学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

Dongree Camp Market in 雲ヶ畑へ出町柳から花見ランしながら行く。

鴨川の源流にある雲ヶ畑というところでDongree Camp マーケットがあるらしい。

駐車場がなく車では行けない。シャトルバスが出てるらしいけど、予約でいっぱいだったので走って行くことにした。出町柳からなら片道15km。

www.dongree.work

 

朝から天気が良かった。

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出町柳の鴨川デルタからスタート。

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おなじみの飛び石をわたり、

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鴨川沿いを走る。

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途中、犬と遊ぶ。

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翼を広げた鳩かっこいいじゃないか。

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鴨になりたい。気持ち良さそう。

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桜じゃない花もきれい。

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天気が良いから映える。

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桜も接写してみる。

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5kmほど走ったら川沿い走れなくなる。

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ここからはずっとロード。

 

大きな堤がある。

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柊野堰堤(砂防ダム)というらしい。

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鴨川の氾濫を防止するために昭和初期に造られたとのこと。

 

 

民家の横に咲く桜?は紅白が混じっていた。

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挿し木かな?と思ったらハイブリッドのようだった。

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変わった品種なのだなー。

 

上りが少しきつくなってくる。道路標識では雲ヶ畑へはまっすぐ行けばいいらしい。

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ずんずん山奥になる。

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川はこんな感じ。

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近くの水場で給水。冷たくて美味しい。

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山の椿は控えめな赤で好き。

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木蓮も満開。

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あともうちょっと。

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鴨川起点が近いらしい。

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ついたー。

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食べ物もいろいろあったけど、カレーだな。

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鹿のスパイシーカレーとホワイトビール。

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走ったあとのカレーとビールは最高!

 

アイリッシュ音楽を聴きながら、しばしボーッとする。

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ぶらぶら眺める。日の出製作所

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編旅人(KAKERA SERIES)のニットと首巻き。2月にイタリアンウールのウォームアーマーを買ってお気に入りです。今度は首巻き買おうかな。

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和梨のシロップソーダ割りを飲みながら読書。

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昨日買った出口治明さんの「全世界史Ⅰ」を小1時間がっつり読む。

 

だいぶ疲れがとれたので帰りも走って帰る。

帰りは反対側の川沿いを走る。

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花見はいいなぁ。

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体いっぱいに春を感じた1日だった。

町家deマルシェの建築ツアーを楽しむ。

株式会社 八清さんが手がける町家deマルシェに行ってきた。

 

www.hachise.jp


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入り口。

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中庭。

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樽酒がふるまわれる。

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町家をリノベーションした落海さんと酒井さんが案内してくれる。

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玄関は元の風合いを残しながらライトなど古建具を加えている。

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玄関入ってすぐに帳場。

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今日はいわしコーヒーさんが東ティモールのオーガニックコーヒーを出してる。ぷくぷく。

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帳場の正面にはオフィススペース。

古建具に新しい窓を貼りかえて仕切りドアに。

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キッチンもあるが、普段は古建具の格子戸で隠されている。

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トイレのドアも古建具。ガラスがおしゃれ。

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今日はKyoto Beer Labが出店してた。

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お茶のビールが飲める。

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煎茶ペールエール。

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隣では伏水酒蔵小路が珍しい日本酒を出してた。

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もち四段仕込み美味しかった。

 

 

一階のお風呂。床は石材で床暖房。冬でも安心。

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和室の間仕切りも古建具。隙間窓が良い。

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天井はゴザっぽい材質。落ち着く。

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階段の側面は何枚も和紙を貼って仕上げてある。ランダムな形とグラデーション。

上部の採光と吊るした照明とマッチ。

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この町家は”3”をいろんな所で活用しているとのこと。照明の数も3つだし、1階への吹き抜け格子の3枚の仕切り板にも3つの穴が空いている。

 

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寝室の壁にも瓦材3つ。

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もう一つの寝室につながる仕切り。カマクラみたい。

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照明に羽根が生えている。

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よく眠れそう。

 

