学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

「デザインの知恵」刊行記念トークイベントに参加してデザインとは何か?なんとなく分かった

デザインとは、

面を意識する

デザインは良い関係をつくること

人間と機械の関係性は3つ
1、物理的性能を人間がどう受け止めてるか?
2、人間の行為と機械の関係(安全性など)
3、知的関係(コピー機の紙のサイズ・枚数を決める。〜しやすい)

人間はみんな自分が生きる形をデザインしている

解釈と実装

デザインのカッコよさは料理の美味さに近い

多くの人が判断できるのがデザイン

社会の至らなさにどう抗うか

 

トークイベントが終わって会場で「デザインの知恵」を購入し、最初の論画(論理のスケッチ)を見ただけで心が震えた。

 

 

グラレコも素晴らしかった。あとで見返そう。

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kyoto.impacthub.net

 

多摩美術大学に情報デザイン学科を創設し、この3月末に東京藝術大学を退任されるまで数多くのデザイナーを育ててきた須永剛司先生。これまでに培った理論や、推進してきたプロジェクト実践などについて、須永先生ご自身がその真髄を語る1冊が発売となりました。

本書では、「デザインとは何か」という根本的な問いから出発し、須永先生ご自身の教育現場での実践と情報デザインの取り組みを再考察しつつ、現代のデザインの課題、人間のためのデザインのあり方を論じています。

今回のトークイベントでは、インクルーシブデザインを通じて工学と社会の接続を研究する京都大学総合博物館准教授の塩瀬隆之さんと、デザインストラテジストでNOSIGNER代表の太刀川英輔さんとともに、本書でも重要なテーマである「社会とデザインの関わり」について話を深めていきます。

いま「デザイン」は、社会のなかでどんな役割を担っているのか。
今後どのように結びつき希望の社会をつくっていくのか。
デザイン業界に携わる方や学生に必聴のイベントです。ぜひご参加下さい。

【日程】:2019年8月20日(火) 18時~20時
【会場】:Impact Hub Kyoto 2F
【参加費】: 無料 (書籍の販売コーナーopen)
【お申込み方法】:定員に達したため締切りました
【主催】:フィルムアート社 / Impact Hub Kyoto


【ゲストプロフィール】
須永剛司(すなが・たけし)

多摩美術大学立体デザイン科卒業。GKインダストリアルデザイン研究所勤務。筑波大学大学院芸術研究科修了。学術博士。98年多摩美術大学美術学部に情報デザイン学科を開設。日本の情報デザイン分野を拓き、教育活動のほか異分野連携による研究活動を展開。2013~19年京都大学特任教授。15~19年東京藝術大学美術学部デザイン科教授。2019年から公立はこだて未来大学特任教授。現在、社会とともに進めるデザインのあり方と新たな「デザインの学び」を開拓している。


塩瀬隆之(しおせ・たかゆき)

1973年生。京都大学工学部精密工学科卒業、同大学院修了。博士(工学)。京都大学総合博物館准教授を経て、2012年7月より経済産業省産業技術環境局課長補佐(技術戦略担当)。14年7月京都大学総合博物館准教授に復職。共著書に『科学技術Xの謎』『インクルーシブデザイン』など。日本科学未来館「“おや?”っこひろば」総合監修者、NHK Eテレ「カガクノミカタ」番組制作委員、文部科学省中教審「数理探究」専門委員、経済産業省産業構造審議会イノベーション小委員会委員なども務める。2017年科学技術分野の文部科学大臣賞など受賞多数。


太刀川英輔(たちかわ・えいすけ)

1981年生。慶應義塾大学大学院理工学研究科修了。2006年、NOSIGNERを創業。ソーシャルデザインで美しい未来をつくる(デザインの社会実装)/ 発想の仕組みを解明し、社会の進化を生む変革者を増やす(デザインの知の構造化)。この2つの目標を実現するため、NOSIGNERとしてソーシャルデザインの社会実装をしながら、イノベーター創出の教育者として、知と発想を生物の進化から学ぶ「進化思考」を提唱。大学や企業にてイノベーターを増やすために教鞭を執っている。Design for Asia Award大賞、PENTAWARDS PLATINUM、SDA 最優秀賞、DSA 空間デザイン優秀賞など多数受賞。