にわか宝塚ファンです。
めっちゃ人気の公演のようで
昨日の10時から一般発売だったのですが、全然回線がつながらなくて、結局1枚しか予約できませんでした。土日はすでに完売。娘と行こうと思ってたけど残念。
今度から宝塚友の会に入ろうかな。
なんで宝塚版「るろうに剣心」を観に行きたいかというと、
剣心役で雪組トップスターの早霧せいなさんのファンだからです。
彼女との出会いは16年前に遡ります。
僕のじいちゃんの葬式のとき、
お母さんと仲良く話してるおばちゃんがいました。
挨拶すると、かわいい笑顔で答えてくれました。
「この人は千北さんと言って、お母さんの従姉妹なんよ」
へー、そうなんやと思ってると、
「千北さんとこの娘さんは二人いて、お姉ちゃんは今度、宝塚音楽学校に入学するんやって」
とお母さんは言って、二人の女の子を指差しました。
その頃の僕は宝塚歌劇団という存在は知ってたけど、その前に入学する音楽学校のことなんて知りませんでした。
でも、僕が目にしたその女の人は、すでに誰よりも男らしく、芸能人オーラを放っていました。こんな人が宝塚に入るんやな。と感心するだけでした。
それからしばらく経ち、大学生だった僕は社会人になり、京都へ移住していました。
宝塚は兵庫県にあるので電車で1時間くらいで行けます。
関西の情報誌や新聞には宝塚の情報がたまに載ります。
ある日、会社の昼休みにスポーツ新聞を読んでいると、
「早霧せいな」という宝塚スターが紹介されてました。
プロフィールを見ると、
おや?と思い、親に電話しました。
「じいちゃんの葬式の時、お母さんの従姉妹の娘で宝塚に入った人おったやん、あの人の芸名って早霧せいな?」
「そうよ」
それ以来、「早霧せいな」が掲載された雑誌やポスターを見るとチェックするようになり、彼女が宙組から雪組へ組替えしたことや、普段は男役だけど「Shall we ダンス?」で女役も演じて好評を博していたことを知っていきました。
そして2014年9月に雪組トップスターになったとネットの記事で知り、
2015年1月には宝塚大劇場で『ルパン三世~王妃の首飾りを狙え!~/ファンシー・ガイ!』トップお披露目公演があるとのこと。
早速、チケットを購入し、初めて宝塚の舞台を観に行きました。
すごい良かった。
でも、ずっと成長を見守っていたので、自分の子供の学芸会を見るような感覚でした。
もちろん演技は桁違いにすごかったけど。
宝塚大劇場では各組みが持ち回りで公演をするらしい。
雪組の次回は夏。
「星逢一夜」
雪組は昔から日本舞踊や所作の美しさを評価されていたスターを輩出しているらしく「日本物の雪組」と呼ばれ、日本物の芝居が多いらしい。
この時は娘を誘って行きました。
夏なのでゆるーい格好。劇場内の大階段には似合わない。
娘はピアノを習ってることもあり、歌やダンスに感動してました。
そして「るろうに剣心」
雪組トップスター 早霧せいな(緋村 剣心役)
多くの人を笑顔にする使命のもとで生きている剣心は、自分の宝塚人生と重なる
「和月先生が描かれ様々な分野で大ヒットを記録している“るろうに剣心”を、今の雪組で上演できることに運命や奇跡を感じます。このご縁を大切にしたいです。嫌う人はいないくらいに愛されている剣心というキャラクターを演じるプレッシャーはありますが、私自身も剣心に惚れています。彼は人斬りという過去を持ちながらも、明るい未来のため、より多くの人を笑顔にするという使命のもとで生きていると感じています。今の私の宝塚人生と重なるものがあり、自分自身を剣心に投影しながら役を生き、演じ、皆様に愛されたいと思います。日本物には多く出演していますが、このように派手な“剣心色”と言える着物は初めてです。(頬の)傷もそうですが、今日は自ずと自分の内側から熱いものがこみ上げてきました。作品がさらに大きく育つよう、心を込めて演じたいです」
制作発表会レポート | 雪組公演 『るろうに剣心』 | 宝塚歌劇公式ホームページより
前2回の公演を観ても思ったけど、早霧せいなさんはトップスターというプレッシャーを感じながらも、常に成長し、周りを引っ張っていく姿勢を感じます。
そんなプロフェッショナルな再従姉妹(はとこ)を持てて嬉しいです。
みなさんも早霧せいなをご贔屓によろしくお願いします<(_ _)>
本人とは話したことないのでサインとか期待されても難しいですけど。。