僕は趣味で絵を描くので、
アートを鑑賞するのも好きだ。
なんでこの絵を描いたのだろう?
どうやって描いたのだろう?
ということが気になる。
ダスティン・イェリンは箱から始めた。
彼はいろいろな箱を作っている。
その中にいろいろなものを詰め込んでいる。
それぞれのつながりは作者が意図するものと、見るものが感じるものが交錯する。
つながりが広がっている。
彼の作品の『The Triptych(三連祭壇画)』は
ヒエロニムス・ボスの『快楽の園』に触発されている。
本物は見たことがないけれど、
図書館で本を借りてボスの絵の詳細を知った。
この絵は1480年頃に描かれたそうだ。
レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロなどと同年代となる。
人間はアホっぽく描かれてて、
動物や悪魔(動物をモチーフにしたものが多い)はかわいい。
右翼パネルの地獄にいる「木男」は
ベルセルク34巻にも描かれてた。
ボスの作品は
約400年後のシュルレアリスムにも影響を与えているといわれる。
僕の好きなダリもその系譜だ。
おそらくボスの頭の中にあったものが、
多くの芸術家だけでなく僕を含めた一般人に影響を及ぼしている。
芸術家とは
つながりをつくり、深め、広める人
だと思う。