星野源。
コウノドリで四宮先生を熱演してました。
ドラマはリアルな妊娠・出産の現状を捉えており、三児の母である妻は毎回楽しみに観てました。
見逃した人はDVDを観るべし!
原作の漫画も面白いです。12巻まで出てます。
そんな星野源さんはミュージシャンでもあります。
先日、アルバムを出しました。
紅白で歌った「SUN」をはじめとして14曲が収録されてます。
その中で、一番気に入っているのが「地獄でなぜ悪い」
星野 源 - 地獄でなぜ悪い 【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】
この曲は映画「地獄でなぜ悪い」の主題歌です。
星野源さんは「巻き込まれた男」役で出演しています。
二階堂ふみ演じるヤクザの娘に恋する青年で、映画監督に仕立て上げられ、最後はすごいことになります。
映画もこないだDVD借りて観ましたがめちゃめちゃ面白いです。
究極の娯楽映画。俳優の魅力を存分にひきだしてます。監督も撮ってて楽しかっただろうなーと思える内容です。トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で観客賞を受賞してます。キルビルのような感じでタランティーノ映画好きならハマります。
映画の収録後の2012年12月、星野源さんはくも膜下出血で活動を休止、2013年2月に一旦復帰しますが同年6月に再手術のため入院し、9月に退院・完治しました。
主題歌の「地獄でなぜ悪い」は再手術までの数ヶ月の間に収録されたようです。
歌詞には闘病時の苦悩が表現されています。
病室 夜が心をそろそろ蝕む
唸る隣の部屋が 開始の合図だ
いつも夢の中で 痛みから逃げてる
あの娘の裸とか 単純な温もりだけを
思い出す
でもそんな苦悩を「楽しい地獄」と表現することで何か救われた気持ちになれます。
嘘でなにが悪いか 目の前を染めて広がる
ただ地獄を進む者が 悲しい記憶に勝つ
作り物で悪いか 目の前を染めて広がる
動けない場所からいつか 明日を掴んで立つ
僕も闘病生活の頃に出会った曲なので、とても共感できて、何度聞いても元気がでてきます。
紅白で星野源さんの元気な姿が見れてよかった。
僕も楽しい地獄で明日を掴みたい。