 

元からあった柱の穴を使ってスイッチ。

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1階を覗ける丸窓。側は鉄製。

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隣の町家との境目の路地。

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檜だか杉だかの外皮を壁材に。落ち着く。

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路地を抜けると中庭。

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森林食堂のカレー。大人気だったので予約。

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ななしのアコースティック演奏を聴きながら、カレーを待つ。

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森林食堂のカレー。ほうれん草とタンドリーチキン。

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むちゃくちゃ美味かった!今まで食べた中で一番美味いカレーだったかも。香辛料の使い方が抜群!

 

 

ほどよく酔っ払い、満腹になり、満足して帰った。春うららか。

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サバ好きがSABAR南森町店に行ってきた。

大阪で1号店が出来てからずっと気になっていたSABAR。

 

気づいたら全国に結構店舗展開してるみたいで、大阪でも福島、天満、南森町にあるらしい。

 

南森町店に行ってみた。

 

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見事にサバ料理ばっかり。

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とりあえず生ビール。

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おつかれサバです

と書かれたジョッキで出てくる!

 

お通しが豪華!

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サバ缶にサバ寿司1貫とお嬢サバ(刺身)が2切れ。

 

 

塩だれとサバ節のたたききゅうり

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サバ節がいい味出してる。あっさりしてて美味い!

 

ごまサバとりゅうきゅうの食べ比べ。

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ごまサバは福岡、りゅうきゅうは大分の郷土料理。

 

ごまサバはすごく上品な仕上がり。胡麻だれしょうゆが濃厚。

 

りゅうきゅうはうずら卵を絡めて食べる。薬味のネギや刻み海苔、みょうがと一緒に食べると美味しい。

 

半分食べたくらいでビール無くなったので、日本酒グラス。福岡の「庭のうぐいす」

 

メニューには載ってないがサバ専用日本酒もあるっぽい。

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サバとドリンクのマリアージュマップ。

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うま味をSavoryと表現してるのが良い。

サバの旨味といったところか。

 

ごまサバとりゅうきゅうを食べ終わり、残ったツマとたたききゅうりを合わせ、胡麻だれしょうゆを回しかける。サバ節と胡麻だれしょうゆが組み合わさり、あっさりしながらも旨味Savoryをほどよく感じられる。

 

日本酒が進む。

 

〆でとろサバ漬け丼ハーフ。

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2切れはそのままご飯と食べ、残り2切れは出汁を回しかけて茶漬けにして食べる。

 

Savoryをビンビン感じる。

 

身体がサバになったようだ。

 

美味かった!

 

SABARは各店の限定メニューがあるらしい。

今度は京都店に行ってみよう。

TEDxAnjoで咲いたもの。

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TEDxAnjoのファウンダー上田さんに誘われて、初めて安城市に降りたった。

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名古屋駅から30分ほど。

 

会場のアンフォーレ

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前日の夜にスタッフとパートナー、スピーカーの交流会Welcome partyがあるというので、近くのセブンイレブンで氷1パックと炭酸水4本を買い、パーティー会場へと向かった。

 

明日のアフターパーティーでも出すウイスキーたち。三河みりんとお酢、メープルシロップウイスキーサワー用。

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上田さんが紹介してくれたのでマイクで少しだけ喋らせてもらう。「三河みりんを使ったウイスキーサワー飲めます」と宣伝し、何人かに飲んでいただく。

 

スピーカーの加藤雅士さんとも少しお話する。名城大学農学部で発酵や微生物の研究をしているそう。

 

アンフォーレ内にはスピーカー、パフォーマーの垂れ幕が飾られていた。みなさん良い顔をしている。

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インタビュースポットもある。

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会場を覗くと、明日のステージのライティングチェックをしていたので混じる。

