学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

日本酒と季の美のハイボール

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京都の隠れ家でバーテンダーになった話。

 

SAKE Springを主宰する藤田さんにお誘いいただき、日本酒と手巻き寿司を楽しめる人数限定のイベント。

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いろんな具材をオーダーしたら流しの寿司職人さんが手巻き寿司を作ってくれるというシステム。

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日本酒は3種。

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その他の酒は持ち込み可ということで僕はタリスカーを持ってきた。

スカイ島のシングルモルト。潮の香りのウイスキー。寿司に合う。

 

カウンターの向こう側に行かせてもらい、とびきり美味いハイボールをお出しする。

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10杯程度しか作れなかったので、あとはベッチが持ってきたプレミアムジン季の美で遊ぶ。

 

季の美はお米からつくるライススピリッツと玉露や柚子、檜や山椒など日本ならではの素材を積極的にボタニカルに使っている。

 

はじめは手巻き寿司の具材にあった大葉を添えてハイボールで。

大葉のほのかな香りと緑の色合いで良い感じに仕上がる。

 

しばらくして、ふと思い立つ。

日本酒と季の美のハイボール

 

今日の3種の中では「黒龍あどそ」が合うだろう。

 

そう思い再びカウンターへ。

グラスに氷をたっぷり入れ、日本酒を15ml、季の美を15ml、炭酸水をゆっくりと注ぎ軽くステアする。

 

米の醸造酒と蒸留酒が混ざり合い、和のボタニカルが控えめに漂う。

ほどよい甘さでアルコール抑えめ。

非常に飲みやすい仕上がりになった。

 

日本酒だけでも、季の美だけでも十分に美味いが、二つを合わせることで新たな調和が生まれる。

10年来の夫婦のような関係になる。

 

そのような素敵な出会いが多い会であった。

河村食堂のパスタランチで涙出そうになった!

今日は一日京都市内を外回りである。

 

午前の会合を終え、雨の中バスに乗り移動。

 

ランチは前日から決めていた。

 

久しぶりの河村食堂。

 

前回はハンバーグランチにしたけど、ここはパスタがめっちゃ美味いのでパスタランチにした。

 

アマトリチャーナは食べたことがあるので、

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期間限定の牛肉のラグーソースにした。

大盛りで。

赤ワインも頼んだ。

 

パスタランチはサラダとパン付き。

 

サラダが来た。

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ドレッシングが絶妙。

 

パスタが来た!

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あーこれ絶対赤ワイン合う!

 

まずパンをちぎってソースにつけて食べる。

赤ワインに合わないはずがない。

 

ラグーソースをしっかり絡めてパスタを食う。

赤ワインを飲む。

黙々と食べる。

上にかかってるチーズが濃厚。

美味いなぁ

 

しみじみと食う。

 

涙が出そうになる。

 

これが幸せということかぁ。

 

パスタを食べ終わり、残りのソースをパンに付けて食べる。

お茶漬け的な感じで食べる。

 

うまいなぁ。

 

幸せだなぁ。

浅草・神谷バーでサーロインステーキを食べ、電気ブランで締める

展示会の説明員で3泊東京。

宿は浅草。

 

2日目の夜。

一日中立ちっぱなしだったので肉が食いたかった。

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神谷バーという看板が目につき、ディスプレイされてるメニューにサーロインステーキがあったのでノータイムで入った。

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中に入ると8割くらい席が埋まっていた。

 

中年の女性店員さんが寄ってきて、「好きな席に座ってください。混み合ってくると相席をお願いすることもあります。注文は金券性でレジで注文してください」と言われた。

 

早速レジに行き、「サーロインステーキと生中とポテトサラダ」を頼んだ。2800円を支払い金券を受け取った。

 

席に着くと先ほどの中年女性の店員さんが金券の半分をちぎりカードを置いて去った。

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席の前にメニューが置いてあった。

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電気ブランがあるじゃないか!

