学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

『みんなでまちを豊かにする物件を空き家からつくろう会議』で滝バーを提案した話。

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京都の五条富小路にあるMTRL KYOTO。

 

mtrl.net

 

はてなの元会長の近藤さんが新しい会社(株式会社OND)を作ったというので、その話も聞きたいなと思って参加した。

 

鎌倉からやってきたエンジョイワークスさん。

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ハロー!RENOVATION(ハロリノ)というWEBサービスを立ち上げたらしい。

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奈良の春日大社、築100年以上の社家も登録されている。

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hello-renovation.jp

 

物件オーナーや投資家、借りる人、アイデアを出す人、近隣の人など、関わった人それぞれがHAPPYになる仕組み。

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不動産で人は盛り上がるの?という問いを起点に『共創(Co-Creation)』について語る。

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共創は中心になる人がいると成功する by 森岡さん

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コンセプトは少人数でしっかりつくる by 扇沢さん 

 

 

クラウドファンディングって、どう?という話題に。

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ここで、参加者の方にも聞いてみたいと思います。こんな空間を作りたいというものがある人?

 

という問いかけに、誰も答えなかったので、僕が手を挙げた。

 

 

バーをやりたいんです。

 

ウイスキーのバー。

 

居酒屋で出される角ハイボールよりもはるかに美味いハイボールを出す。

 

大学3回生くらいで初めてウイスキーを体験する人向け。

 

ちょっと妄想したんですけど、僕はトレイルランをやってて、滝に行くことがあるんですけど、そこでバーをやりたいんです。新鮮な滝の水を汲んで水割りを作ったり。

滝のそばでバーをやりたいですね。

 

 

そんなことを話した。

 

山形の酒と芋煮、玉こんにゃくを食べながら、バーについて熱く語った。

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八清の落海さんは特に熱心に僕の話を聞いてくれて、いろいろとアドバイスをもらった。

 

コンセプトがより明確になってきたと思う。

 

まずはシェアキッチンのスタイルで、日替わりバーテンダーをやりたい。

昼の部のパートナー募集中。

ダイヤモンドトレイルラン2017は超楽しかった!(ただし丸太階段を除く)

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ダイヤモンドトレイルラン36km。

 

関西屈指の人気コース。

 

明け方の雨でコンディションが心配されたが、スタート時は止んでたのでちょっと安心。

四万十川ウルトラマラソンはずっと雨だったし。

scotchhayama.hatenablog.com

 

コース全行程はこんな感じ。

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最初の二上山で一気に400mくらい上がる。

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途中の祐泉寺の落ち葉がきれいだった。

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雄岳(473.9m)の山頂。階段多かったけど、まだそれほど消耗していない。

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下って、最初のエイド(3.5km)。飲み物しかないかと思ったけど、梅干し、はちみつレモン、塩も置いてあった。

 

次のエイドは葛城山を超えた15km地点で、かなり距離がある。

 

ダイヤモンドトレールの石の標識は至る所に設置してあった。

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何度か丸太の階段を上り下りし、

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岩橋山(658.8m)を通り過ぎる。

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葛城山まで3.5km。

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ここからがしんどかった。

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「丸太階段多し」のゾーンに入る。

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いったい何段あるんや?という丸太階段がこれでもか!というくらい続く。

 

上ったら下の階段。

 

また上る。斜度もえぐい。

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このころからスマホの電池がやばくなったので電源を切る。ダイヤモンドトレールのメインである金剛山で景色を撮りたかったから。

 

太ももパンパンになりながら葛城山(959.2m)の山頂そばを通る。15kmのエイドまだなので13kmくらいか?。

 

地図を紙で持ってきてなくてスマホに画像保存してたので、うる覚えだったけど、第2エイドは関門も兼ねてた気がする。関門時間は13時。葛城山を超えた時点で12:30くらいだったのであと2kmを30分以内で走らなきゃいけない。少しあせる。

 

葛城山からの下りは最初のほうはかなり景色が良かった。僕が過去に走ったトレイルで一番景色の良かった平尾台トレイルを思い出すほど。写真撮りたかったけどガマン。

 

さらに下ると石の階段ゾーンへ。一段の落差が激しい。膝や太ももにダメージを残さないように慎重に降りる。思ったより時間がかかる。

 

下りきったら、また上り。スピードが落ちる。13時を過ぎたけどエイドに着かない。ちょっと諦めムードに。

 

第2エイドに着いたのは13:10くらいだった。関門時間過ぎてたけど、とくに何も言われず。ゆるい感じの大会で良かった!

