学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

キョンキョンのエッセイを読んで、唐突に、大人になったと自覚する

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黄色いマンション黒い猫

キョンキョンこと小泉今日子さんのエッセイ。

主に、子供の頃のことを回想して書いてる。

もちろんアイドル時代も含まれる。


昭和を懐かしめる内容だ。


今日、読んだエッセイは、キョンキョンが原宿の喫茶店で一人で本を読みながらレモンティーを飲んでたら、向かいの席の、大学生のお姉さんが一枚のメモをそっと置いていった。
キョンキョンを気遣う内容だった。


「大学生のお姉さん」ということは、キョンキョンは高校生くらいだったのだろう。アイドルとしてデビューして間もない頃だったのだろう。


「大学生のお姉さん」

確かに、高校生にとっては、お姉さんだ。


僕は、TEDXKyotoのスタッフをやったり、京大の超交流会に潜入したりしてるので、結構、大学生の友達が多い。大学生の女の子の友達もいる。

友達の大学生の女の子は、みんなしっかりしてて、僕が大学生の頃より遥かに大人だ。

しかし、39歳の僕からしてみれば、半分くらいの年齢で、つまり、人生経験も半分くらいしかない。

どうしても、幼い、拙い部分が見えてしまう。
若いなー。と思ってしまうことも多い。


僕は、精神年齢的には幼いと自覚しているけれども、それでも子供を三人つくり育てている。社会人経験も10年以上ある。大した実績はないけれど、ビジネスの知識も増えた。


キョンキョンのエッセイで「大学生のお姉さん」の文章を読んで、

唐突に、僕は

「大学生のお姉さん」

より、

ずっと、ずっと、

「大人」だ!

と、思ってしまった。


そして、嬉しくも悲しくもない感情が湧き上がった。


大学生の頃に戻ることはできないけれど、

大学生の頃より濃密な時間を過ごしている。

それが良いか悪いかは別として。


今日という1日を、大切に過ごそう。