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TEDxHamamatu、TEDxKyoto、TEDxKumamoto、TEDxSapporoなど全国からTEDxerが集まっている。TEDが好きでTEDxが好きでたまらない変態集団である。

 

合流したTEDxerと三河安城で飲み、味噌カツや手羽先名古屋メシを堪能する。

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peatixのノリさんの眼鏡をかけるシーマの野田さん。

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ノリさんと宿まで歩いて帰る。何かしら話したけど全く覚えていない。ノリさんとの会話はいつも聞き流す。中身があるようで無い会話が楽しい。

 

翌朝、走る。 

ランニングはいい。短時間でその街を知ることができる。

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宿のふじや旅館から、

 

梅を眺め、

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犬と見つめ合い、

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犬と遊び、

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観覧車のある公園を一周し、

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梅の蜜を吸うメジロたちを眺め、

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古墳へ行き、

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上までのぼり、

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前方と、

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後円墳の様子を眺める。

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帰りも犬と見つめ合い、

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わしゃわしゃ遊ぶ。でかい犬はかわいい。

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安城の自然と歴史と生物と触れ合う。そのようにしてランニングを楽しむ。

安城のことをしっかりと感じ取る。

 

朝ごはん食べに喫茶店へ行く。宿の近くの喫茶こねこ。愛知県といえばモーニング。

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奥のボックス席に座り、メニューも見ずにモーニングを注文する。

ゆで卵とバタートーストのモーニング。コーヒーは濃いめで熱々。

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ミルクと砂糖を2杯、甘めにして飲む。

 

ジャンプを読みながらトーストを食べる。

 

ゆで卵の殻をむき、食卓塩をかけ、かじる。

 

濃いめの熱々の、ちょっと甘くしたコーヒーを飲む。

 

ゆったりとした時間。

 

愛知に、安城に、いるんだ、と実感する。

 

すっかり、安城に馴染んだ。

 

380円!(安っ!)を払い、店を出る。

 

 

すっかり安城に馴染んだ体で、会場入り。

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anforet.city.anjo.aichi.jp

 

図書館が2F、3Fにあり、選書のセンスが良い。

 

 

1Fのステージも素晴らしい。

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www.axona-aichi.com

 

TEDxAnjo2018のテーマは「咲:Saku~Blooming Possibilities~」ということで、会場の至る所に花が飾られていた。

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スタッフ用にお揃いのスカーフも配布されており、とくに女性・子供がつけているのがかわいい。

 

お花のXに水やりする少女。

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屋外のブースではパンとコーヒー、お茶を無料提供。

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ウォーターサーバーでお湯と水を注ぐ係の女の子。

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提供される紙コップにはスタッフのおすすめTED Talksが印刷されている。

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すみずみまで細やかな配慮が行き届いた空間。女性ならではの繊細なサービス。

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13:00からステージが始まる。

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最初のセッションで印象的だったのは加藤雅士さんのトークだった。

名城大学 農学部の教授で、酵母や麹菌の研究者。

 

カーネーション酵母を発酵に用いた日本酒の話。

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麹菌の可能性。

 

微生物は裏切らない。

 

同じ研究者として、共感できることが多く、スタンディングオベーション

 

 

ブレイクをはさんで、TED Talk

www.ted.com

 

このトークに感銘を受け、心が開いた状態になる。

 

そのせいだったのかもしれない。次のパフォーマンスBONGAさんによる太鼓で驚くべき変化が起きた。


www.youtube.com

 

7人のユニット。

そのうち3人は狐や天狗の面を被って登場。能を見ているよう。

静かなリズム、鼓動。

 

やがて面を脱ぎ、7人が太鼓や銅鑼を奏でる。

活き活きとしている。とても嬉しそうに演奏する。

鼓動が伝わる。

活き活きとした感情が伝わる。本当に嬉しそうに演る。

 

やがて、なぜだか涙があふれる。感情が開きっぱなしになる。

とめどなく涙があふれ出てくる。

嬉し涙でもなく、ただただ、体が反応した結果のよう。

すごい。

すごい体験をしてしまった。

 