エイドにはジャムパンやチョコも置いてあったので軽く補給。

 

 次の目標地点は金剛山(1125m)。

 

葛城山ほどではないけど、再び丸太階段のラッシュが続く。標高1000mを超える。寒くなってきたのでウインドブレーカーを羽織る。

 

金剛山の山頂手前500mくらいの所にベンチがあって、そこに座ると絶景が一望できた。山々に色づく紅葉が最高にきれいだった。休憩がてら写真を撮ろうとスマホの電源を入れる。しかし電池なしのメッセージが。

そこでふと気づく。スマホの電池は寒いと切れやすいのだった。冬山トレランあるあるだ。僕はリュックの前ポケットにいつもスマホを入れて走ってるのでスマホはかなり冷たくなっていた。すぐには復活しそうにないので、ここで写真を撮るのはあきらめ、スマホをリュックの背中部分のポケットにしまい、先を急いだ。ゴールする頃にはスマホ暖まって復活するだろう。

 

山頂付近から1kmほど行ったところで第3エイドのちはや園地に着いた。

14:30の関門だったけど、14:40くらいに着いた。また何も言われなかったので、ゆっくり過ごすことにした。

エイドには大量のパンとカットした柿があった。種無しの柿で適度に熟していてめっちゃ美味かった。何度も食べた。まるまる2個分くらい食べた。美味かったなぁ。

 

「ここからは下りがほとんどですよ」というボランティアスタッフの方の言葉に元気をもらい、出発する。あと15km。半分を超えた。

 

たしかに下りがほとんどではあったけど、たまに丸太階段の上りが出現し、足を削られる。腰も痛くなってきた。さすがに疲れてきた。平地でも歩くことが多くなってきた。

 

寒さと疲れで頭がぼーっとしてきた。

さらにお腹がグーッと鳴る。

 

スタート直前と前半の10kmくらいでおにぎりを食べてたけど、さすがにこの時間になるとお腹が減るね。まだ残りは10km以上あるのでアンパンを半分食べる。

 長い時間走るときはゼリー飲料より、おにぎり&アンパンが断然持ちがいい。

気持ちもリフレッシュできる。

 

 

第4エイドに着く。あと9km。

「もうあとは下りだけですよー」とスタッフの人が地図を見せながら説明してくれた。

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確かに。これならあと9kmでも頑張れる。

 

しばらく平坦な道を走ると、再び丸太階段。今度は下り。ひたすら下り。段差は小さいがとにかく段数が多い。どんだけ丸太なんやってくらい続く。タタタタターってリズムよく駆け下りていく女性ランナーに抜かされる。気持ちよさそうに走るなぁ。

僕は足のダメージが蓄積しないように慎重に下りる。

 

ようやく丸太階段が終わる。

 

その後はゆるやかな下り坂をひたすら走る。山ノ神を過ぎ、紀見峠へ。ゴール付近の紀見峠駅まで2kmの表示。もうすぐゴールできる喜びで走るペースも速くなる。

 

最後の下り坂をぶっとばし、ゴール会場の紀伊見荘の看板が見えてきた。

 

ゴール手前でリストバンドの計測チップをしっかりタッチ。

ゴールテープを切るときに正面のカメラマンにガッツポーズする。

(あまりに疲れていたのでゴール後のお礼を忘れてしまった)

 

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ゴール後の給食でラーメン!が出されていた。

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ピリ辛の味噌味ですっごい美味かった。おかわりした。

 

