学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

タテワリをしてみた

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京都大学の塩瀬隆之さんが開発したというTATEWARIというボードゲームをやってみた。

 

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最初はルールがよく分からなくて戸惑ったけど、徐々に慣れてきて面白かった。

 

僕はポジティブシンカーというキャラクターを選び、少々のハプニングが起きても笑い飛ばすことで一度も混乱することなくゲームを終了できた。

 

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僕がゲームを通して得た気づき。 

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・ルールをきちんと知って、ルールをうまく活用することがポイント。

・ルールの抜け穴があるかもしれないので、そこを突いたら楽できる。

・新人の使い方が大事。

・縦割りをうまく脱する(隣の部門と情報交換して連携する)ことが全員クリア(会社の大きな目標を達成)には必須。

・ハプニングはいつでも起こりうる。

・個人の特性をうまく利用するのがいい。

 

こういったことは多くの組織に必要なことだと思う。

 

さすが、数々のワークショップをデザインして色んな組織の課題を解決してきた塩瀬さん作だと感心した。

 

管理職研修に使うと面白いかも。

コーチングスキルを活かしたチームづくりとファシリテーション

コーチングスキルを活かした チームづくりと ファシリテーション

というタイトルでワークショップをやった。

 

2時間で設計。

 

構想は3ヶ月、プレゼン資料づくりは1時間。

結果的に、プロジェクターがなかったのでスライドは使わず、ホワイトボードに書きながら進める。

 

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僕が習ってたのはCTIコーアクティブコーチング。

 

CTIには4つの礎というものがある。

http://www.coactive.com/why-cti/what-is-co-active

 

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人はもともと創造力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である

People are Naturally Creative, Resourceful and Whole

 

その人すべてに焦点をあてる

Focus on the Whole Person

 

今この瞬間から創る

Dance in This Moment

 

本質的な変化を呼び起こす

Evoke Transformation

 

この4つの礎を自分に問いかけてセルフコーチングをしてもらい、

自分が本当にやりたいことを書き留めてもらう。

 

 

次に、僕がオリジナルで考えたワーク「バタフライエフェクト

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蝶の羽ばたきで竜巻を起こすように、それぞれが飛び回って、出会った先で話してみる。

 

幼虫から蛹、蝶へと本質的な変化が起こるように。

 

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3回繰り返して、なにか気づいてきたら、好きなテーブルに座ってもらう。

 

次はプロアクションカフェ

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ワールドカフェの応用。

 

今回は3つの問いを用意した。

 

 

本当に大切なことは何ですか?

 

想いを実現する上で不足していることは?

 

最初の一歩に何をしますか?

 

それぞれの問いに対して15分ほど対話してもらう。

 

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共感する想いがあれば行ってみて話をきいてみる。

 

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やがてチームができてくる。

 

 

 

最後に事業計画書を書いてもらう。

 

事業計画書の参考に「未来食堂」を提供する。

miraishokudo.hatenablog.com

 

いいチームができたような気がする。

 

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僕の実感として、

いいチームとは、

想いに共感して自然と集まった人たちが、

それぞれ得意なことを発揮して、

お互いを尊重し、

お互いを助け合い、

結果としてうまくいく

ものだと思う。

 

そこにはお金はあまり必要ない気がする。

 

雇用関係で作られたチームよりも、

信頼関係で作られたチームのほうがいい。

 

そんなことを思った。

【100万部突破】キングコング西野『えんとつ町のプペル』(サイン入り)がクラウドファンディングのリターンで届いたよ!

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ようやく届いた。

 

早い段階からクラウドファンディングで応援していた。

https://wesym.com/ja/projects/nishino/

 

クラウドファンディングで1000万円を集め、

Amazonの絵本ランキングでは初登場1位。

ちなみに発売後1ヶ月時点でも2位。

 

 

ちなみに1位はこれ。

 

ベストセラーらしいけど、読んだことないなー。読んでみたいなー。

 

 

えんとつの町プペルは100万部突破したらしい。発売1ヶ月でベストセラーやね。

lineblog.me

 

僕は本を読むときは周りを眺めることから始める。

 

帯のうしろが良かった。

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プレゼント用に宛名を書く欄があるのだ。

さらっとオシャレ。

 

絵本を開くと西野のサインが書かれている。

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No.700ということは僕の前に699冊サインしたということになる。

腱鞘炎になるわ。

 

lineblog.me

 

しかも1日で700冊もサインしてるらしい。

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ぜったい腱鞘炎になるわ。

 

絵本の中身については西野ブログに公開されてるので誰でも読める。英語だけど。

lineblog.me

 

こっちは最初だけ絵本そのまま、後半は解説。

lineblog.me

 

 

僕は西野(あえて”さん”はつけない)のSNSをフォローしてるので絵本が届く前に内容は知っていた。

 

けれども、絵本を手にとって、スマホ越しじゃなく、紙に印字された文章と絵を見ながら読み進めると、とてもほっこりした気持ちになった。

 

なんでだろう?