しばらく放心状態だった。

 

 

その後、ずいぶん時間が経ち、最後のスピーカーになった。

堂嶋賢征さん。

転機の話。

友達の転機に立ち会った話。

家族の食卓を撮り続けた写真家。

おばあちゃんが亡くなった時に、食卓の写真を見返して、感謝された。

いい写真だった。

 

アフリカを旅した男性。

誘拐されてお金を盗られたことがきっかけで、貧しい村で生活をし、村の子供たちの笑顔に癒され、同時に衛生環境が悪いため幼くして亡くなってしまう子供たちの現実を目の当たりにして葛藤する。自分に出来ることは何だろう?と考える。

帰国して、自分がやりたいことをやっている彼のことを、堂嶋さんは嬉しそうに語っていた。

 

誰かの転機に関われるという幸せ。

 

素晴らしい、ためになるトークだった。

スタンディングオベーションをした。

 

 

そして、いよいよ僕の出番が来る。

アフターパーティ。

 

会場の準備状況に合わせ、買い出しをする。

氷を2パック、炭酸水を9本、カクテル用にトマトジュースと桃ジュース。

 

持参したウイスキーや本みりんなどを並べる。

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TEDxHamamatsuファウンダーの河口さんから託された升もレイアウト。

升で飲むウイスキーは若い木の香りがプラスされて美味い。

 

アフターパーティが始まった。

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いろいろな人とウイスキーを通して交わる。

三河の本みりんと京都のお酢、カナダのメープルシロップスコットランド・ジャパニーズ・アメリカンのウイスキーで作るウイスキーサワー。

 

シングルモルトスコッチのハイボールグレンモーレンジ、グレンエルギン。

 

TEDxAnjoファウンダーの上田さんから提供された竹鶴ノンエイジ。

 

いろいろな組み合わせ。人とウイスキーの組み合わせ。

 

最高の一杯を飲んでもらえるように、最善を尽くす。

それが僕に出来る唯一のことだから。

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TEDxAnjo2018は楽しかった。

本当に楽しかった。

ありがとうございます。

「右足に感謝」京都マラソン2018を完走して翌日元気に出勤するまでの記録と考察

前日に羽生くんの滑りを見て勇気をもらった。

 

「とにかく右足が頑張ってくれた」 羽生結弦は、ケガから立ち直った「右足」に感謝を捧げた。

https://www.google.co.jp/amp/m.huffingtonpost.jp/amp/2018/02/17/hanyu-gold_a_23364075/

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僕も練習不足ではあるが、やれるだけのことはやろうと思った。

 

嬉しいことに、会社の応援団より給食セットをいただいた。

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スタート前、10km、20km、30km、ゴール後のサプリが用意してある。

 

京都マラソンでは前半20kmくらいまでは給食スポットがないのでこれは非常にありがたい。

 

僕は足が攣りやすいタイプで、エネルギー不足になるとすぐに攣る。早めの補給が絶対に必要なのだ。

 

それと、練習の仕上がりによって可能なペースが予想できる。

これまでの自己ベストは3時間半(サブ3.5)だが、その時は月間200km弱走ってて、10kmのタイム走は40分を切っていた。

今年はそれに比べたらはるかに練習量は劣る。月間100kmを超えた月がなく、10kmも50分を切れてない。

 

京都マラソンは5回目で、過去4回のタイムは4時間、3時間半、4時間、5時間と2回目をピークにだだ下がりである。

 

今年は気合入れ直して再びサブ3.5を狙うぞ!と意気込んでいたものの、10月の四万十ウルトラマラソン100km完走して以降は練習量がガクンと落ちた。やる気の問題と酒の飲み過ぎが主要因である。

 

酒を飲み過ぎる→朝早く起きれない→朝ランできない→体重が落ちない→やる気なくなる→酒を飲み過ぎる

 

