僕が尊敬するメンターの一人である榎本英剛(ヒデさん)さんは、2005年〜2008年にかけてスコットランドのフィンドホーンというエコビレッジに移住していた。
フィンドホーンってこんなところ。
「フィンドホーン」は1998年に国連からNGO認可された生活共同体(コミュニティ)です。このコミュ二ティの特色はなんといっても「スピリチュアリティ」がその共同体の根幹にあること。世界中にスピリチュアルなエコビレッジは数多くあるようですが「フィンドホーン」はその歴史からいっても、規模からいっても「世界で最も有名なスピリチュアルなエコビレッジ」といっても過言ではないでしょう。そこにいくと”人生が変わってしまう”そんな経験をする人がたくさんいるようです。
まぁ自然が豊かなド田舎である。
そんなフィンドホーンの近くには「スペイサイド」というスコッチウイスキーの一大生産地がある。
東京都と同じ面積の中に、54の蒸溜所があるスペイサイドはまさにスコッチ造りの中心地です。
シングルモルトとしては世界でもトップの売上をほこるブランドを輩出し、多くのブレンデッドウイスキーの原酒としても活用されているスペイサイド。
その中で、フィンドホーンに近く、日本でもお手ごろ価格で入手しやすいものとしてはグレンエルギン12年が良いだろう。
モルトウィスキー・コンパニオンによれば、グレンエルギンはホワイト・ホースの重要な原酒である。
将来、蒸溜所がシングルモルト市場でさらに活躍することが望まれる。エルギンにはゴードン&マクファイルのウイスキーショップがあり、さらに13世紀の大聖堂の廃墟もあるので、訪れる価値があるだろう。
その特徴として、モルトウイスキー・コンパニオンの著者 マイケル・ジャクソン(キングオブポップじゃないほう)によれば、『蜂蜜とタンジェリン・オレンジ。気付け薬、あるいは食後酒として』とある。
そうすると、合わせるチョコレートとしては、これが良いだろう。
可憐に香るチョコレートとヘザーハニーのウイスキーの組み合わせはどのように受け入れられるだろうか?