明後日、6月24日は娘の13歳の誕生日である。
カステラさん絵本も6作目になる。
ストーリーはできた。
カステラさん「せんべいジイさんのお店の前に置いてる猫の置物は何?」
せんべいジイさん「これはね、招き猫だよ。招き猫はね、」
せんべいジイさんは招き猫の由来を語り出した。
豪徳寺がまだ小庵であったころ、庵主の僧が一匹の猫を飼っていた。
あるとき庵主が猫をなでながら、独り言に、精のあるものならば、育ててもらった恩に報いても良いのにといった。
それを聞き、猫は門前でうなだれていた。
そのうち、激しい雷雨になった。
そこへ、立派な狩装束の武士が、ニ、三の共の者を連れて通りかかった。
すると猫が、前足をあげて武士を招いた。
不思議に思った武士が、猫について行くと、庵がある。
そこで雨宿りをしながら、武士は庵主の法談を聞いた。
老僧の高徳・博識と猫の霊妙なふるまいに感じた武士は、その庵を菩提寺に定めた。
その武士は、近江(現在の滋賀県)の彦根藩主、井伊家の第二代当主、井伊直孝であった。
カステラさん「ひこにゃん!」
おしまい。
あとは描くだけ。