とある大学生向けにオンライン授業の講師をしました。
2日間のワークショップ設計と当日のファシリテーションを担当したので、その中身を紹介していきます。
前回はこちら
市場調査のコツを伝えたので、それも踏まえてリーンキャンバスを1時間ほどで仕上げてもらいました。
そして各チーム5分程度で発表してもらい、Q&Aと講評をし、並行してmentimeterで感想を書いてもらいました。
mentimeterはオンラインで投票やコメントができる便利なツールです。
リーンキャンバス発表では、その後の事業ストーリーづくりに向けて、足りないことに気づいてもらえるよう、みんなのコメントを見えるようにしました。
午後からはリーンキャンバスをもとに事業ストーリーを作ってもらいました。
・概要
・リーンキャンバス
・チームメンバー
・まとめ
という流れで5分で発表できるように仕上げてもらいます。
約2時間、チームで議論してもらったので、かなり良い仕上がりになったと思います。
SDGs1「貧困をなくそう」:シングルマザー向けのコミュニティづくり支援
SDGs4「質の高い教育をみんなに」:特別支援学校の進学者向けの情報発信
SDGs12「つくる責任 つかう責任」:スーパーマーケットで衣類のリサイクル
発表した結果はmentimeterで定量的に採点しました。
4象限マトリクス審査では、「儲かる⇔儲からない」「ワクワクする⇔ワクワクしない」の2軸で採点してもらいました。
100点分配投票では、一人の持ち点100点を3チームに分配して投票してもらいます。
結果は僅差でしたが、SDGs12のチームが1番となりました。
先生方にも講評いただき、定性的な評価もあげました。
最後に、参加者全員でチェックアウトです。
2日間の感想や気づきを
ひとり1分くらいでシェアしてもらいました。
オンラインだけど、ひとり一人に話してもらうことは大事です。
アンケートも記入してもらい、次回(おそらく来年)の改善に役立てます。
今回の反省点としては、参加した学生が1、2年生が多く、内容が少し難しかっただろうということです。丁寧に説明しようとして詰め込みすぎたことも否めません。
来年はもっとシンプルに、相手に伝わるように設計したいと思います。