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学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

昼下がり二段ベッドの上で息子と毛布にくるまってミノムシを想う

ヨメとささいなことでケンカして
ふて寝しようと子供部屋の二段ベッドに向かった。
 
下の段の敷布団が干されており、掛け布団は上の段に下の段の分も積まれていた。
ムカつきながら、上の段に積まれた掛け布団のうち、下の段の分を引っ掴み、乱暴に下の段に引きずり下ろし、上の段で毛布にくるまって寝ていた。
しばらく気分が収まらず寝付けなかったが、気づいたら1時間ほど寝ていたようだ。
 
居間の方から下の子のわめき声が聞こえる。どうやらワガママを行ってヨメに怒られているらしい。いつものことだ。やがて泣き出した。いつものことだ。ヨメは無視している。そうとう頭にきているらしい。僕は起きて息子を慰めようかと思ったけど、面倒くさいので寝たふりをしていた。
 
しばらくすると泣き声が止み、息子が僕のいる子供部屋にやって来た。どうやらベッドで寝たいらしい。「おやすみー」とヨメ。「寝んしな!」と悪態をつく息子。いつものことだ。ヨメはサッサと部屋を出て家事に忙しいらしい。下の段から「うーん。寒いー」とうなり声。多分、うまく布団に潜り込めないのだろう。だって敷布団はないし掛け布団は僕が乱暴に引きずり下ろしたままだからだ。面倒くさいのでほったらかしていた。しかしヨメが助けに来る様子はない。
 
仕方なく、上の段から覗いてみると、息子はグチャグチャの布団の上で必死になって布団にくるまろうとしていた。かわいい。「おいで」と手招きしたら登ってきた。僕が暖めた毛布の中に招き入れた。
 
あれだけ煩かった息子は数分も経たないうちに寝息を立て出した。やはり寝ている姿が一番かわいい。
 
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毛布にくるまった息子を抱きながら、ミノムシのことを思い出した。中国からやって来た寄生蠅によって体を食い破られたミノムシのことを。
 
僕の息子はここにいます。