まず、最初にアイルランドでウイスキーは誕生しました。ライトでオイリーなアイリッシュウイスキーは、スコットランドに伝えられると海沿いや山奥など様々なところで造られ多様化したスコッチウイスキーとなりました。
アメリカ新大陸が発見され、ヨーロッパ各国から移住者が増えると、アイルランド人やスコットランド人がアメリカの大地でよく育つトウモロコシを原料としてアメリカンウイスキー(バーボン、テネシーなど)を生みだしました。
五大ウイスキーの系譜を眺めれば、目の前の一杯に詰め込まれた歴史と特徴が分かるのです。