学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

乳酸菌と呼ばれたものが腸内細菌に及ぼす影響

こんな記事を読んで、徒然なるままに考えた。

乳酸菌飲料(殺菌)」って意味あるの? 実は死んでも効果…ヤクルト・カルピス・明治の主張を比べてみた
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160325-00000007-withnews-sci&p=1

生きた乳酸菌にこだわるヤクルトによると、
「生きて腸に到達することで、『乳酸菌 シロタ株』は乳酸を、『ビフィズス菌BY株』は乳酸と酢酸をつくります。その乳酸や酢酸が、腸の運動を高めて便性を改善し、悪い菌の増殖を防ぎます。悪い菌が抑えられることで、腸の中の有害物質が減り、腸内腐敗を防止できます。これらの働きは生きた菌であるからこそ得られるものです」

ふむふむ。生きて腸に届くからこそ役に立つのだという主張だ。これまで僕が信じていたことだ。

お次に、殺菌しているカルピスによると、
「カルピスは、できたてのおいしさを保つために、最後に加熱殺菌をし、密封しています。乳酸菌自体は殺菌されておりますが、発酵によって体によい成分が作られたり、また牛乳の成分がより消化吸収しやすくなっていたりするという特性があります」
なぜ殺菌するのかを聞いたところ、「できたてのおいしさを保つことに加えて、生菌の場合はチルド配送になりますが、殺菌することで常温での流通が可能になるためです」

とある。殺菌しても体にいいし、流通コストも抑えられるんだぜ!って主張だ。
まぁ安く健康になるんなら乳酸菌は生きてなくてもいいか。

最後に、ブルガリアヨーグルトで有名な明治によると、乳酸菌は0℃以下で不活性化、50℃以上で死滅します。
「それぞれの菌の特性にもよりますが、菌の生き死にに関しては、あまり重要視していません。それよりも、体内に入った乳酸菌は、体を通過することで作用を発揮し、数日で消化されてしまうので、継続して食べていただくことが大事です」

とのこと。

いずれも文面だけでは信ぴょう性が不足しているので、追加の調査が必要だけど、面倒くさいのでやめた。

こないだテレビで、言ってたけど、
京都の漬物「すぐき」にはラブレー菌という乳酸菌が豊富にあり、酸に強いので腸まで生きて届くらしい。

まぁ、腸に生きて届こうが、死んで届こうが、腸が元気になって良い便が出せれば、それで良いのだ。

腸の中で腐敗が進むか、発酵が進むかは、その人の腸内細菌によって変わるはずだから、自分の腸に合った食事をすれば良いのだ。

僕は最近、飲み会が続いて、腸が疲弊しているのを感じている。

今日は酒を絶とう。

そして腸内の乳酸菌を活性化させよう。