 

森見登美彦の「夜は短し恋セヨ乙女」に出てくる電気ブランだ。これは頼まない訳がない。

生中をやっつけたら頼もう。

 

ポテサラがくる。

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僕はサラダの中でもポテサラが一番好きなのでメニューにポテサラがあればノータイムで頼む。

 

神谷バーのポテサラは懐かしい味がした。

これぞポテサラ。

マヨネーズが添えてあり、ポテサラの下にレタス、さらにその下にスライスオニオン。

絶妙な組み合わせである。

 

ポテサラ食い終わったらステーキ来た。

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これまた昔ながら。

 

ミディアム&デミソースで頼んだ。

いい感じで歯ごたえあり、肉を食ってる感が満載である。

西洋からしがアクセントとなり味の変化が楽しめる。

 

ステーキを食い終わる直前に電気ブランを頼む。

再び“いいづか”さんに金券をちぎってもらい、ステーキを食い終わったタイミングで電気ブランを供される。

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これが電気ブランか。

 

度数は高いが、ウイスキーほどではない。

甘いがシェリーほど香り高くない。

なんだか不思議な味だ。

懐かしい感じ。

電気ブラン。270円。

クセになりそう。

 

また来よう。

PechaKuchaNight Kyoto Vol.29で話したウイスキーのこと

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今回のテーマは「女性」ということで、

ウイスキーと女性についてストーリーを作った。

 

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店にはタラモアデューとメーカーズマーク、バランタインラフロイグが置いてあったので、タラモアデューのロックを飲みながら話した。

 

タラモアデューといえば、僕がウイスキーの世界に深く関わるきっかけとなった村上春樹のエッセイ「もし僕らのことばがウイスキーであったなら」でアイリッシュパブにいた老人を思い出す。いつものカウンターで小銭を置いてタラモアデューのロックをきっちり一杯飲んで帰る老人。きっと毎日一杯飲んでるのだろう。

タラモアデューは毎日飲んでも飲み飽きない。

 

タラモアデューが空いてしまったので、持参したジュラを飲みながら話す。

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ジュラは先日開催した「とらやの羊羹とウイスキーのマリアージュ」で白味噌の羊羹と合うウイスキーだった。

白味噌の羊羹もカットして試食できるように準備しておいた。

 

さて、ラフロイグである。

僕はあらゆるウイスキーを飲んだ結果、ラフロイグ10年が一番自分にマッチしているという結論に至った。

そのラフロイグを現在のスタイルに確立したのは世界初の女性オーナーのベッシー・ウィリアムソンである。

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もともと臨時の社長秘書をしていた彼女が、お酒に強くないにも関わらず蒸溜所の責任者になったのは、バックボーンにある薬学の知識の賜物である。

僕はラフロイグを飲むときにいつも彼女の信念のようなものを感じる。

 

そしてグレンタレットのウィスキーキャット・タウザーである。

世界一ネズミを捕まえたことでギネス記録を持つメス猫である。

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エリザベス女王と同じ誕生日で女王からバースデーカードを贈られるという栄誉も賜った、素晴らしい猫である。

 

そして女性におススメするウイスキーとしてグレンモーレンジボウモアを紹介させていただいた。

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どちらもボトルが美しい。味はいわんやおや。

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次回のイベントの構想である「器とウイスキー」に絡めて最後のメッセージをプレゼントした。

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What’s the best use of you?

 

あなたのベストな使い方は何ですか?

 

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楽しい夜を過ごせた。

昼間から飲むビールは美味いということを再発見した大阪・グリル欧風軒

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平日の昼間

梅田から堺筋本町へ移動する途中で立ち寄ったグリル欧風軒。

大阪第四ビルの地下2Fにある。

12:45頃で数名並んでいる。

 

メニューを見る。

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特製オムライスデミソース&カキフライ3個だな。

 

席に通され瓶ビール小も頼む。

アサヒスーパードライだった。

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瓶ビール小は334mlなのかー。

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特製オムライスデミソース&カキフライ3個が来る。

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カキフライはビールとともに楽しむ。

タルタルソースがいい。

テーブルに置いてあるソースもちょいとかけレモンとタルタルとミックスして食べるとビールが進む。

 

オムライスは昔ながらの味、お母さんが作ってくれた味だ。ほっとする。

 

ビールを飲み終わったらみそ汁とともにオムライスを食べる。

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ばあちゃん家に遊びに行ってお昼ご飯食べさせてもらった気持ちになる。

 

瓶ビール小はそれくらいの軽い酔いを生じさせてくれてちょうどいい。