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初めてのschooで「事業を正しい改善に向かわせる -本当に解決すべき課題を明らかにする-」を学んだ

schoo.jp

Facebookの友人がしきりにオススメするので、KAIZEN Platformの須藤さんの講義をschooで観た。

 

初めてのschoo。

 

事業を正しい改善に向かわせる -本当に解決すべき課題を明らかにする-

■授業アジェンダ

・「本当の課題」を把握するための理論解説
・「カイゼンする力」を磨くワークショップ
・今日のポイント解説
・質疑応答

 

アプリをインストールして、スマホでリアルタイム視聴をしながらメモをした。

 

須藤さんと助手の女性が二人で語る。

 

「みなさんの事業は成長していますか?」

 

この問いかけからスタート。

 

事業の現在地と目的地の確認。

 

「事業構造」と「中期的なゴール」を10分で書いてみる。

 

中期的なゴールとは2〜3年後のこと。

 

あなたは事業構造や中期的なゴールを、知らない人に伝えられますか?

 

素朴な質問は思考をゆさぶる。

思考がゆれると問題設定の質は高まる。

 

中期的なゴールは測定可能であること。

成長しているチームは事業構造をシンプルに書けている。

 

立ち止まって1回考えてみるというのが大事。

 

次に「90日マイルストン」と「真の課題とアクションプラン」を10分で書いてみる。

 

90日がミソ。確からしい達成イメージが湧く。

巨大プロジェクトも最初の90日が成否に影響を与える。

 

そのマイルストンは本当に90日で達成できますか?

 

実現可能で、最も効果的な打ち手を考える。

 

真の課題はだいたい3つに集約される。

 

1.戦略そのものを練り切れていない(ex.流されている自分をどう変えるか?)

 

2.社内のタブー(構造をどう変えるか?)

 

3.決断するための条件を明らかにできていない(材料、情報をどう集めるか?)

 

 

バイアスの存在

・組織:コミュニケーション、ケーパビリティ

・リソース:予算、人材

・競合:競合との差異化

・顧客:顧客は正しい問題を把握しているか?

 

 

なぜ難しい問題を設定してしまうのか?

変えないことにメリットがある。

難しい問題は得てして気持ちいい。

 

 

いかに簡単な問題を解くか?

リチャード・セイラー(アメリカの経済学者、2017年ノーベル経済学賞受賞)の言葉

”nudge(肘でつつく)は nag(しつこく文句を言う)より重要”

 

例;

どうしたら税金の滞納率を下げられる?

「市民の多くが期限内に税金を納めています」というメッセージ

 

 

どうすべきか?(How should we?)

どうすればできるか?(How can we?)

どうすればできそうか?(How might we?)

 

 

KAIZEN宣言;

あなたは明日から何を変えますか?

 

 

次回は12/22(金)21:00〜22:00

事業を正しい改善に向かわせる -適切な目標数値を設定する-

■授業アジェンダ

・「本当に追うべき数値」を設定するための理論解説
・「カイゼンする力」を磨くワークショップ -KPIツリー分析-
・今日のポイント解説
・質疑応答