学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

TadoFesで楽しんだ2日間の思い出。

最近はまっているDabelという音声チャットアプリでフェスに参加した。 TadoFes note.com 私は初日にスナック幸子をオープン。 note.com 来ていただいたお客さんの思い出の飲み物を聴く。 dabel.app 水、炭酸水、日本のワイン、 ただの炭酸水(天然水使用) …

7日間ブックカバーチャレンジ文庫編3日目「ふくわらい」

西加奈子「ふくわらい」 第1回河合隼雄物語賞 受賞作 選考委員のひとり、上橋菜穂子はこのように選評した。 「物語としてしか命を持ちえない作品」 物語が命をもつ、というのは、 これしかない、と思い込んでいた世界の姿が、その物語を読むことで、ぱっと吹…

三社参りランから種田山頭火の足跡を辿る

昨日に引き続き二社目は護国神社から。 防府天満宮の表参道を通り 神社は山の麓にあることが多いことを実感。 萩狛犬 神社に置いてあるものは何かしら所縁がある。 毎年お馴染みの木彫りの干支 本殿は行列なので横の酒垂神社へお参り。 今年も美味しいお酒を…

月とうつわとウイスキー〜過去・現在・未来を語る十五夜〜

能を大成した世阿弥が残した言葉に「離見の見」というものがある。 これは、目は前を見て、心は後ろに置くということで「客観的に自分を見ることが大事だ」という意味であり、見所(観客席)から見る自分の姿を常に意識し、見所同心、客席と一体となるように…

「羊と鋼の森」の目指すもの。

久しぶりにどっぷり浸かる読書だった。 2時間くらいであっという間に読み終わってしまった。 羊と鋼の森 情景が浮かぶ文章。 森の匂いがする文章。 明るく静かに澄んで懐かしい文体、 少しは甘えているようでありながら、 きびしく深いものを湛えている文体…

満員電車が辛くなったら一番前に乗るといい

満員電車は辛い。 朝早く起きて、たくさんの人と同じ行動をする。 たくさんの人は僕のことをよく知らないし、僕はたくさんの人のことを知らない。 なのに家族よりも密着して過ごさなくちゃいけない。 満員電車は辛い。 最近、満員電車のときは一番前に乗るよ…

自分の感受性くらい自分で守ればかものよ

「かがやく日本語の悪態」川崎洋 無限の表現力。悪態で日本語が息を吹きかえす。落語、遊里、歌舞伎、映画、文学、方言、キャンパス用語から詩人が選りすぐった、魅力あふれる悪態大全。 Amazonの解説文にあるとおり、あらゆる悪態を選りすぐった良書である…

東寺を見て、電車内での脱スマホを決意した

帰宅時の電車内、スマホで音楽を聴きながらSNSとか見てた。 周りの人も似たような感じだった。 ふと車窓の向こうを見て、ハッとした。 思わず出来損ないの短歌が浮かんでしまったほどに。 スマホの操作 やめて見上げた 夕暮れを 五重塔が 切り取っている せ…

好きな五感

好きな色は 夕暮れに浮かぶいわし雲 好きな音は うららかな春のホーホケキョ 好きな匂いは にわか雨のあとのアスファルト 好きな味は 生牡蠣にカボスを一滴 好きな感触は 愛する人のつややかな肌 あなたの好きな五感は何ですか?