裾野を広げることを目的とした交流会。

3回目となる今回はテーマを「観光」として、簡単なアイデアソンもやってみた。

 

場所は堺筋本町にあるThe DECK

thedeck.jp

 

The DECKはいつも、いつのまにか面白い人たちが集まる場

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ちなみにこの人たちは参加者ではない。

 


参加費はThe DECKのドロップイン料金500円のみ

飲みながら、食べながら、わいわいやりたいので、飲食物は参加者が各自持ち込むスタイル。

 

主催の僕はウイスキー

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参加者の方から提供いただいたラフロイグ10年も加え、充実した布陣。

 

参加者に提供いただいた食べ物はサイゼリアのピザ、たこ焼きそっくりクッキー、

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飛騨高山のお土産「赤かぶら漬物」ウイスキーとめっちゃ合う。

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その他、ナッツやドライフルーツ、お菓子など。

毎回持ってきてくれる食べ物が変わるのが面白い。

 

最初に自己紹介シートを使って自己紹介。

 

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「普段していること」は仕事でもライフワークでも。僕の場合はウイスキーエストロ。

「至福を感じるとき」は僕の場合は美味しいハイボールを振舞っている時。

 

そして「観光」についてのインプットタイム。

honichi.com

・2017年のインバウンド消費は初めて4兆円を突破

・前年比17.8%の成長市場、5年連続の最高値

・旅行者数は2,869万人で、世界12位、アジアで4位にランク

 

しかし、課題はオーバーツーリズム。

www3.nhk.or.jp

京都でも増えすぎた観光客のため、バスに乗れない地元住民が迷惑している。

京都市長の門川さんは「混んでる時間に、混んでる場所に行ったら、混んでいるのは当たり前。これをどう分散させるかが勝負」と語る。

 

分散化のヒントとして、地域の知られていないスポットを地元住民が調べてウィキペディア化する取り組みを紹介した。

kankou-redesign.jp

 

またオープンデータを活用するというのも手である。

data.city.kyoto.lg.jp

 

インプットタイムを終え、アイデアソン。

まずはマンダラート。

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真ん中に自己紹介で記入したキーワードを書いてもらい、そこから広げる。

 

その間も食べたり飲んだり。酔いが進めば斬新なアイデアも出るだろうという意図があるとかないとか。

 

そしてアイデアスケッチを書いてもらう。

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事例として僕が考えたウイスキーの真の価値を味わうA/D変換を紹介。

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ちょっと抽象的すぎるけど、補足しながら説明。

 

また食べながら飲みながらわいわいと。席替えもしながら色んな人と交流できるように。

 

2,3人にアイデアを発表してもらう。

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スリと仲良くなれるリュック。スペインとかで流行りそう。

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インスタ映え。アナログに旅行を楽しむ。

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やっぱテーマ決めると面白いなー。

次回は「酒」でやろう。

セレンディピティは日常に潜んでいる

京都大学の授業にモグリで参加した後、出町柳駅へと歩きながら、次の予定まで時間あるし、コーヒーでも飲みたいなぁと思ってると、自家焙煎の文字が目に入ったので衝動的に店に入った。

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古めかしい店内、くたびれたテーブルと椅子たち。

 

「いらっしゃいませ」60〜70代くらいのマダムが声をかける。

 

僕の他には客は誰もいない。

 

真ん中のテーブル席に座ると、マダムは店内のテレビをつけ、水を運んできて問いかける。

 

「何にしましょうか?」

 

カウンターの下にメニューが貼られているのを見つける。

 

小さな黒板には自家焙煎コーヒー、ミルクコーヒー、レモネードなど数種類の飲み物とトースト(2枚)が書かれている。どれも300円ほど。

 

となりのホワイトボードにはランチメニューなのか、カレーセット750円 サラダ、コーヒー付きと書いてあった。

 

お昼が少なかったのでトーストとコーヒーを注文する。

 

テレビでは「ちちんぷいぷい」をやっていた。

 

 

大阪マラソンまであと16日

 

 

もうそんな時期になってるのかぁ、と実感する。

僕は6年ぶりに大阪マラソンに当選し、それなりに頑張って走ろうと意気込んでいた。

しかし、体調不良もあり、思うように練習できないまま日が過ぎていた。

 