の負のループから抜け出せなかった。

そのため、レース直前でも体重は61kgと、ベストコンディションから5kgほど重い。

 

しかし、昨年よりは練習したつもりなので、目標タイムを4時間半に設定した。1kmあたり6分20秒くらい、10kmあたり1時間4分くらいで走れば良い。

 

ただ、レースの前々日にウイルス性胃腸炎になってしまい、一日中なにも食べずに寝て過ごすというアクシデントに見舞われた。翌日もお腹の調子は良くなく、うどんとお粥が精一杯だった。

 

当日の朝は整腸のためにもずく酢と納豆を食べ、その後にうどんを食べた。

 

ラソン当日に気を付けないといけないことの一つにトイレのタイミングがある。特に大便はトイレ待ちの行列ができるので家で済ませておきたい。

今回は前々日の胃腸炎で下痢になり、昨日は全く便意を催さなかったので、今朝は出るのか不安だった。

しかし、出発の20分前に無事に便意がきて、出すことが出来た。いつもの日課で大便の状態を見ると30分前に食べたもずく酢と納豆が明らかに見えた。通常、食べ物は10時間ほど体内に留まると聞いていたが、こんな経験は初めてだった。胃腸を素通りしたのだろう。そして腸内細菌をリフレッシュしてくれたのだろうとポジティブに考えた。

 

7時半頃に会場入りし、男性更衣室の体育館で着替えをしつつ、ストレッチをする。

 

肩甲骨周りをほぐす。

 

「ストレッチが決め手!肩甲骨で走れる身体作り」

www.life-rhythm.net

 

体幹で走れるように『スイッチ』を入れる!?」

www.life-rhythm.net

 

『ブルージャイアント』コンプリート・エディションを聴きながら。

 「チュニジアの夜」が好き。

 

 

手荷物預かりの8:15分ギリギリまで体育館の中で過ごす。

 

荷物を預け、スタート地点に向かう。

 

僕はDブロックだが、Bブロックのほうにあるトイレに行く。そっちのほうが空いてるから。小便を済ませ、Dブロックに入る。そこでもしばらく肩甲骨ストレッチ。

 

開会式が始まり、気温は6℃とアナウンスされる。 

会社の応援団からもらっていた雨ガッパが役に立つ。長袖かつ膝丈まであるので足先以外は寒くない。

しかし足先は徐々に冷えてくる。早くスタートしてくれと毎回思う。

 

京都市長らの挨拶が終わり、東日本大震災の黙祷。

 

車椅子ランナーのスタート。

 

5分後にマラソンスタート。

 

スタートゲートを通るまでにかかった時間は約3分。

 

本田望結ちゃん大きくなったなぁと思いながら通り過ぎる。

 

最初の2kmくらいは適当なペーラン見つけてゆっくり走る。キロ7分くらいだったので若干ペースアップする。3km過ぎくらいから足先の冷えが和らぐ。桂川沿い、渡月橋まで気持ちよく走る。

 

広沢池、仁和寺のあたりは上りが結構あるので足を使わないようにペースダウンする。

 

9km地点で少し空腹感が出てきたので最初の補給をする。

マグオンジェル アップルフレーバー

 

最初の10kmは1時間3分となかなかのペース。

次の10kmは少し落とそう。

 

右足首に少し痛み。初めての経験で少し不安。

 

西大文字、わら天神、今宮神社、時おり和太鼓の演奏が元気づけてくれる。

 

加茂川を北上、最初の給食ポイント。みかんが美味しい。

持参しているマグオンジェル 梅フレーバーも摂る。

なるべく美人のボランティアから水を受け取り、元気をもらう。

 

京都マラソンは応援にもボランティアにも美人が多いなぁ。癒されるなぁ。

 

20km、2時間9分。思ったよりペースダウン。しかしまだ4時間半以内は狙える。しかし、足は明らかに疲れている。4時間半は無理か?4時間45分に目標下げるか。

 

