僕はバーに行くのが好きである。
バーはいい。
仕事と家庭に疲れた身体を癒してくれる。
そんなバーにいるのがバーテンダーさん。
バーテンと呼んではいけない。
日本では、主にシェイカー等でカクテルの調合をする人物を指す場合が多い。また、多くの辞書に載っているように"バーテン"と略されることがあるが、これは"バー"と"フーテン"を組み合わせた差別的な意味を強く含んだ造語であると言われている。"フーテン"は定職を持たないぶらぶらした人という差別用語でもあり、当時は多くの知識や技術も不要で、給料ではなくチップによって稼ぎを得るイメージや、働く店を転々と変えるようなバーテンダーも多かったために、"バーテン"と呼ばれるようになったと言われる。このため、"バーテン"と呼ばれることを快く思わない人もいる。
確かに「バーテンダーとは」で検索するとGoogleがこのように表示している。
漫画バーテンダーにおいてもバーテンと呼ぶべきではないと描かれている。
そもそもバーとは「宿り木」という意味があり、バーカウンターを宿り木に見立て、そこに集う人を癒す役割をしている。
そしてテンダーは「世話人」
だからバーテンと呼ばずにバーテンダーとちゃんと言おう。
ここで、さらにバーテンダーとベテランバーテンダー、マスターの違いについて説明する。
銀座のバーにいくと大体この3種の人たちがいる。
見習い。洗い物やオーダー取りを主にやる人。白シャツのみか黒ベストに蝶ネクタイが多い。黒髪でオールバック。バッジなし。
ベテランバーテンダー:
3年目以上くらい。たいていのカクテルをつくる。黒ベストにネクタイ。髪型は七三が多い。ソムリエやウイスキーエキスパートなどのバッジをベストに付けている。
マスター:
その店の全てを取り仕切る人。看板メニューを主につくる。ジャケット(特に白)を着用することが多い。髪型は自由(グレイヘアーが素敵なことが多い)。バッジをたくさん付けている。
マスターは常連さんの相手をすることが多いので、話したい場合は暇な時を狙って行くほうがいい。