サードウェーブコーヒー
コーヒーの第三の波です。
第一の波は、19世紀から日本の高度経済成長くらいまで続く、
大量生産、大量消費の時代。
第二の波は、スタバで代表されるようなロゴ付きカップを持ち、
雰囲気のよい席でオシャレに飲むスタイル。
そして第三の波は、さらに豆にこだわり、
スペシャルティコーヒーと呼ばれる、コーヒー豆の栽培から焙煎、抽出までこだわったスタイルのこと。
最近、京都でサーカスコーヒーやコラソンでコーヒー談義をしてるのだけど、
サードウェーブコーヒーが日本で流行らない理由というのを聞いた。
サードウェーブコーヒーは浅煎りのところが多い。
だから、酸味が効いててフルーティーな香りがする。
要するにコーヒーっぽくない味なのだ。
高い金を出して、見た目はコーヒーだけど、味はコーヒーというより紅茶に近い飲み物が提供される。
最初は物珍しくて人気がでる。
それまでコーヒーを敬遠していた人も飲みにくる。
でも、深煎りのコーヒーが好きな人にとっては苦手な味だし、
酸味やフルーティーさを求めるなら紅茶のほうが安かったりする。
だから、東京とかでサードウェーブコーヒーとして売り出したカフェは次第に人気がなくなってるらしい。
結局のところ、美味しいコーヒーが飲めるところは限られてくる。
流行りに乗っただけではダメ。
コーヒーの本質にどれだけ迫れているか。
そういうところは生き延びているし、人気が出てくるんだろう。
今日は、コワーキングスペースの人に丸山珈琲を教えてもらった。
丸山は、コーヒー生産国で毎年開催される国際品評会に世界で最も多く参加している国際審査員であり、丸山珈琲のバイヤーとして、年間150日近くを海外で過ごしています。
この店のこだわりも凄いなー。
あ、明日は「おいしいコーヒーの淹れ方研究会」やります。