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【大学生向け】SDGsを起点に事業を考えるオンライン授業の中身Day1-4「beの肩書きインタビュー」

とある大学生向けにオンライン授業の講師をしました。

2日間のワークショップ設計と当日のファシリテーションを担当したので、その中身を紹介していきます。

前回はこちら

scotchhayama.hatenablog.com

 

偏愛マップを共有して適度にチームビルディングができたら、いよいよbeの肩書きを決めていくワークです。

5~6名のチームなので一人当たり10分で最大6名分を回すという時間配分としました。

 

beの肩書きインタビューのやり方

①最初に語り手、聞き手、メモ係、タイムキーパー、(+補助)に分かれます。

 

②語り手はゆっくり思い出しながら、自由に話をしてOK。聞き手は相槌をうつ、言葉を繰り返すなど傾聴することに集中し、メモはメモ係にまかせます。
メモ係は話のすべてではなく、大切なキーワードや表情が変わった瞬間をメモしていきますが、基本的に質問は聞き手にまかせて気配を消します。
タイムキーパーは時間が来たらそっとお知らせします。
補助の方は語り手以外の方のサポートをします。


③一人あたり語る時間を3分とし、残り半分、あと30秒のアナウンスをするようにします。
終わりの合図が来たら語り手に拍手をし、黒子に徹していたメモ係さんから、語り手に「キーワードは何だったのか」「どの瞬間に表情が変わったのか」など、1分ほどフィードバックをします。
そして、聞き手がメイン、メモ係がサブとなり、フィードバックでは伝え切れなかったことも含めて3分ほどでメッセージカードを仕上げてゆきます。


④書き終わったら贈呈式です。聞き手さんから語り手さんへ一言添えて渡してゆきます。(3分)


⑤人数分揃ったら、語り手さんからほかの人に感想や感謝の気持ちを伝えて終了です。この約10分が1セットとなり、人数分繰り返します。

 

パーパス型のbeの肩書きを引き出す3つの問い

1.自分にとっては当たり前でも周りから「すごいね」と言われること

2.「〇〇のやり方」「〇〇の基本」というテーマで誰かに伝えられそうなことは

3.何かを頼まれた時に力を発揮できそうと思えること

 

3つの問いの解説

1.自分にとっては当たり前でも周りから「すごいね」と言われること(1つのことを深く話す)

自分では当たり前なのに周りからすごいといわれたことはありませんか?
もし、そうなのであればbeの肩書きかもしれません。自分にとって当たり前にできることは自分では価値のないものであると感じるものなのです。しかし、それが自分にとって得意なことや価値の高いものなのです。「当たり前にできること=得意なこと」だと、発想を転換しましょう。

 

2.「〇〇のやり方」「〇〇の基本」というテーマで誰かに伝えられそうなことは(自分の心に響くかどうかで判断する)
例えば、通学時間が2時間の人がいたとします。その人が2時間の使い方が非常に上手く、他人にとって非常に価値の高いものだったとしたら、伝えられるテーマは「通学時間2時間の効率的な使い方」という風になるわけです。プロではなくても、情報量の差さえあれば誰でも誰かの先生になれるのです。

 

3.何かを頼まれたときに、「これなら役に立てそう」「力を発揮できそう」と思うことは(これはできそう、できなさそう、を考える)
例えば、DIYは苦手ですが、結婚式での司会は非常に得意で、楽しいと思っているとします。人が困った時には自分の得意なことが発揮できるチャンスであると認識することが大事です。何かを頼まれたときこそ、私たちのポテンシャルが引き出される最大の機会なのかもしれません。

 

グーグルスプレッドシートでインタビューシートを用意しました。

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インタビューシート

 

そしてインタビューシートをもとにパーパス型のbeの肩書き「○○係」を書きます。

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beの肩書きメッセージカード

メッセージカードは

・beの肩書きとして「○○係」

・それを形容する文章

・一言メッセージ

で構成されます。

 

全員分が終わったら、改めて全体の振り返りを行います。
時間が許せば、他のグループのメッセージカードを見回って感想を言い合いましょう。

 

以上でbeの肩書きインタビューは終了です。

各自の「○○係」が決まったら、次はチーム名を考えるワークです。