以前、アロマ蜜蝋クリーム講座に行った。
その時のレシピをもとに僕の好きなアロマの「ひのき」を使ってハンドクリームを作ってみた。
蜜蝋は生活の木の未精製
キャリアオイルも生活の木のオーガニックホホバオイル
ひのき精油は十津川マラソンの時に買った吉野産
ちなみに生活の木のヒノキ精油と比較すると、α-ピネン以外の成分が多く、僕の好みの香りだ。
《吉野産》
原産国:日本(吉野)
抽出部位:木部
抽出方法:減圧温熱循環式(水蒸気蒸留法)
α-ピネン;49.94%
β-ピネン;4.11%
ミルセン;3.21%
D-リモネン;2.94%
p-シメン;0.57%
《生活の木》
抽出部位:木部
抽出方法:水蒸気蒸留法
成分:
α-ピネン;49.44%
リモネン;1.54%
ミルセン;1.17%
β-ピネン;0.89%
p-シメン;0.28%
酢酸イソボルニル;0.13%
となっている。
同じ吉野産で同じ水蒸気蒸留法を用いても香り成分の構成が微妙に異なるのが面白い。
おそらく、ウイスキーと同じで蒸留釜の形状やサイズ、蒸留温度や時間などで抽出できる量が異なるのだろう。
今回は蜜蝋を未精製のもので作ったので手につけると若干ゴム臭さが加わるが、それも慣れればクセになる匂いである。
ひのきに含まれるピネンは、人の生理に大きく影響することが知られている。ストレスを感じると出る精神性の発汗が少なく、精神も安定することが知られている。
また、同じく含まれるリモネンは主に柑橘系の外皮に多く含まれており、防腐効果等が知られている。
これらの物質が僕の皮膚の常在菌にどのような影響を与えるかは不明である。今後使ってみて反応をみてみよう。