学びと食、ときどきランニング

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『シラベル』第3弾は京都府庁でやったよ。協働調査の魅力を実感!

ナレッジ×DIY『シラベル』第3弾。

場所は京都府庁旧本館の一室。大正時代に建てられた、現役で使われる庁舎としては日本一古い建物。

テーブルにはかわいいデザインのオブジェ。
僕の担当するAさんは保活で困ってる。
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Aさんに調べ方を伝えるための情報を協働調査でシラベル。

まずは手掛かりとなる情報を洗い出す。
付箋とグルーピングでパスファインダーを作る。
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休憩。

京都府庁旧本館の中庭には大きな桜の木がある。
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来年、満開の季節に来てみよう。

休憩終わり。


パスファインダーを元に、関連図書、WEBを使ってシラベル。

ざっくりと役割分担して、Aさんの疑問に思ってることを解消する情報を見つけ、書き留める。

番号をつけて並べる。

メモを貼る。

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60分で結構な情報が集まった。

中京区の保育園情報は区役所の福祉事務所内にある「中京子ども支援センター」に電話すればいい。

もちろん一次情報が大事なので、園庭開放の時に見学して保育士さんに話を聞くのもいい。
町内会長に地域情報を聞いてみるのもあり。

そもそも、待機児童の定義は、児童福祉法に定める「保育に欠ける」要件をもとに各自治体が判断基準を決めている。そのため、今は無職で就職活動中のママは「保育に欠ける」要件に当てはまらず、待機児童にカウントされない。京都市は待機児童ゼロを謳っているが、この隠れ待機児童が問題になっている。

その他、他の地域の状況や、保育園以外の選択肢、情報を網羅した。

Aさんの困りごとが解決できる具体的な情報が提供できてると講評をもらった。

やっぱり、協働調査は効率的で効果的な手法だ。
一人では出てこない切り口が立ち現れるのが面白い。