学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

大人になってから気軽に達成感を味わう方法(男性限定)

達成感。

 

久しく味わってない。

 

そんな人にオススメする方法がある。

 

ただし、男性限定。

 

 

達成感とは、

マズローの5段階欲求」のうち、最上位に位置する自己実現欲求を満たすものである。

 

 

子供の頃は達成感は簡単に味わうことができた。

子供は出来ないことが多いから、それが出来るようになると、達成感ある。

例えば、鉄棒。例えば、試験。例えば、伝え歩き。例えば、自転車補助輪なし。

容易に大人から「すごーい」と言われる。

子供の達成感はチョロい。

 

しかし、大人になると、達成感というのは中々大変になる。

なぜなら、社会人になって、仕事をしていても、よっぽどの成果を上げない限り、人から褒められることはない。特に日本においては。

家庭を持ったところで、毎日遅くまで働いて帰ってきても、晩飯が用意されていなかったり、風呂のお湯を抜かれていたりする。はたらけどはたらけど猶わが生活(くらし)楽にならざりである。

 

そんな大人でも、気軽に簡単に達成感を味わう方法を、つい、先ほど見つけてしまった。

 

ラフロイグハイボールを飲みながら、見つけてしまった。

 

それは、

「ヒゲを抜く」という行為である。

 

しかも、

毛抜きを使わずに「ヒゲを抜く」という行為である。

 

とくに、

「白髪の」「ヒゲを抜く」と、より達成感を味わえる。

 

毛抜きを使わずに、中指と親指の爪を使って、白髪のヒゲを抜く。

 

ほどよく難しい。

 

何度も失敗するが、徐々にポイントを掴む。

 

そして、いい感じにヒゲをつまみ、引き抜く。

 

味わえるのだ!達成感を!

 

 

 

女性なら、後頭部の、鏡でしか見えない部分に生えている白髪でもいいかもしれない。

 

 

【TED】アプリで楽しくゴミ拾い

海外では日本に比べてゴミ拾いというのは一般的でない。

「掃除をする人の仕事を奪っちゃいけない」と教育されることもあるそうだ。

 

だから、実態はどうなのだろう?と気になって、このTED talkを観た。

 

https://www.ted.com/talks/jeff_kirschner_this_app_makes_it_fun_to_pick_up_litter?language=ja#t-358791

 

アプリで楽しくゴミ拾い

This app makes it fun to pick up litter.

 

日本ではゴミ拾いアプリといえばピリカが有名だ。僕も一時期これを使ってゴミ拾いをしていた。

http://appmarketinglabo.net/pirika/

 

TEDレジデントのジェフ・キルシュナーも同様のアプリを作って、いまや100カ国以上からゴミのデータが集まってきている。

 

仕組みはとてもシンプルで、ゴミを拾う時に写真を撮って誰がいつ・どこで拾ったかを共有するというもの。

http://www.litterati.org

 

このアプリで収集したゴミ情報はタバコ会社への増税に対する証拠データとして使われ、清掃事業に費やせる歳入を新たに400万ドル追加することができた。

 

また、拾ったゴミの傾向から、効果的な対策を打つこともできる。

 

"
オークランドの中心街に ゴミであふれている一角があります そこにLitteratiのユーザーが集い. 1,500個のゴミを拾いました そこから明らかになったのは ゴミはある有名な タコス店の物ばかりだったこと その大半は店の辛口ソースの小袋で しかもほとんどが未開封のままでした 問題と解決策ですが 例えばソースは欲しい人だけに渡すとか 店内に大容器で設置するとか よりエコな包装に変えるとか 企業は環境への悪影響を どのようにして経済的原動力に変え 業界のヒーローになるかを 考えなければなりません

"

 

 

 

真に変化を望むのであれば、子供たちから始めることが一番効果的だとジェフは言う。

 

"

