子供の嘘なんて簡単に見抜けるよ。
そう思う人は多いだろう。
Can you really tell if a kid's is lying?
カン・リーは20年に渡り、いかにして 子どもたちが 嘘をつくことを学ぶか 研究してきた。
子どもは2歳で30%、3歳で50%、4歳以降は80%以上、嘘をつく。
嘘をつくことは読心術と自制力が発達した証。
あらゆる立場の 数多くの成人に、子どもの嘘を見抜けるかテストをした。
結果は、学生、ソーシャルワーカー、児童保護の弁護士、警察官、そして子どもの親、いずれも見抜けなかった。
子どもでも嘘を見抜くのは難しい。
しかし、画像解析技術を使えば、簡単に嘘を見抜けるという。
皮下にある血流の変化を見る。人が意識して変化させられないものだ。普通のビデオカメラで測ることができる。85%の正答率。
この画像解析技術を使えば、嘘発見だけでなく、いろんなことに応用できる。
例えば、教育。
授業についていけなくて不安に思ってる生徒を特定でき、後で補講することができる。
マーケティングにも使える。ウインドウショッピングをしている人がその商品を本当に欲しいのか分かる。
離れて暮らす高齢の親をカメラで観察することで健康度が分かる。
テレビの映像を使えば 政治家の 心拍数や 気分やストレスを 見抜けるようになる。
この技術を使えばトランプは大統領になれなかったかもしれない。