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学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

勉強家と場づくりの専門家集団による「大人の学び」プロジェクトで僕は何を学んだか?

学び 京都 読書

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勉強家・兼松佳宏さんと場づくりの専門家集団・home's viの嘉村賢州さんによる実験的な取り組み「ラボラトリー」に参加してきた。

 

 

参加した動機は今やってるクラウドファンディング「猫と子どもの『好きる』ワールドカフェを開催したい!」を成功させるヒントを掴むためだ。

 

停滞してるプロジェクトを進めるにはどうすればよいか?

 

プロジェクトを継続させるためにはどうすればよいか?

 

マンネリさせずに刺激的なものにするにはどうすればよいか?

 

そんな問いを持って参加した。

 

 

最初に兼松さんからインプットがあった。

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他人との共通点を見つけるのに役立つ「偏愛マップ

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それをもう少し絞った問いを設定、

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この中から2つの問いを選んで、紙にわーっと書き出す。

 

僕は、「人生の最後に食べたいもの」「本当はやってみたい仕事」を選んだ。

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人生の最後に食べたいものは書き進めていくと、毎日食べてるものやお腹に優しいものになっていった。

 

本当はやってみたい仕事は、バーテンダーから始まり、画家やヒーローを経て、マスターになった。

 

お腹に優しいマスターになりたいという深層心理なのだろうか?

 

兼松さんは勉強家だ。

勉強の定義をいくつか示してくれた。

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勉強は「まだこれから」なもので、何者にでもなれるという可能性がある。というようなことを言っていた。

 

 

お次は嘉村さんのインプット。

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ABD(Active Book Dialogue)という手法を教えてもらった。

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本を10個に裁断して、10人で分けて読んで、それぞれA4用紙5枚に要点をまとめて、順番にプレゼンして、最後にダイアログするというもの。

 

短時間で深く本が理解できて、みんなと共有できる素晴らしい手法だと思う。

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そして、この実験的な取り組み「ラボラトリー」の解説。

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好奇心やコンプレックスから始まる短期集中の学びの場。

 

締め切りがあることでマンネリにならずに続けることができる。

 

好奇心だけでなく、コンプレックスから始めてもいいんだって思った。

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思えば、僕がクラウドファンディングを始めたのもコンプレックスから始まった。

 

僕は仲間を作るのが苦手だ。

 

何かを企画する時は一人で始めて、周りを巻き込むことができない。

 

今回の企画はゲストやファシリテーターのパートナー、焼き芋屋さんなどに声をかけて参加してもらえることになったけど、肝心の出資者や参加者の集まりが悪い。もっと仲間を増やしたいけど、僕の中の遠慮がブレーキをかける。もっと対話の時間を作ったほうがいいのかもしれない。

 

 

これは兼松さんが言っていたのかもしれないけど、主催者のワークショップデザインと参加者のカリキュラムデザインを掛け合わせるという視点は、発見だった。 

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嘉村さんによると、いろんなパーツを組み合わせることで、ワークショップデザインとカリキュラムデザインができる。

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マイスタディのために効果的な組み合わせを探求する。「ラボラトリー」はそんな場になる。

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「ラボラトリー」は仲間づくりに最適かもしれない。

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一旦終わりを区切ることで次の人に引き継がれるかもしれない。そんな可能性も感じる。

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一人で世話人を続けるんじゃなくて意志を継ぐ人が世話人になる。そんな仕組み。

 

 

 

「休憩時間は誰とも喋らずにスループットの時間に充ててください。これまでのことを一人で考えて紙に書いてみて」と提案があった。

 

僕は大好きなウイスキーの製造過程から、インプットとスループット、アウトプットを考えてみた。

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原料の大麦を収穫し、発芽させ、乾燥、糖化、発酵、蒸溜、熟成、ブレンドしてボトリングされる。

 

収穫がインプット、ブレンドがアウトプットとすると、その間の行程は全てスループットとなる。

 

スループットって大変だ!

って思ったけど、

 

よく考えたら、それぞれの行程でも小さなインプットとアウトプットがある。例えば発酵の行程では酵母というインプットがあって酵母が糖を食べるスループットとなり、アルコールを産出するアウトプットとなる。

 

だからスループット中に一人でうんうん悩んでいるよりも、形になってなくても誰かに話してみることでアウトプットに繋がるかもしれない。そんなことを思った。

 

 最後に、

「大人の学びを加速させたり継続させたりする仕組みはないか?」という問いで対話した。

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対話後のメモはこうなった。 

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おばちゃんの井戸端会議って続くよねって話になって、井戸端会議ってゴシップネタ多いよね。なんでだろう?って考えて、「無責任」ってキーワードが出てきた。

 

無責任=仕事とかの役割を外す

ということに繋がるかもってなって、そういえば趣味で繋がる関係って、役割とか関係ないよね。「趣味の井戸端会議」だったら継続するかもしれない。って何となくの結論が出た。

 

 

最後にアンケート書いてる時に隣の人と雑談してて、今やってるクラウドファンディングの話題になった。

「猫と子どもをテーマに好きなことを仕事にするにはどうしたらいいのか?というのをやりたいんですよ。猫って不可逆なんですよ。一度猫にはまると抜け出せないんですよ。モフモフすると抜け出せないんですよー。同様に、子どものほっぺや手ってぷにぷにしてて気持ちいいんですよねー」

 

ってなことを語っていたら、

 

「じゃあ、『モフモフ×ぷにぷに』=『たのしく働く』って感じにしたらいいんじゃないですか」

とアドバイスをもらった。

 

クラウドファンディングの企画は僕なりに伝わるように考えて、kibidangoの人にもアドバイスもらって修正したけど、まだ伝わりにくい形だったんだなぁと気づいた。

 

インプットして、スループットして、アウトプットしてみても、伝わらないことってある。

 

でも伝わらない形でも一生懸命アウトプットすることで、他の人からアドバイスをもらえるということに気づいた。

 

うんうん悩んでても、ふわふわしてる考えでも、とりあえずアウトプットしてみることが大事なんだなぁ。

 

そして、誰かが一生懸命アウトプットしてたら、それをインプットして、自分の中でスループットしてアウトプットして返してあげるといいんだなぁ。

 

そんなことを学んだ。