MBSの辻沙穂里アナウンサーも大阪マラソンを走るというので、心肺計測で実力値を計っていた。

予測では5時間10分でゴールできるとのこと。

 

辻アナは目標は先輩の豊橋由里恵アナの記録4時間50分を抜かしたいと意気込んでいた。

 

僕の現在の仕上がり具合もちょうど同じくらいなので並走することもあるかもしれない。

 

そんなことを思いながらテレビを見ていると、

「トーストはこの大きさだけど2枚にします?」とマダムが尋ねてきた。

 

ふつうに食パン1枚分の大きさだったので「1枚でいいです」と答えた。

 

 

マダムがいそいそとコーヒーとトーストの準備を続ける中、ふたたびTVを見る。

 

まだ大阪マラソン特集をやってる。

ブラマヨ小杉も出るらしい。お腹ブヨブヨだった。

大丈夫なのか?松村邦洋のようにAEDが必要な事態にならないか心配だ。

 

小杉も同じように心配計測をしたらしく、予測タイムは6時間59分(大阪マラソン制限時間ギリギリ)だった。

あの身体だとずいぶん無理しないといけないだろう。

 

コーヒーが運ばれてきた。

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半分に切ったプロセスチーズが付いてた。

 

トーストも運ばれてきた

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ふつう。ふつうのバタートースト。

 

「これはサービスです」ともう一つの小皿が運ばれてきた。

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カットしたバナナとリンゴ。

 

おそらく客が僕しかいないからサービスしてくれたのだろう。うれしい。

 

トーストとバナナ、コーヒー、トースト、リンゴ、トースト、コーヒーとローテしながらTVを見る。

 

辻アナが千葉ちゃんにランニングの指導を受けてた。

まずはランジという体幹レーニング。

頭の後ろで手を組んで大きく一本踏み出す。腰をグーッと落としながらゆっくり進む。体幹ができてないとフラフラしてしまう。

 

続いて坂道ダッシュ

 

1km走。前半は抑えて後半に飛ばす。

辻アナは前半飛ばし過ぎ2:19、後半バテて2:50だった。

 

本番までにもう少し体重を落としたほうがよいと千葉ちゃんにアドバイスを受け、辻アナは甘いものを断つとのこと。

 

僕も甘いものを控えよう、と砂糖とミルクの入ったコーヒーを飲み干しながら思った。

 

大阪マラソン特集が終わったので席を立ち、会計してもらった。

 

コーヒー350円とトースト150円で500円だった。

 

「ありがとうございますー」

というマダムの元気の良い声を背に、店を出た。

 

大阪マラソンとコーヒーとトーストとマダム。

 

良い組み合わせだと思った。

 

大阪マラソンで苦しくなったら思い出そう。

TEDxKyoto2018を終えて

TEDxKyoto2018が終わった。

 

僕はTEDxKyotoがスタートした2012年から参加している。

最初はパーティシパントとして、

その後はボランティアメンバーとして、

2013年は勝手も分からず右往左往し、1日4万歩以上歩き続けた。

2014年は少し余裕が出てきたけど、やはり4万歩近く歩いた。

2015年はいろいろとしんどかったけど、なんとかやりきった。

scotchhayama.hatenablog.com

 

2016年はコーヒーハイボールというアイデアを持ち込んだ。

scotchhayama.hatenablog.com

 

 

そして2016から2年の充電期間を経て開催されたTEDxKyoto

 

その間にTEDxHimiやTEDxKobe、TEDxAnjo、TEDxSaikai、TEDxHamamatsuなど全国各地のTEDxに参加し、いろんな人と繋がり、アイデアをシェアし、ウイスキーを提供してきた。

 

2015の挫折を味わい、その後の経験から学んだ3つのことがある。

 

それは、

 

気負わない

抱え込みすぎない

得意なことに注力する

 

である。

 

2015は気負いすぎて、リーダーとしての役割が果たせなくなり、みんなに迷惑をかけてしまった。

 

抱え込みすぎず、自分の手に余ることは積極的に他の人にお願いする。

 

そして、得意なことに注力する。

 

僕の場合はウイスキー。Whisky worth spreadingに全力を注ぐ。

 

