学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

グロービス大阪校でクリティカルシンキング体験セッション(無料)を受けてきたメモ

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クリティカルシンキング体験セッション(無料)を受けてきた。

3時間でクリティカルシンキングを体験するという内容。

 

1テーブル6名くらいで6テーブル。36名くらいの参加者。

講師はグロービスファカルティ本部の堤崇士さん。

堤 崇士 Takashi Tsutsumi|クリティカル・シンキング|MBAのグロービス経営大学院

 

ウォーミングアップで後出しジャンケンでわざと負けるというのを隣の人と二人一組でやる。

「分かる」と「出来る」は違う。

クリティカルシンキングも同じ。分かると出来るは違う。

スポーツと一緒。どんどん練習しよう。

考えて、話す(出す)

積極的に発言、書く。

学びの大きさはアウトプットの量に比例する。

みんなで学ぶ。お互いに学ぶ。

「何のためにやってるの?」を常に意識する。

 

 

各テーブルで自己紹介。

仕事、最近の関心事、今回来た目的(問題意識、抱負)

 

演習①「クリティカルシンキング」のニーズは?

各テーブルでブレスト。ホワイトボードに書いてみる。

6チーム全部発表(既出は省略)→講師がまとめる

 

すぐに使えるテクニック「私の意見は3つです」

 

解説:ロジカルシンキングクリティカルシンキングの違いは?

クリティカルシンキングは自分に対して批判的に考える。自分の思い込みを外す。

心理学の要素が入っている。メンタルモデル。「それって本当なの?」

論理+心理

 

クリティカルシンキングの効果は2つ。

①問題の解決力を鍛える

②コミュニケーション力を鍛える(分かりやすく確実に伝える)

誰にでも必要な能力。OS。

マーケティング、アカウンティング、リーダーシップはアプリ。

 

 

演習②電話対応問題

5分で10〜20個のアイデアを出す。

各人がどんなアイデアが出たか発表。(まだ出ていないものをどんどん)

→講師がまとめる。チャンキング。

 

解説:本当に解決しないといけないことは?

「いかに⚪︎⚪︎するか?」を考えてチームで共有する。

人によって問いがずれていないか?

→最初の出発点を明確にしましょう。

「いかに電話の近くに座っている人が無駄に電話をとらないようにするか?」

→「問い合わせを減らすにはどうしたらよいか?」

→本質的、根本的な問題は?

「提供(商品)と受容(顧客の理解)にGAPがある」

問いをたてることが一番難しい。

なんで?

目の前のこと、今までの常識、過去の成功体験に引きずられやすい。

→「考えるべきこと」を考える。

 

イシューがずれているか?

イシューがずれていると会議がずれていく。

今日、この状況、この会議で解決すべき問い(課題)って何ですか?

 

イシュー:答えを出すべき問いを明確にする

 

(10分休憩)

 

枠組み(フレームワーク、ポイント)を考える。

 

イチローは優れた野球選手か否か?」

押さえるべきポイントは?→走攻守

 

イチローは優れたアスリートか否か?」

押さえるべきポイントは?→心技体

 

イシューをしっかり見て、そのレベル感を合わせる。

野球選手←→アスリート

 

イシューから枠組みを考える

 

イシューの抽象度を考える

 

 

演習③海外留学を認めさせるには?どんなポイントを押さえるべきか

ex.費用対効果は?目的は?思いは?

 

意思決定者のイシューに合わせる。

「海外留学を認めるべきか?」

 

相手の立場で考える。

3つか5つにまとめる。

 

役に立つのは「自分で考えること」

そのためにリアルなイメージを持つ。状況や会話のやりとり。

 

外してはいけないポイントは?

受けての関心に響くものを。直感で分かるものを。

ダイレクト感。業務に直結。

 

相手がいる時は相手のイシューを押さえて枠組みを考える(ダイレクト感)

 

 

(5分休憩)

根拠を持って主張する

演繹(1つのことから推論する)と帰納(複数の事象から考える)

実況中継は意味がない

「で?」So What?

 

演習④スタバの日本参入、ドトールどうする?

超高速店舗展開

 

上の立場になればなるほど少ない情報から解釈しないといけない。

仮説と検証を繰り返す。

自分で「で?」と問う。

 

 

明日から始められること

新聞やニュースを読んで「で?」(自分ごとにしてみる)

 

 

イシューを押さえる

枠組みを考える

受け手の関心を押さえる

事実だけを伝えるのではなく「解釈」を伝える

 

 

言語化→意味合いの抽出→具体的な行動→修羅場をくぐり抜ける