正月のテレビもたいして面白くなく、
だらだらと正月を過ごしていた。
久しぶりにGYAOを見ようと思って、ドラマの欄みたら、
「山田貴之の東京北区赤羽」があった。
「ウヒョッ!東京北区赤羽」を読んだ山田孝之が感動して、赤羽に住んでみたいというところから企画が始まる。
この漫画を描いた清野とおるさんに赤羽を、赤羽に住む変な人たちを紹介してもらいながら、山田孝之が自分を取り戻すというドキュメンタリー・フィクションだ。
■内容・ストーリー【第8話 山田孝之、綾野剛と語る。】山田は俳優仲間で親友の綾野剛を赤羽に呼び出し、久しぶりの再会を果たす。綾野にどうしても見せたいものがあるという山田は、漫画『ウヒョッ!東京都北区赤羽』に登場する赤羽のとあるビルの窓際に立つ「マネキンのRyoちゃん」に会いに行こうと誘う。そのあと2人は、山田が暮らす赤羽のアパートを訪れ、酒を酌み交わしながら熱く語り合う。山田はこれまでの経緯や今の自分の心境を少しずつ話し始める。 [期間限定無料配信] 《『山田孝之のカンヌ映画祭』は1月6日(金)より毎週金曜 深夜0時52分~テレビ東京にて放送!》
前半は「マネキンのRyoちゃん」に綾野剛と二人で会いに行く。
「あいつ大丈夫?赤羽きて頭おかしくなったんじゃない?」
山田孝之が変なテンションで、Ryoちゃんに代わってビルの窓際に立つことに。
それを外から見て欲しいと綾野剛に頼む。
ビルの窓際に立つ山田孝之。
それを外から眺める綾野剛。
「あいつ今すげー楽しいと思いますよ」
そしてなぜか綾野剛も窓際でマネキン立ちをすることに。
「いやーなんかちょっと立ってみたいっすね」
すげーシュール。
日本を代表する俳優が、
赤羽のビルの窓際でマネキン立ちする。
すげーシュール。
後半は山田孝之の住む赤羽のアパートで二人で飲みながら語る。
「良くも悪くも他人ごとじゃないからさ」
「孝之」と呼ぶ綾野剛。
「剛」と呼ぶ山田孝之。
「自分じゃない誰かを介して、生きる才能を得てる」
「赤羽住めよ。お前も」
煙草を吸いながら、
ヒゲを触りながら、
話す二人。
作られたものかもしれないけど、
ドキュメンタリーに見せかけたお芝居かもしれないけど、
二人がとても身近に感じれるいい回だった。
「いいじゃん、お前開いてるじゃん」
綾野剛は優しい。