気負わず、抱え込みすぎず、得意なことに注力することで余裕が生まれる。

余裕が生まれることで、全体のバランスをとる。そう心がけた。

 

しんどそうな人がいれば話しかけ、愚痴を聴く。

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人手が足りなさそうなタスクがあれば声をかけ、お手伝いする。

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ゴミが落ちてたら拾って、ゴミ箱へ。

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コーヒーが欲しそうな人がいれば、Hiromasa Akaishi提供のコーヒーセットでハンドドリップして提供する。

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ハイボールを求められたら、こっそりと渡す。

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僕が関わっていないところでもいろんな人がいろんなアイデアをシェアしながらTEDxKyotoは創られていく。一人では出来ないことでも、みんながいれば出来る。そんな安心感を抱きながら。

www.youtube.com

 

TEDxKyoto’s albums | Flickr

 

 

 

今年のメインのタスクはパートナーとの折衝だった。

 

大企業から協賛してもらえないか交渉をした。

3社と交渉した結果、1社のみ前向きな回答をもらえた。次回のポテンシャルパートナーとして広報の方を招待することができた。

 

そして、過去からのインカインドパートナーである山本本家さんに樽酒の提供をお願いし、了承を取り付けた。

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大好きな季の美ジンも提供してもらえることになった。

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移動する竹村商店の焼き芋も2016年に引き続き提供してもらった。

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その他にも当日は担当のメンバーが対応できないということで、京都醸造所とALOTTAさんとのやりとりを引き継いだ。

 

ALOTTAさんはどうらく庵さんのブース前でスツールを提供してもらった。

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手前の切り欠きのあるのがALOTTAさんのもの。4つを組み合わせて四つ葉のクローバー型にもできる素敵なスツールだった。

 

片付けの時に様子を見に行ったらお茶とお菓子をごちそうになった。

スピーカーの利茶土ミルグリムさんと交流のある方々からお菓子と器の説明を聞きながらいただく。

張り詰めていた心が和らぐ。

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スピーカーのガブリエル・デュケさんも同席してたw

www.jnpc.or.jp

 

 

京都醸造所の搬入では連絡の行き違いで少し手間取ったけど、なんとかなった。国際会館の担当の方には大変お世話になりました。ありがとうございます!

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パーティーの準備は担当タスクが立て込んで、ちょっと余裕がなくなった。

パートナーの方々をほっといてステージに行くことは出来なかった。

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でも、そんなことは気にしない。

 

僕の本番はこれからだ。

Whisky worth spreading

得意なことに注力する。

伝えるべきアイデアはたくさんある。

 

今回は五大ウイスキーを揃えてみた。

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そして一番のオススメはタリスカースパイシーハイボール

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タリスカースパイシーハイボールキャンペーンで、1本買うごとに付いている黒胡椒の燻製と合わせる。

talisker-online.jp

 

ペッパーミルで挽いたものをハイボールにかけるのがオフィシャルなスパイシーハイボールだが、

僕が発見したオススメの方法は、

一粒つまんで口に放り込み、

奥歯で噛んですり潰し、

ペッパーの香りと辛味を感じる。

それからタリスカーハイボールを飲む。

辛味が和らぎ、黒胡椒とタリスカーの香りが和合する。

爆発的に広がる。

やみつきになる味。

 

それを体験してもらった。

伝えるべき相手に伝えるべきアイデアウイスキーを通して伝える。

それが僕が得意とすることである。

 

そのようなステージを提供してくれたTEDxKyotoに感謝したい。

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これからもいろんなことにダイブして行こう!

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肉に合うハイボール

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肉に合うハイボールと言われたら、迷わずタリスカーをオススメする。

 

しかもスパイシー感が強いタリスカーストームが良い。

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今ならスパイシーハイボールキャンペーンで燻製した黒胡椒がおまけで付いている。

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黒胡椒を一粒、口に入れ、奥歯で噛み砕く。

その後すぐにタリスカーハイボールを飲む。

 

黒胡椒の香りとタリスカーの潮香が組み合わさりピリッとした辛味がアクセントとなる。

 

その後で肉を食べる。

 

最高。

肉も美味い。

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肉の脂をタリスカースパイシーハイボールが洗い流してくれる。

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嵐のように。