 ある学校では5年生の子供たちが校庭で 1,247個のゴミを拾い 一番多いゴミは 学食にあるストローの袋 であることを突きとめました そこで子供たちは校長を訪ね 「どうしてストローが必要なの?」と問い その結果 ストローは廃止されました 子供たちは 一人一人の行いには意味があること 協力すればもっと大きな力に なることも学びました

"

 

 

「掃除する人の仕事を奪っちゃいけない」と教育するのではなく、

 

「ゴミを拾って、分析して、解決策を提案しよう!」と子供たちに呼びかけることで、世界は変わるのかもしれない。

思いがけず、お気に入りの猫の本が見つかる。それが神保町にゃんこ堂である。

神保町にはたくさんの本屋がある。

 

だが、昨今の出版不況により、多くの本屋が苦境に立っている。

姉川書店も、そのような本屋のひとつであった。

 

しかし、姉川書店は猫に活路を見出した。

書店内に神保町にゃんこ堂を併設し、猫の本を集めだした。

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にゃんこ堂コーナーとあるが、書店内に入ってみると、6割、いや7割以上は猫の本で占められている。

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猫雑貨も取り扱っている。

nyankodo.jp

 

猫の本といっても、種類はたくさんある。

猫の写真集

猫の漫画

猫の小説

猫の飼い方指南書

猫の絵本

猫検定本

 

こんなにもたくさんの種類の猫本を見たのは初めてだったので、興奮した。

 

その中から2冊の本を選んでレジに行った。

 

店主のおじさんはとても丁寧に本を扱ってくれた。

「カバーをかけますか?」と尋ねられたので、

「(もちろん)お願いします」と答えた。

 

カバーはオリジナルだった。素敵だ。

 

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店主のおじさんはとても丁寧にカバーをかけてくれた。

 

最近他の本屋で買った本はカバーのかけ方がイマイチだったので、たいへん嬉しかった。

 

僕が30分以上、悩んで買った猫本は、

 

西加奈子「きりこについて」

 

河合隼雄「猫だましい」

 

2冊とも素晴らしい猫本であった。いずれ詳細な感想を書こうと思う。

 

「猫だましい」のあとがきで河合隼雄がこう述べている。

宮沢賢治の短編)「猫の事務所」は解散になったが、「猫の本屋」でも新たに設立していただきたいものである。店員はすべて猫で、猫の本ばかり売っているブック・センターなどあると愉快であろう。

 

神保町にゃんこ堂は、店員は猫ではなかったが、猫の本ばかり売っている愉快なブック・センターである。

故・河合隼雄も「たましい」になって訪れていることであろう。

 

京都・山元麺蔵はやっぱり素晴らしい!

山元麺蔵といえば京都で一番人気のうどん屋。

いつも行列。海外旅行者にも人気。平日に行っても大行列。

 

気合いを入れて、平日のオープン前に行ってみた。

 

11時開店のところを10:20に行ってみた。

 

店の中には既にお客さんが入っていた。

 

開店準備中にも関わらず、店長自ら出てきて「中に入ってお待ちください」と接客してくれた。

 

過去に一度来たことがあるけど、あらためてホスピタリティの高さを初っ端から感じさせてくれる。

 

オープン30分前には注文を取りに来てくれた。

 

山元麺蔵といえばゴボウ天。肉厚の山ゴボウをサクサクに揚げ、カレー塩で食べる。

 

前に来た時に絶対、ビールに合うと思ってたのでビール中瓶も頼む。

 

ゴボウ以外の天ぷらも体験したかったので、

野菜天ぷらうどんも頼む。

 

オープン10分前にはカウンター席に案内される。

 

早速、ビールと、アテに昆布の佃煮を出してくれる。些細な気づかいが嬉しい。

 

トイレで席を外していたら他のお客さんにはゴボウ天が出されていた。僕の分は僕が席に戻ってから出してくれる。ホスピタリティ。

 

