今谷鉄柱さんが漫画構成ということで買ったまんが 超訳「論語と算盤」
2021年の大河ドラマの主人公で2024年の新一万円札の肖像ということで渋沢栄一に注目が集まっている。
渋沢栄一のことはWikipediaに掲載されていることくらいしか知らなかったけど、
この漫画を読んですっと入った。1時間くらいで読めた。面白かった。
とくに気に入ったフレーズは、第5章「ワクワクすること」の強さに書かれている。
単に「理解」するより「大好き」が強い。
そして「大好き」より「楽しい!」が強いんです。
これは「論語と算盤」の中に引用された孔子の言葉をもとにしている。
理解することは、愛好することの深さに及ばない
愛好することは、楽しむ境地の深さに及ばない
これは僕のウイスキーにも通じる。
ウイスキーエキスパートという資格を取って、ウイスキーについての知識がついた。
ウイスキーのことを深く知り、ウイスキーがもっと好きになった。
ウイスキーが好きすぎて、ウイスキーを美味しく飲む楽しさを自分だけでなく他の人にも分かち合うようになった。
だから僕のハイボールは世界一美味しいのだ。
漫画は10章で構成され、その後に渋澤健による解説がある。渋澤健は渋沢栄一の玄孫である。解説を読むとさらに理解が進む。
監修の守屋淳氏 が現代語訳した「論語と算盤」も読んでみたいと思った。