学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

「ああそれ知ってる」って言っちゃう人は何も学べない

あなたが例えば”コーチング”の勉強をしているとします。

 

「僕、コーチングのセミナーに通ってるんです」

会社の先輩のAさんに話しました。

Aさんは、

コーチングああそれ知ってる。こないだ会社の研修で受けたよ。事前に本も何冊か読んだけど、要は他人の話をよく聞いてあげるってことでしょ。研修で習ったことを職場でやろうとしたけど、会議とかそんな雰囲気じゃないしね。使えないよねー」

そう言われて、その後は別の話題になりました。

 

 

「僕、コーチングのセミナーに通ってるんです」

別の先輩のBさんにも話してみました。

コーチング?へー何それ?どんなことするの?興味あるなぁ。どこでやってるの?受講料はいくらぐらい?」

とメモを取り出して聞いてくれます。

 

AさんとBさん、

あなたはどちらに好感がもてますか?

どちらがコーチングへの学びの意欲が高いですか?

 

 

ああそれ知ってる

 

それを言ってしまった時点で、その事柄に対し探求する意思がなくなるんじゃないでしょうか。

 

たとえその事柄を知っていたとしても、他人から聞く知識や気づきは新たな学びにつながるかもしれません。

 

Bさんのように「へー何それ?」と好奇心を持って聞いてみたらいかがでしょうか?