 

読み終えたら、音楽も聴いてみよう。

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西野をマネて僕もクラウドファンディングを始めた。

kibidango.com

はてなのまかないさんとお話したらウイスキーを出すことになったよ

食でつなぐコミュニケーション

http://www.nishijin-bic.kyoto/event/2016/10/264/

 

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自分の「好き」を仕事にしたいと思う学生の方、カフェ・居酒屋・レストランなど、自分のお店を持ちたいと考えている方など、フードビジネスに興味がある方を対象としたセミナーです。

 

 

こんな案内をみてイベントに参加した。

 

講師は中山咲子さん。

肩書きがフードコーディネーターとしか書かれてなかったけど、

はてなのまかないさんの中の人やった。

http://www.asahi.co.jp/life/backnum/111210.html

 

参加者が少なかったのでたくさん質問ができた。

 

Q1.ケータリングの食器の調達はどうしてるのか?

 

A1.使い捨て以外のものはレンタル食器を利用することが多い。使い終わったら洗わずに返却できる仕組み。

 

 

Q2.ハコブキッチンの開店資金はどう調達したのか?

 

A2.公的機関が運用している低金利の金貸しから借りた。

 

 

Q3.はてなのまかないを続けながらハコブキッチンの運営とケータリングをどうやって両立しているのか?他にスタッフはいるのか?

 

A3.一時期はバイトを雇っていたが、ほぼ一人で回している。ハコブキッチンは11:00-15:00だったのでオープン前にケータリングを配達し、キッチンの営業時間が終わったらケータリング回収に回る。はてなのまかないもケータリング同様で回していた。

食べる人の顔が見えにくくなってきたので今はハコブキッチンの営業は休んで、はてなのまかないとケータリングのみにしている。

 

 

Q4.お酒の提供はしているか?僕はウイスキーをメインに営業したいと思ってる。ケータリングで残念に思うことは料理は豪華でもお酒がしょぼい時があること。お酒と料理のマッチングは意識しているか?

 

A4.イベントによる。ボジョレーヌーボーの会だとワインに合う料理を出す。ビールサーバーレンタルして持って行くこともあるが基本はお酒は担当しない。ケータリングも複数で役割分担することが多い。お酒担当、スイーツ担当とか。

 

 

イベント終了して雑談でウイスキーのことを喋りまくってたら次回はウイスキー持ってきてくださいと言われた。

 

中山さんはウイスキーはほぼ飲んだことなく、甘口の日本酒が好きだということだったので、フルーティなタイプのウイスキーをチョイスすることにしよう。

 

グレンリベットベースのコーヒーハイボールマッカラングレンファークラスかな。

 

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お土産にもらったバタークッキーが美味しかった。

 

コーヒーハイボールはこのクッキーに合うと思う。

 

この世界の片隅に、すずさんがいてくれて、のんさんがいてくれて、本当に良かった。

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テアトル梅田で観た。

 

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水曜のレイトショーだったのもあるけど、30分前に行った時点で満席で立ち見だった。

 

 

始まる前に雑穀米の定食を食べたのも良かったのかもしれない。

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この世界の片隅に

 

食べ物を食べるシーンが多かった。

 

海苔の養殖に始まり、

 

戦争で配給となり、道端の草を採って料理する。

 

楠正成が考案した兵糧の「楠公飯」を作ってみるすずさん。

 

家族で食べてみて、やっぱり美味しくなくて、ありゃーって、顔をし合う。

 

食料がない中でも工夫して、日々の暮らしを重ねる。

 

ささやかながらも平穏な日々が続く。

 

このまま戦争が終わればいいのに。

 

何度もそう思った。

 

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だけど、舞台は広島、軍港の町、呉。

 

空襲はどんどんひどくなる。

 

色とりどりの砲弾の煙が昼の空を染めていく。

 

街はどんどん破壊されていく。

 

海に近いところは全て、建物がない。

 

まるで東日本大震災津波の後のようだった。

 

 

そして、やはり、原爆は投下される。

 

 

平和と戦争。

 

日常と破壊。

 

 

でも、最期は、家族で同じ景色を眺めている。

 

 

すずさん役ののんさんは、芸能生活で厳しい状況があったけど、この世界の片隅に、復活してくれて、本当にありがとうございます。

 

 

こんな映画が観れて良かった。

 

クラウドファンディングって素晴らしい!

 

コトリンゴの挿入歌にも癒された。

 

エンドロールの下書きアニメーションにも癒された。

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ありがとうすずさん。

 

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ありがとうのんさん。