学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

ラフロイグ10年のハイボール

僕はウイスキーを愛しています。特にラフロイグ10年は僕にぴったりのウイスキーです。将来はラフロイグ10年になりたいくらいです。


グラスに氷をたっぷり入れ、ラフロイグ10年をメジャーカップで30ml計り注ぐ。ゆっくりと氷に添わせるように冷やしながら。

よく冷えた炭酸水を開栓する。プシュッと爽快な音を聴き、仕上がりを想像する。


ゆっくりゆっくり炭酸水を注ぐ。愛を込めて「美味しくなーれ、美味しくなーれ」と心の中で呪文のように唱えながら。炭酸の泡を逃さないように。


色合いが輝くゴールドになったら、愛おしく口を近づけ、鮮烈なアロマを感じつつ一口飲む。鼻から抜けるフレーバーにうっとりする。


この瞬間がたまらない。生きているという実感。ラフロイグ10年と僕が一体となる。


この感動を他の人にも味わってもらいたい。その思いでウイスキーエストロとして活動している。

 

僕は素材が生かされていないことを憎む。巷で出されるハイボールウイスキーの良さを消していることが多い。ウイスキーと飲む人の相性も考えられていない。コスパと効率性のみを追求した、悪酔いする飲み物になってしまっている。

 

僕と一緒に飲むウイスキーは美味い、と言ってくれる人たちがいる。

そういう人たちと過ごす時間はかけがえのないものだ。
そのために僕は今持っている全ての知識と経験そして愛を込めてハイボールをつくる。

whiskymaestro0924.peatix.com

旅ランのすすめ

ランニングは2通りある

 

いつものコースを走るランと旅ランである

 

いつものコースを走るランは、走ることについては何も考えなくていいので、本気のトレーニングか、瞑想的なものになる

 

走ることについて何も考えないと、頭がぽっかりして、良いアイデアが思いつきやすい。でもすぐに忘れるので、帰ってから書き留めたほうがいい

 

旅ランはいい。

僕は泊まりの出張があると必ずランニングセットを持っていく。セットといっても、夏場ならTシャツと短パンだけでいい。靴は常にランニングできるものを履いているから。

 

ドイツに行った時は、ミーティングが早めに終わったので夕方にホテルからリバーサイドレストランまで5kmほど走り、ビールとポテトとハンバーガーを堪能し、ほろ酔いで帰ってきた。夕暮れのドイツのリバーサイドを走るのは最高に気持ち良かった。

翌朝は森の中を抜けて、ときおりすれ違う人と「モーゲン」と挨拶を交わし走る。遠くで教会の鐘が鳴るのを聞きながら走ると、日本じゃない感がMAXに味わえる。

 

ロンドンに1週間滞在した時も走りまくった。公園を巡った。ハイドパークはめちゃめちゃ広い。リスがたくさんいる。小鳥に餌をあげるおじさんがカッコイイ。

リージェンツパークはロンドン動物園の近くにある。ハリーポッターが蛇と会話をした動物園である。近くにはシャーロックホームズ博物館がある。

公園に行く途中も楽しかった。人がほとんどいないコヴェントガーデンやトラファルガー広場、ビッグベンを通り抜けるのは爽快である。

 

シンガポールでも走った。年中気温が24度を下回らないので常に日本の初夏な感じである。マリーナベイサンズを横目にガーデンズバイザベイの人工の巨木を通り抜けているとファイナルファンタジーの世界に入り込んだ錯覚を覚える。リアルVRである。

 

国内の旅ランもいい。

東京出張が多いので、あらゆる公園を走る。皇居、代々木公園、神宮外苑隅田川沿いを走るのも気持ちいい。

 

初めての土地でも、10kmほど走れば、その土地の距離感がつかめる。我が町感が得られる。その土地と自分が一体となる感じ。

そうすれば安心して、その土地での仕事に取り組める。他所者感がなくなるから。

 

今週末は石巻に行く。どこをどのように走るか計画するのが楽しい。

バーテンとバーテンダーの違い

僕はバーに行くのが好きである。

 

バーはいい。

 

仕事と家庭に疲れた身体を癒してくれる。

 

そんなバーにいるのがバーテンダーさん。

 

バーテンと呼んではいけない。

バーテンダー - Wikipedia

日本では、主にシェイカー等でカクテルの調合をする人物を指す場合が多い。また、多くの辞書に載っているように"バーテン"と略されることがあるが、これは"バー"と"フーテン"を組み合わせた差別的な意味を強く含んだ造語であると言われている。"フーテン"は定職を持たないぶらぶらした人という差別用語でもあり、当時は多くの知識や技術も不要で、給料ではなくチップによって稼ぎを得るイメージや、働く店を転々と変えるようなバーテンダーも多かったために、"バーテン"と呼ばれるようになったと言われる。このため、"バーテン"と呼ばれることを快く思わない人もいる

 

確かに「バーテンダーとは」で検索するとGoogleがこのように表示している。

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漫画バーテンダーにおいてもバーテンと呼ぶべきではないと描かれている。

 

そもそもバーとは「宿り木」という意味があり、バーカウンターを宿り木に見立て、そこに集う人を癒す役割をしている。

そしてテンダーは「世話人

つまりバーテンダーは「宿り木の世話人」である。

 

だからバーテンと呼ばずにバーテンダーとちゃんと言おう。

 

