展示会の説明員で3泊東京。
宿は浅草。
2日目の夜。
一日中立ちっぱなしだったので肉が食いたかった。
神谷バーという看板が目につき、ディスプレイされてるメニューにサーロインステーキがあったのでノータイムで入った。
中に入ると8割くらい席が埋まっていた。
中年の女性店員さんが寄ってきて、「好きな席に座ってください。混み合ってくると相席をお願いすることもあります。注文は金券性でレジで注文してください」と言われた。
早速レジに行き、「サーロインステーキと生中とポテトサラダ」を頼んだ。2800円を支払い金券を受け取った。
席に着くと先ほどの中年女性の店員さんが金券の半分をちぎりカードを置いて去った。
席の前にメニューが置いてあった。
電気ブランがあるじゃないか!
森見登美彦の「夜は短し恋セヨ乙女」に出てくる電気ブランだ。これは頼まない訳がない。
生中をやっつけたら頼もう。
ポテサラがくる。
僕はサラダの中でもポテサラが一番好きなのでメニューにポテサラがあればノータイムで頼む。
神谷バーのポテサラは懐かしい味がした。
これぞポテサラ。
マヨネーズが添えてあり、ポテサラの下にレタス、さらにその下にスライスオニオン。
絶妙な組み合わせである。
ポテサラ食い終わったらステーキ来た。
これまた昔ながら。
ミディアム&デミソースで頼んだ。
いい感じで歯ごたえあり、肉を食ってる感が満載である。
西洋からしがアクセントとなり味の変化が楽しめる。
ステーキを食い終わる直前に電気ブランを頼む。
再び“いいづか”さんに金券をちぎってもらい、ステーキを食い終わったタイミングで電気ブランを供される。
これが電気ブランか。
度数は高いが、ウイスキーほどではない。
甘いがシェリーほど香り高くない。
なんだか不思議な味だ。
懐かしい感じ。
電気ブラン。270円。
クセになりそう。
また来よう。