このニュースを読んで以来、「生涯未婚率」というキーワードが引っかかっている。
生涯未婚率とは、50歳時の未婚率であり、45~49歳と50~54歳未婚率の単純平均により算出したものである。
つまり、アラフィフになっても結婚したことが無い人の割合である。
「逃げ恥」でいうところの、百合ちゃん(石田ゆり子)である。
以下は、平成27年版厚生労働白書 -人口減少社会を考える-より引用したグラフ。
このまま推移すれば、2035年には女性は約5人に1人が、男性は約3人に1人が、アラフィフになっても結婚しないことになる。
僕は幸いにも、20代で結婚し、子供が3人できている。
しかし、兄も義兄も40半ばだが結婚していない。あと数年すれば生涯未婚に含まれる。
そして、僕の子供のうち、長男は11歳であるが、早くも結婚しなさそうな雰囲気を醸している。
どうすれば、長男は生涯未婚の呪縛から逃れることが出来るだろうか?
平成27年版厚生労働白書 -人口減少社会を考える-には、未婚者が結婚に至っていない理由も調べられている。
今まで結婚していない理由のトップは男女とも「適当な相手にめぐり合わないから」である。
2番目の理由として、
男性は「結婚後の生活資金が足りないと思うから」
女性は「自由や気楽さを失いたくないから」
を挙げている。
しかし、多くの人は結婚したいと思っているのも事実である。
2010年に国立社会保障・人口問題研究所が行った調査で、未婚者を対象に 一生を通じての結婚に対する考えを聞いたところ、「いずれ結婚するつもり」と答えた人 が、18~34 歳の未婚者において、男性で 86.3%、女性で 89.4%となっており、未婚の 若者の多くは将来的な結婚の希望を抱いている。
では、結婚相手に求めることは何だろうか?
1位はダントツで男女とも「性格」である。
2位は女性では「経済力」、男性では「容姿」となっている。
つまり、男性にとっては、性格がよくて、経済力があれば結婚しやすくなる。
女性は性格と容姿を磨いたほうがよいということになる。
次に、結婚相手と知り合ったきっかけは、
「社会人になってからの仕事関係」が3割超でトップ、
「友人などの紹介」「高校、大学などのサークル関係」と続く。
つまり、アラフィフまでに結婚するためには、
社会人になってからの仕事関係で異性と会う機会を増やし、
性格の合う人を見つけること
が大事だといえる。
社会人になってからの仕事関係での異性とのファーストコンタクトは内定式、入社式である。
つまり、同期入社がチャンスとなる。
実際、僕の会社でも同期入社での結婚率は異常に高い。
新入社員の諸君、今がチャンスなのだ!
性格の合う同期を見つけるのだ!