学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

究極の妥協点を探すことはカキフライ定食を頼むことだ

究極の妥協点を探す

 

日々悩ましい。

 

朝はいい。たいてい家で食べるから。

 

夜もいい。たいてい家で食べるから。

飲み会の時はかなり悩むけど、主催じゃなけりゃ妥協するしかない。

 

問題は昼だ。

弁当を作ればいいが、毎日じゃ面倒臭い。

外食をせざるを得ない状況が増える。

社食は妥協しかないが、出張時は悩む。とてもとても悩む。

 

人間は何を食べて生きてきたか

宮崎駿が絶賛の、というかNHKドキュメンタリーを宮崎駿がリメイクしたDVDセットだ。

ずいぶん前に大人買いして、子供が大きくなったら一緒に見ようと置いているが、結構エグいシーンも多いのでまだ見る機会がない。僕自身も全部は見てないが、ドイツでの豚の解体は素晴らしかった。血のソーセージ。豚バラ万歳。

 

さて、昼に何を食べるか?それが問題だ。

 

僕は何を食べて生きてきたか

 

そう、問われているからである。

財布との相談も必要だ。

イタリアンはダメだ。ランチでも1000円を超す。

ラーメンはダメだ。トンコツ以外は受け付けない。博多のあっさりトンコツ。替え玉する時はスープは飲むな!

うどんか丼か定食か悩む。そばは選ばない。にしんそばは高い。京都のにしんそばは高い。滋賀の焼き鯖うどんは美味い。

ビールも飲みたい。仕事中でも飲みたい。飲んだほうが仕事ができるタイプなんだぜ。すごいだろう。

定食がいい。野菜もとれてバランスがいい。小鉢と漬物、味噌汁が魅力的だ。メインをどうする。そりゃ今の季節はカキフライだろう。看板にカキフライの文字を探す。見つける。瞬時に判断する。ここのカキフライはきっと冷凍物だろう。そうだろう。カキフライ定食800円。メニューを見る。タルタルソースもついてる。トンカツソースはテーブルに置いてある。よし、いいぞ。注文する。カキフライが6個。キャベツの千切り。レモンのくし切り。レモンをかける。全体にかける。お手拭きで手を拭く。レモンのベタベタを拭い取る。割り箸を割る。まずは味噌汁から。わかめを食べる。小鉢をつつく。煮物がうまい。さぁカキフライだ。湯気がたってる。熱そうだ。一口かじり、断面を見る。グレーの中腸腺が見える。よく火が通っている。あたる心配はないだろう。いちおう厨房も見てみる。手際がいい。古いが清潔にしてある。大丈夫だ。カキフライを食べても大丈夫だ。そこからは一気にいく。カキフライ、キャベツ、ごはん、カキフライ、小鉢、ごはん、味噌汁、ごはん、カキフライ、カキフライ、キャベツ、カキフライ、ごはん、味噌汁、漬物、ごはん、味噌汁、ああカキフライ、ああああカキフライ。

 

完食だ。

 

僕はカキフライ定食を食べて生きていく