ここで、さらにバーテンダーとベテランバーテンダー、マスターの違いについて説明する。

 

銀座のバーにいくと大体この3種の人たちがいる。

 

バーテンダー

見習い。洗い物やオーダー取りを主にやる人。白シャツのみか黒ベストに蝶ネクタイが多い。黒髪でオールバック。バッジなし。

 

ベテランバーテンダー

3年目以上くらい。たいていのカクテルをつくる。黒ベストにネクタイ。髪型は七三が多い。ソムリエやウイスキーエキスパートなどのバッジをベストに付けている。

 

マスター:

その店の全てを取り仕切る人。看板メニューを主につくる。ジャケット(特に白)を着用することが多い。髪型は自由(グレイヘアーが素敵なことが多い)。バッジをたくさん付けている。

 

マスターは常連さんの相手をすることが多いので、話したい場合は暇な時を狙って行くほうがいい。

紀三井寺ガーデンホテルはやし〜片男波公園の先まで朝ラン

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朝6時スタート

 

1kmほどで海が見える。

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鹽竈(しおがま)神社に寄る。

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この辺は絶景の宝庫らしい。

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小野小町の袖掛の塀

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にしては新しい。

 

徳川頼宣が寄進した灯籠

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の復元

 

根戻り松

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どうやって出来たんだろう?

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神社を出てすぐのところにカフェとイタリアンレストランが併設されてる。

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海を眺めながらのひとときを過ごすにはいいだろう。

 

片男波公園は片側が海水浴場、反対側が公園になっている。

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野良猫に合う

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そこそこ遊具が充実

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セミの鳴き声がめっちゃうるさい。

 

野外ステージ

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ライブとかやってんのかな?

 

日本庭園

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枯山水

 

万葉の小路

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歌碑がたくさんある

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モニュメント

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万葉の和歌に詠われた鶴をイメージしているらしい。

 

公園は行き止まり、突堤へ向かう。

 

狭間にゴミがたくさん溜まっている。

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波が流してくるものが多いのだろうから仕方ないけれど、景勝地なのだからゴミ拾いを定期的にしたら良いだろうな。

 

突堤では釣り人

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突堤は1kmほどあっただろうか

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戻る

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名草山

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砂浜に入る

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ビーチバレーコートが2つ

 

波打ち際を走るのは気持ちいい

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往復で6kmくらい

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砂洲を実感する。

 

TEDxKyoto2018キックオフパーティーで出したウイスキー達

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グレンリヴェット・ファウンダーズリザーブ

 

約200年前、創業者のジョージ・スミスが創業当時に思い描いていた理想的な製法・レシピを、現在のザ・グレンリベット蒸留所のマスターディスティラーであるアラン・ウィンチェスターが忠実に再現し、現代に蘇られせたシングルモルトスコッチウイスキー。創業当時から変わらない、首が長く釜の幅が広いユニークなランタン型のポットスチルによって生まれるニュースピリッツを、伝統的なアメリカンオーク樽のファーストフィルで熟成。繊細な柑橘系のアロマが広がり、クラシカルなフルーティーフレーバーをクリーミーな甘さで引き立てる、とびきりスムースで完璧なバランスのウイスキーに仕上げた。

 

グレンリヴェット・ファウンダーズリザーブで伝えたかったことは「伝統」と「王道」である。2012年から続くTEDxKyotoの伝統を継承し、国内最大のTEDxとしての王道を歩んで欲しいと思いを込めた。

 

 

モンキーショルダー

モルトウイスキーの歴史に基づき、そして今では数少ない大麦の醸造を手作業で行うモルトマン達からインスパイヤされた、モンキー・ショルダー、その名は嘗てモルトマン達が過酷な手作業で受けていた肩の怪我を意味している。今は幸いにも作業環境が良くなり、モルトマン達が苦しむ事はもうない。
モンキー・ショルダーはコクのあるまろやかなお酒、100%モルト・スコッチ・ウイスキーである。スコットランドのスペイサイドから3種類の最高シングル・モルトを選び、完成された27樽のバッチでブレンドし造り上げられた。

 

TEDxのイベント当日は過酷である。特にオペレーションチームは1日4万歩以上を歩きテント張りや机・椅子の移動など重労働が続く。疲労で肩が上がらなくなるスタッフも出るだろう。今年は初めての会場なので心してかかるようにという覚悟を込めている。

 

 

カティサーク・プロヒビション

 

プロヒビション(禁酒法)の名を冠したこのボトルは、アメリカの禁酒法時代にカティサークアメリカに販売し続けた男"ウィリアム・マッコイ"の業績に敬意を 表し、禁酒法の廃止から80年を記念して造られた商品。
ラベルの中心にはカティサークのシンボルである帆船を配置し、コルク栓とブラックボトルが禁酒 法当時の伝統を引き継いでいる。
アメリカンオークで熟成されたシングルモルトと上質なグレーンウイスキーブレンド
アルコール分50%で力強さと複雑さを表現。

 

アメリカの禁酒法時代はアイリッシュウイスキーが品質問題で凋落し、カナディアンウイスキーが輸送コストの安さもあって勃興した。そんな中、ブレンデッドスコッチであるカティサークを売り続けた男ウィリアム・マッコイ。逆境をバネに飛躍する姿をそれぞれに浮かべて欲しいという願いを込めた。

 

Whisky worth spreading.

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