学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

猫とウイスキーの関係

猫とウイスキーと聞けばウイスキー好きなら真っ先に思い浮かぶ猫がいる。

 

タウザー

 

ギネスブックに登録され、銅像にもなった猫である。

 

どんなギネス記録かというと、ネズミを捕まえた数が世界一なのだ。

 

その数は28,899匹。

 

これを約24年間で達成した。

 

実際に数えたのはグレンタレット蒸留所のスタッフだ。

 

タウザーはネズミを捕まえると必ず蒸留所のスタッフに見せていた。

 

それをスタッフが記録していたのだ。

 

そもそもウイスキーの蒸留所には原料となる大麦が大量に保管されており、その大麦を食べるネズミを駆除するために猫が飼われていた。

 

ウイスキーの蒸留所で飼われる猫はウイスキーキャットと呼ばれる。

 

タウザーは世界一ネズミを捕まえたウイスキーキャットなのだ。

 

しかも、タウザーはエリザベス女王と同じ誕生日で、女王から「同じ誕生日おめでとう」とバースデーカードをもらったこともあるのだ。

 

ちなみにグレンタレットはスコットランドで一番人気のブレンデッドウイスキーであるフェイマスグラウスが作られる蒸留所でもある。

 

タウザー像を拝みに訪れたいものだ。