メーカーに勤務してて思うけど、
自社製品についても、他社製品・サービスについてもそうなんやけど、
汎用性があって何にでも使えますという売り文句のものは大体使えないことが多い。
靴で例えると、スニーカーでランニングシューズのようにフルマラソンは走れないし、ビーチサンダルのように水辺で楽しく遊べない。
車で例えると、カローラはトラックほど荷物は運べないし、F-1マシンほど速く走れない。
でも、ウイスキーは違う。
汎用性のあるウイスキーはシングルモルトスコッチだ。とくにラフロイグだ。ラフロイグ10年だ。
ラフロイグ10年はハイボールにしたらめちゃめちゃ美味いし、ストレートで飲んでもホワイトチョコと合わせると絶妙なハーモニー。ロックはカキフライと合う。好みに応じて水割りでもコーラ割りでもいける。
これが安価なブレンデッドウイスキーだと、ハイボールはいいがストレートは不味い。
逆に30年ものくらいの高価なウイスキーだとストレートでしか飲んじゃダメ。もったいない。味が損なわれる。