学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

【TED】マラソンで平和を築く

来月に控えた京都マラソン

 

今朝は出勤まで余裕があったので走ろうと思えば走れたのだけど、

寒さに負けて二度寝した。

 

いったいいつになったら練習するのか?

 

そんな自分を奮い立たせるために、

「TED マラソン」で検索したらでてきたトーク

 

https://www.ted.com/talks/may_el_khalil_making_peace_is_a_marathon?language=ja#t-600317

 

Making peace is a marathon.

 

内戦が続くレバノンで開催されるベイルート・マラソン

 

その創設者であるメイ・エル=カリルはもともとマラソンランナーだった。

 

しかし、バスに轢かれて病院に2年も入院し、36もの手術を受けてやっと歩けるようになった。昔のように走れないと分かった。

 

自分が走れないなら他の人が走れるようにしよう。

 

そうして、ベイルート・マラソンは生まれた。

 

彼女は大きな夢を持つ必要があった。

何か痛みを忘れさせてくれるもの、

前向きになれる目標が必要だった。

自分を哀れみたくなかったし、

哀れんで欲しくもなかった。

 

マラソン大会を企画することで

社会に恩返しができる

外の世界との架け橋を作れる

ランナーたちをレバノンに呼び

平和のもとで走らせることができる

と彼女は思った。

 

有言実行していれば信用を得ることができる。

正直な気持ちを打ち明けることで、多くの人が感動し、それぞれの話をしてくれた。

信頼が一度築かれると、みんな マラソン大会に関わり、レバノンレバノン人の本当の個性と 平和と調和への望みを見せたいと言いだした。

 

2006年から2009年まで レバノンは 不安定な情勢だった。

侵略や暗殺があり、

内戦が起こる瀬戸際だった。

国はまた分裂し、

その結果、 国民議会は解散し、

1年間 大統領も首相もいなかった。

でも 、マラソンはあった。

 

マラソンは本当に かけがえのないものになった。

レバノン人と国際社会の両方から信頼を得た。

 

 

良いことをするという習慣は人々に伝染していく。

固定概念は壊され 変革者や未来のリーダーが生まれた。

こうしたことが積み重なって 未来の平和が作られていくと信じている。

そう彼女は言った。

 

 

有言実行していれば信用を得ることができる。

When you walk the talk, people believe you.