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配偶者を何と呼びますか?アンケート結果

既婚者の方に質問です。配偶者を何と呼びますか?
 
いろいろな場面でいろいろな人がいろいろな呼び方をしていることが気になっています。
 
どんな呼び方が一般的なのか?
場面によって呼び方を変えているのか?
年代によって呼び方に偏りがあるのか?
 
個人的な調査ですが、ご協力いただけると嬉しいです。
ご協力いただける方は以下のフォームにて回答をお願いします。

forms.gle

 

そんな投げかけをFacebookTwitterでしたら1日で50件以上の回答が集まりました。

まだまだサンプルは欲しいですが、途中の集計結果を共有します。

 

アンケートの設問は6つ

Q1. 性別

Q2. 年代

Q3. 男性の配偶者を何と呼びますか?

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呼び方の参考はコチラの記事から

 

Q4. 女性の配偶者を何と呼びますか?

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呼び方の参考はコチラから

 

Q5. 複数選択した人はどんな時に呼び分けていますか?

Q6. その他コメントあればお願いします

 

というものです。

 

それでは集計結果を発表していきます。

57件の回答のうち、男性は42名、女性15名でした。

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年代は40代が一番多く27名、50代13名、30代12名、60代4名、20代1名でした。

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Q3. 男性の配偶者を何と呼びますか?では32件の回答がありました。

女性が15名なので男性も回答していたようです。これはアンケートの設計ミスでした。

※冒頭に「女性/男性に聞きます」という一文を追加しました。

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(名前)さん・ちゃんが一番多く13件、旦那(だんな)12件、11件と続きます。

亭主・連れ合い・家人は0件でした。

旦那は旦那さん旦那氏と派生形も多くみられ、実質、旦那系が一番多い結果となりました。

 

 

Q4. 女性の配偶者を何と呼びますか?では46件の回答がありました。

こちらも男性42名より多い数字ですので、女性も一部回答されているようです。

設問冒頭に「男性に聞きます」と追記しました。

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こちらも(名前)さん・ちゃんが一番多く21件、17件、奥さん15件と続きます。

女房家人は0件でした。

ママ・お母さんの派生でかあちゃん・おかあちゃんがありました。

また、嫁さんの派生でよめはんもありました。

 

Q5に移る前に、年代によって呼び方に偏りがあるのか?について考察していきます。

50代・60代と30代・20代で呼び方が変わるのか確認してみました。

 

50代・60代では男性配偶者のことを主人と呼ぶ人が多いようでした。また女性配偶者のことは家内連れ合いかみさんと呼ぶ方もいて、これは他の年代にはない傾向でした。

 

30代・20代では他の年代に比べて、女性配偶者のことを奥さんと呼ぶ方が多い傾向にありました。しかし男性配偶者のことを主人と呼ぶ方もいて、これは他の年代と大差ない結果となりました。

 

 

Q5. 複数選択した人はどんな時に呼び分けていますか?は30件の回答がありました。

いただいたコメントを抜粋して掲載していきます。

 

呼びかけは「パパ」、第三者に話すときは「夫、主人、旦那さん」など(40代女性)

 

奥さんをよく知っている友人の前では名前で呼ぶこともあります(40代男性)

 

50代以上の人がいる場では主人、未婚の人が多い場やとくに結婚していることを言う必要がない場面ではパートナー、それ以外の一般的な場面では夫(一番よく言う)(30代女性)

 

誰かに紹介するときは妻。仲良い友達には嫁・連れ・○○さん。誰かの配偶者を呼ぶときは奥さん(30代男性)

 

親しい仲間内や友人と一緒の時は「との」、その他の場所では「夫」です。(50代女性)

 

ウチと外、関西圏と関東圏(50代男性)

 

性別や年代だけでなく、それぞれ個性があって面白いなと思いました。

 

ちなみに私(40代男性)は、フォーマルな場は妻、ややフォーマルは奥さん、飲み会で話すときは嫁、家では子供がいる前ではママ、子供がいないときは名前(呼び捨て)で呼びます。

 

最後に、

Q6. その他コメントあればお願いしますには14件の回答がありました。

こちらも抜粋して掲載します。

 

他人から、ご主人様は〜とか言われると不快ですね笑(40代女性)

 

昔は家内と呼ぶことがありましたが、最近は多様性の観点から妻に切り替えています。(50代男性)

 

最近、パートナーとか、家族って言うようにしています。いろんな人がいるので、プライベートの話は、不快に思われないように気をつけています。(50代女性)

 

実はぼくも長く気になっているテーマでした。
だから求められてもないけど長文を書きます。w

女性配偶者を謙りすぎず、持ち上げすぎないフェアな呼び方というのは「妻」だと思うし、もし最適解を求められたらこれ一択だと思うのですね。
じゃあ、これを違和感なく使えたらいいんですが、僕にはどうも口に馴染まないんです。
ほかにこの中だと「パートナー」「連れ合い」はいい感じにフェアだと思うのですが、配偶者のことだと伝わりにくいと感じます。
友人が「妻(さい)」と呼んでいていいなあ。と思い、一時期マネしたときもありますが、古い言葉で知らない人の方が多いですね。「家人」も認知度に問題がありそうです。

そうなると、謙るか持ち上げるか、どちらに振るかの問題が出てきます。

最近は、身内を人前で持ち上げても良い風潮が少しだけ出てきてるように感じるのですが(例えば社内の人間を社外でも「さん」付けにするとか…僕の周りだけ?)、マインド的にはとてもいいなあと思います。
リスペクトしあって、お互い大事にしあってるって素晴らしい。

なのですが、僕が古い人間なのでしょうか。
身内を大事にしているマインドとは全く別で、「謙譲」はひとつの文化で大切だとも思うのです。
大事にしたい気持ちは持ちつつ、人前で身内を紹介するときは「奥さん」「かみさん」じゃなく、「家内」「女房」の方がいいんじゃないかと考えたんですね。
語源を考えると女房は使用人ですから、むしろ僕より外に働きに行っているという矛盾が面白いのもあって「家内」を選択しています。

ちなみに、「嫁」というのは正式には配偶者のことではない、という理由で使っていないのですが、おそらく最近は配偶者に使われることがとても多くなっていると思います。
ことばは変化しますので、「嫁」は本来配偶者のことじゃない!とマウントを取る人が早くいなくなって、これが一般化するのがいちばん良い着地点じゃないかな。と思っています。(40代男性)

 

主人、家内はそろそろ廃れて欲しいです(30代女性)

 

私もこのアンケートを取ったきっかけが、主人・家内という呼び方が気になったことでした。職場は50代・60代の人が比較的多いので男性は家内と呼ぶことが多く、女性は30代の人でも主人と言っていたりしてモヤモヤしていました。

ことばは時代によって意味合いが変化していくものなので今は過渡期なのかもしれません。

 

今回のアンケート結果では(名前)さん・ちゃんで呼ぶ方が多かったのも今後のトレンドになるのかもしれないなぁと思いました。

 

アンケートは引き続き回答を募集中ですので引き続きよろしくお願いします。

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