記録証を印刷してもらい、

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着替えて柿を買って帰った。

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一盛り(7個)で100円という破格の安さ。

第3エイドで食べた柿が美味しかったので帰って食べるのが楽しみ。

 

ダイヤモンドトレイルランは初めてだったけど、紅葉きれいで、後半走りやすくて超楽しかった!丸太階段は悪夢に出そうなほどに嫌だったけど。

 

来年もまた走ろうかな。今度はスマホの電池管理を十分にして、金剛山から見える紅葉を撮ろう。

お寺で出すハイボールのコンセプトとは?

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台風で延期され、11月5日に京都・東山の金剛寺で行われた「燈明の夕べ」

 

僕はお寺に合うウイスキーをチョイスした。

scotchhayama.hatenablog.com

その理由は後で詳しく述べる。 

 

燈明の夕べ in 金剛寺のチラシ

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オープニングアクトは、みやこ・キッズ・ハーモニーによる「わらべ歌」

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幼稚園から高校生くらいまでの女の子たちが、お揃いのリボンを着けて、「京都の通り名の唄」や「地下鉄烏丸線の唄」など、京都らしいわらべ歌を披露してくれた。

 

わらべ歌が終わったらバーもオープン。

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おつまみはササミとナッツ、レーズンの燻製セット。

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特に、ササミはいい感じで燻されている。胡椒も効いててウイスキーにぴったり。

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ウイスキーは僕が用意したラガブーリン16年、キルホーマン サナイグの他に、マッカラン12年、ハイランドパーク12年も持ってきてもらえた。

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これでどんなリクエストにも応えることができる。

 

アルコールが飲めない人はコラソンさんのハンドドリップコーヒーと、抹茶タルトがベストマッチ。

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やがて、アコギの弾き語りも始まる。スパニッシュやメキシカン風の音楽が心地よい。

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7時からは怪談も始まる。

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わらべ歌の子供たち、そのお母さんたち、ギター&ボーカル、怪談士、おっちゃん、おばあちゃん、お坊さん、いろんな人がお寺に集まる中、僕はハイボールを出す。

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そのコンセプトは「多様性と継承」だ。

 

「あっさりしたのがいいです」「飲みやすいの」とオーダーされれば、フルーティなマッカラン12年をお出しする。マッカランは香りもボトルの形も女性的でお母さんを想起させる。

 

「スタンダードなものを」「ちょっとピートのあるものを」という要望であれば、ハイランドパーク12年。ハイランドパークはどっしりしたボトルで渋いお父さんといった印象である。

 

よりウイスキー好きな人には、キルホーマン サナイグからのラガブーリン16年をオススメする。

両者はどちらもアイラ島ウイスキーでピート臭が特徴的、香りのベクトルとしては同じだが、熟成年数が決定的に違う。キルホーマンは3〜5年熟成の樽を混ぜ合わせ、ラガブーリンは16年以上熟成の樽を厳選している。

いわば、これから伸びる可能性に満ち溢れた子供と、酸いも甘いもあらゆる経験をした老人である。子供は老人から学び、時代を繋いでいくのだろう。

 

 

老若男女、多様な人がお寺に集まる「燈明の夕べ」に相応しいウイスキー達を披露でき、無常の喜びである。

 

Whisky worth spreading.

ランニングにおける「制約と誓約」

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HUNTER×HUNTERにおいて「制約と誓約」という理論がある。

 

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制約(ルール)を決めて心に誓う(誓約)。

 

その制約が厳しい程、使う技は爆発的に威力を発揮するというものだ。

 

例えば、クラピカは“束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)”を幻影旅団にしか使わないという制約を作り、それを破ったら自分が死ぬという誓いを立てた。

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そうすることで、念能力を覚えたばかりなのに旅団メンバーを圧倒する威力を発揮したのだ。

 

ランニングにおいても「制約と誓約」の理論は当てはまるということを実感した。

 

