学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

昨日の今日のダーリンを読んで、情報リテラシーについて考える。

今朝、久しぶりにほぼ日を見た。

 

毎日、11時に更新なので、昨日の「今日のダーリン」が載ってた。

こんな書き出しで始まっていた。

 

「耳年増」ということばがあります。
「経験」は少ないのに、聞きかじりの知識ばかり多い
若い女性のことを指すようです。
なんだかいまの時代の日本って、
あらゆるものごとについて、「耳年増」的になってます。
ちょっとましな言い方をすれば
「情報通」ということになるのかな、
知ってることばかり多くなっている人の群れ。
これ、他人事じゃなく、じぶんがそうなんですね‥‥。 

 

そして、札幌ラーメンを例に、実に糸井重里らしい理論を展開する。

昔食べた「札幌ラーメン」を食べることが、
むだになるという考えは、いったいどういうものなのか。 

もうすぐ読めなくなるけれど、全文を掲載するのはダサいのでやめておく。

非常に面白い理論だ。

ランキングだとか、ニュースだとか、いい情報だとか、
そういうものがファイルになっていて、
その情報群に照らし合わせながら、生きているんですね。 

 IT化が進んで、僕らは本当にたくさんの情報に接することができるようになった。

その分、無駄な情報というか、別に知らなくてもいいような情報まで、必死になって追いかけている。

僕も、1日に何度もスマホSNSを巡回してる。なんだか時間がもったいないと思いながらも、暇つぶしになるからと、目が離せない自分がいる。もう、クセになっちゃってる。画面から目を離せば素晴らしい景色や、熟慮に熟慮を重ねられた本があるというのに。人々のちょっとした思いつきや、つぶやきを見て一喜一憂している自分を俯瞰してみると、なんだかなーと思ってしまう。

 

 

有名なラーメン店の親分が、「いまのラーメンって、
ラーメンじゃなくて情報を食ってる」と言いましたが、
おもえば、じぶんがそういうなかのひとりでした、と。 

情報に振り回されるのではなくて、情報を選びとって、楽しく慎ましやかな人生を歩みたいと思った。

 

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
いつだって1等賞のくじばかり引きたがってるあたしたち。

「1等賞のくじ」とは素晴らしいメタファーだなぁ。

他人から1等賞と思われなくてもいいんじゃない?

自分が1等賞と思えるものに突き進めばいいんじゃない?