折り返し、北山通りまで南下、左折してひたすら北山通りを東へ。このダラダラ続く感じは結構辛いので、対面走行してるランナーを応援することで外に気を向け、紛らわす。

 

しかし、足は痛む。右足のふくらはぎが攣りかける。ペースダウン。走りながら肩甲骨ストレッチ。本格的に攣ると明日の筋肉痛がひどい。

 

北山通りの給食ポイントではミニトマトとパンを頬張る。その後にあった私設エイドでもらったオレンジはめっちゃ美味かった。ヤマザキパンがクリームパンも配ってたので食べた。お腹いっぱい。エネルギー満タンになったので攣りにくくなったはず。

 

だがしかし、アスファルトの硬さが辛い。

今回、靴はターサージールをチョイスしていた。サブ3.5向けのソールが薄めのやつ。

おかげで両膝が痛んできた。ペースダウン。

次回はもうちょっと厚底にしよう。

 

植物園に入り、冬の植物を見て気を紛らわせる。

 

加茂川を南下、河川敷になり、ようやく路面がアスファルトから土になって足が楽になる。土はいい。

 

デルタを過ぎ、次の給食ポイントではイチゴが振舞われた。めちゃめちゃ美味い。めちゃめちゃ美味い。2個食べた。

 

再びアスファルトへ。

足痛い。膝痛い。右太もも痛い。

肩甲骨ストレッチで体幹をフルに使うようにする。

御所の南、同志社前、市役所の給水(あれ?ちょっとだけコース変わった?前は市役所内で給食もあったのに!)

すれ違うランナーを応援して気を紛らせる。

沿道の子供に癒される。

ばあちゃんとハイタッチしようとしたら手を掴まれてびっくりする。

 

神宮丸太町。いつも孤独なゾーンだが今回は沿道に応援そこそこ居た。嬉しい。

東大文字が見える。

京大。百万遍。だらだら上り坂。ここが一番辛い。足攣りそう。歩く。銀閣寺手前で折り返す。足攣りそう。歩く。アクティブウォーク。肩甲骨ストレッチ。腕を振って歩く。回復。あと2km。

 

足つらい。右足つらい。右足もってくれ。右足に感謝。

 

あと1km。

 

肩甲骨ストレッチ。歩くように走る。ちょっとでも進む。タイムは関係無い。

 

あと195m。

 

平安神宮。ゴール見える。ゴール。

 

4時間58分。

 

振り返り、帽子を取り、御礼。

 

フィニッシャータオル、メダル、完走証を受け取る。

 

荷物を受け取り、アミノサプリを飲む。2本飲む。

着替え、弁当を食う。肉を食う。

 

スタバ裏の広場で友達が手伝ってる日本酒コーナーで甘酒を飲む。2杯飲む。

甘酒はいい。ブドウ糖アミノ酸とミネラル。

 

平安湯で汗を流してると隣のおっちゃんから「京都マラソン走ったんか?」と会話が始まり、ボディソープとシャンプーを貸してもらう。

3種の風呂に入り、サウナに入り、水風呂に入り、ジェットバスに入る。マッサージする。

体重を計る。60kg。やはり減ってない。給食がきちんと摂取できていたという証でもある。

 

家に帰り、軽めの晩飯を済ませ、早めに寝る。12時に起きて平尾台トレイルの申し込みをする。40kmのロングコース。

hiraodai-trail.com

 

再び寝る。6時半に起きる。筋肉痛はほとんどない。背中が珍しく痛い。右目もなぜか少し痛い。両膝もちょっと痛い。あとは大丈夫。普通に歩ける。

 

普通に会社に行く。普通に階段上れる。若干背中痛い。

 

会社終わる。より普通に歩ける。膝も痛くなくなる。

 

翌日はすごい元気。レース後で一番元気。

 

これが今回の京都マラソンの結果。

羽生くんに勇気と「右足に感謝」の精神をもらったおかげ。

ありがとう。