僕は今月の月間走行距離を160kmに設定し、この3連休で30〜40kmくらい走ろうと思っていた。

 

初日は6km、昨日は10kmだったので、今日は20km走ろうと思っていた。

 

20km走ることが「誓約」である。

 

朝ごはんを食べる前に走ろうと思っていたけど、昨日の日本シリーズが長引いたので(ホークス日本一おめでとう!)、朝早く起きれず、朝ごはん後に走ることにした。

 

9:30に出発。

 

20km走るため、普段よりゆっくり目で走る。

 

自宅を中心に2kmの往復と8kmの往復を組み合わせた10kmのコースをいつも走っている。20kmだと、それを2回繰り返すことになる。

 

最初の2kmは5:30/kmのペースでまずまずの滑り出し。

 

6km の折り返し地点では36:00で6:00/kmに落ちた。

 

しかし残りの4kmは下りなので、どこまで巻き返せるか?

 

10kmで56:40。ゆっくり目で走った割にはいいペース。

 

しかし、少し疲れを感じながら自宅を通り過ぎる。

 

次の2kmは”なんば走り“を意識して、腕の振りを抑えめに、胸を張って、スーッと走るようにする。少し楽になる。5:30/kmのペースで走れている。

 

三度目の、自宅前。

直前まで20km走る気でいたのに、パタリと足を止め、時計も止める。

12kmで走るのを諦めてしまった。

自宅に帰れるという誘惑に負けてしまったのだ。

 

制約が足りなかったのだ。

 

20km走るなら、片道10kmのコースを走るべきだったのだ。

 

20kmを走るという誓約だけでなく、20kmを走り切らなければ家に帰れないという制約が必要だったのだ。

 

HUNTER×HUNTERの念能力と同じくランニングにおいても制約が厳しい程、目標を達成する確率が上がるのだと実感した。

 

 

 

【TED】シェアリングエコノミーに関するトーク2選(追加)

こないだ書いたのの続き。

scotchhayama.hatenablog.com

 

「シェア」という本を書いたレイチェル・ボッツマンのトークを2つ紹介。

 

最初は2010年のTEDxSydneyのトーク

www.ted.com

 

コラボ消費(collaborative consumption)という考え方についての話。

コラボ消費は3つに分けられる。

 

1つ目は、再配布。使用済みの物をもう必要でなくなった場所からそれを必要とするどこかへ、誰かに移動するというもの。

 

2つ目は、コラボレーションをするライフスタイル。お金や技術、時間といった資源を 共有すること。 コーワーキング(共同での仕事)や カウチサーフィンやタイムバンク、ランドシェア(土地の共有)など。

 

3つ目は、製品サービスのシステム。製品の効果のためにお金を払うというもの。普段はあまり使わない製品に対しては 特に有用。赤ちゃん用品や流行の洋服、電動ドリル。電力ドリルは、製品寿命の内、12分から13分ほどしか使用されない。必要なのは、穴であってドリルではないということ。

 

欲しいのは物ではなく、物がもたらしてくれる経験なのです。

I don't want stuff; I want the needs or experiences it fulfills.

 

 

レイチェル・ボッツマンは2012年のTEDGlobalでも同じような内容を話している。少し進化している気がする。

www.ted.com

 

お仕事代行サービスのTaskRabbitに関する話が面白かった。

46歳のクリスはこのTaskRabbitで「SuperRabbit」という最高の栄誉ある称号を得ている。それは一番人気のTaskらしい。答えは動画を見てもらえば分かるが、確かに代行してほしい仕事だ。僕もやりたくない。出来れば誰かにやってほしい。SuperRabbitのクリスはこの仕事で月に5000ドルを稼いでいるらしい。すごいな。

 

クリスのように評価(信頼)をどのように得るのか?そしてその評価を別の仕事にいかに持ち越していくか?というのがトークの主要なテーマだ。

 

シェアリングエコノミーは「信頼」で成り立つ部分が多いのだろう。

 

その辺の話はこの本に詳しく書かれているっぽい。