で、ゴボウ天とビールが出会う。

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問答無用で美味い。合わないはずがない。

 

ゴボウ天をつまみにビールをちびちび飲みながら、天ぷらを揚げるのを眺める。

 

ゴールドに煌めく綺麗な揚げ油。

そこに投入されるゴボウ天。揚げ餅。野菜。鶏肉。ジャン、ジャンといい音をさせる。

 

かつて、うどん屋で6年間、天ぷらを揚げてた頃を思い出す。次々と入る注文に反射的に反応する。うどんと同時同卓を目指す。きれいに盛り付ける。どんなに忙しくても美しさと美味しさを追求する。そんな事を思い出していた。

 

天ぷら場の奥では店長がうどんを茹でてる。手棒を振り、うどんを丼にチャッと入れ、出汁を注ぐ。ざるうどんは氷水で手早く締める。全ての動作に無駄がなく美しい。

 

目の前のゴボウ天を食べるのも忘れるくらい見惚れる。美しい。ただのうどんと天ぷらなのに。

 

やがて、天ぷらうどんが差し出される。

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うどんにネギと柚子胡椒を入れる。

 

大葉の天ぷらを食べる。サクサク。

 

うどんをすする。出汁をちょっと飲む。

カツオと昆布のベースにアゴやサバの存在を感じる。イリコも入ってそう。青魚系の出汁がコシのあるうどんに合う。

 

菜の花の天ぷらを塩で一口食べ、残りは出汁に浸して食べる。苦甘い味わいが広がる。

 

舞茸はサクサクジューシー。

 

ナス天もっちり甘い。

 

芋天はアクセント。

 

カボチャ天は存在感あるので四口を要する。

 

隠れていたニンジン天で締める。

 

うどんはまだ半分ほど残っている。

出汁をちびちび飲む。

 

出汁が6割ほどになってから、山芋を追加する。

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ワサビと醤油をちょっとかけてかき混ぜる。

そして、それをうどんに投入する。

山かけうどんにする。

 

山芋と出汁を混ぜながら飲む。

 

山かけうどんは出汁を楽しむものだ。

出汁を楽しむために山芋を頼んだのだ。

だから最後まで飲み干す。使命感と共に。

 

食後に店長からのサービスで杏仁豆腐が出た。何も僕だけじゃなく、全てのお客さんにサービスしている。ホスピタリティ。

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会計を済ませ、出ていく時も店長は挨拶をしてくれる。どんなに忙しくても一人ひとりに丁寧に接客する。だから人気店なのだ。味がいいからだけではないのだ。

 

 「昨日より今日、今日より明日のおうどんが美味しくなりますように・・」

 

そう、スタッフのTシャツには書かれている。

その願いは叶えられ続けていると思う。

 

店を出ると、平日の11時半だというのに、オープンして30分しか経ってないのに20人ほど行列ができていた。 

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おそらく、閉店までずっと行列は途切れることはないのだろう。

 

 

 また行きたい。進化を味わい続けたい。

そう思うのは僕だけじゃないのだろう。

お寺カフェで腕輪念珠づくりとマッサージ

京都の東山にある金剛寺

そこで毎月開催されているお寺カフェ。

 

今回は腕輪念珠づくりを体験。

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数珠に使う石はインドのブッダガヤから直輸入だそう。

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ブッダガヤはお釈迦様が悟りを開いた地。有難し。

 

青系で作ってみた。黄色がアクセント。 

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旧暦で雛祭りのシーズンということでお堂にはお雛様が飾られてた。

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カフェデコラソンのコーヒーを飲み、さざなみベーカリーのパンを食べる。

 

時間があったので、マッサージも体験。

僕は姿勢が悪いので背中周りがいつも少し痛い。

 

そこを重点的にマッサージしてもらう。

 

初めてプロの人にマッサージしてもらった。すっごい気持ちよかった。

あと、手がすっごい温かかった。

 

朝から幸せ。