僕は福岡県民である。
北九州市小倉で生まれ、大学時代は福岡市内に在住していた。
福岡に住めば最寄りのラーメン屋には当然の如く通う。
ここでいうラーメンとは、もちろん豚骨ラーメンである。
ちょっと豪勢にいきたければ一風堂。
そんな一風堂は、いま僕が住む京都にもある。
http://www.ippudo.com/store/nishikikoji/
一風堂もジャンルとしては豚骨ラーメンである。
豚骨ラーメンを前にした時の福岡県民の立ち回りを教えよう。
あくまでスタンダードなものであるが。
夜ならば、当然飲む。
もちろん生ビールではなく、瓶ビール。
一口餃子は当然のように頼む。
あっさりいきたければ白丸。
そして無料のもやしと高菜もアテにする。
つまり、こうなる。
ビールを飲みながら餃子をつまむ。
ラーメンは伸びないうちにすする。
ラーメンの最初の一杯は前菜である。
スープは飲まない。
サッと食べる。
チャーシューは一枚残す。
キクラゲも半分残す。
すべては替え玉のために。
麺が3分の1くらいになったら替え玉を注文しておく。
麺が無くなったと同時に替え玉が来る。
即座に投入。スープと絡める。
もやし、高菜を大量に投入。紅ショウガは適量。あまり入れすぎると紅ショウガ味のラーメンになってしまうので。
すりゴマとコショウと追加ラーメンダシで味変する。
結果、こうなる。
味変して、残しておいたチャーシューとキクラゲと共にラーメンを楽しむ。
福岡県民にとっては、一杯目は前菜で、味変した替え玉がメインディッシュなのだ。