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ひとり飲む京都、燻製と地ビールの和知

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燻製と地ビールの和知。

これで四度目だ。

1年に1回くらいのペースで通ってる。

最初は、利き酒倶楽部のビールの会。

当時、世界のビールが飲める店は少なかったので、感動した。

とにかく種類が豊富。

グラスもそれぞれのビールに合わせたもので注いでくれる。

フラスコや試験管のようなグラスもあって、木製の支持台と共に提供されたりと、テーマパークのように楽しめた。

2回目はカウンターで二人で、ビール中心に頼んだ。

3回目は4人でテーブル席。
若干違和感を覚えた。

そして、4回目は一人で。
ネコを巡る冒険をした後に、締めにビールで行こうと訪ねた。

直前にコーヒーハイボールを数杯飲んでたので、ビールは一杯までと決めてた。

まだ飲んだことがないハワイのIPAにしてみた。
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IPAは、苦味が強く、どんなおつまみにも合う、万能のビールだ。

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ポテトサラダにも合う。

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牡蠣の燻製カレーにも合う。


4回目の和知は安定の味だった。

19時には満席になるほど、相変わらずの人気店だった。


だが、僕にとって、残念な部分が2つあった。

一つは、酒のラインナップ。
地ビールを売りにしてるのに、年々、他の酒の比率が増えてる。
しかも、地ビールよりもリーズナブル。
これじゃあ、地ビールを飲む人はほとんどいない店になってしまう。
燻製料理は健在だが、ビール以外の酒の注文が多いようでは、もはや地ビールの店とは呼べない。燻製居酒屋だ。

そして、もう一つは、料理を置く向きだ。

今回、僕が注文した料理は、
ポテトサラダ、半熟薫玉、牡蠣のカレーの3品。
その3品いずれも、向きが逆だった。

ポテトサラダは下に敷いてるレタスが手前側だった。

燻玉は黄身がこっちを向いてなかった。

カレーもご飯とルーが逆向き(ルーが右でご飯が左だった。

料理を少しでもかじっている人であればすぐに気づく欠点である。

もしかしたら、僕にサーブしてくれたバイトの女の子特有の間違いなのかもしれない。しかし、例えそうだとしても、飲食店における基礎知識は、最初の研修期間で叩き込むべきだと思う。

いくら人気店だからって、いや人気店だからこそ、基本をおろそかにしてはいけないのではないか?

僕が、5回目に和知に行く可能性は低くなってしまった。

残念である。