年始はブラタモリなど面白いTV番組が多いので流し見してます。
今日はBS1の「シリーズ医療革命」が面白かった。
アレルギー治療は大転換の時期にあるらしい。
アメリカはアレルギー大国で、ピーナッツや小麦粉、牛乳など様々な食品アレルギーを持つ人がめちゃいるそうな。
そんなアメリカでアレルギーにならない人たちがいる。
それはアーミッシュ。
アーミッシュがアレルギーにならない理由は、家畜を飼っているから。
家畜の持つ様々な細菌を小さい頃から吸っている。
そうすると、Tレグという免疫細胞が増える。
このTレグがアレルギーを抑えるというのだ。
妊娠中に母親がピーナッツを食べてるとピーナッツアレルギーになりにくいし、
3歳までにちょっとずつピーナッツを食べてると、食べてない子供よりアレルギーになりにくいという結果も出ている。ピーナッツを食べることでTレグ細胞が増えるからだ。
花粉症も同じ原理で治療ができるとのこと。
つまり花粉を食べれば良いのだ。
というのはちょっと現実的でないので、
こんなものが開発されている。
つまり、花粉のタンパク質のうち、アレルギーに依存しない部分を米に移植し、その米を食べることで花粉由来タンパク質のTレグ細胞を増やすという臨床試験が始まっている。実際に効果も出ているらしい。
花粉症を治すには花粉症緩和米を食べろってこと。