学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

薬物依存を起こしているものは何か?清原和博にかけるべき言葉は「非難」ではない

久しぶりにめちゃめちゃ感動したTEDトーク。

 

1tedaday (id:khide)さんが紹介していたので見てみた。

1tedaday.hatenablog.com

 

英国人ジャーナリストのジョン・ハリは薬物依存について調べているうちに、これまでの常識とは正反対の事実に気がついた。

www.ted.com

 

それは、薬物依存者に対して、厳罰を処して監視し薬物依存をやめることを強制するこれまでの方策は全く効果がなく、むしろ依存をますます強める。

逆に、薬物依存者を手厚く支援し、社会復帰の手伝いをすることで、依存性は薄まるというものだ。

 

確かに、われわれは手術の麻酔の際に高純度のヘロインを注入される。しかし退院後にヘロイン中毒になることはない。

それは、その人が健全な人間関係をもっているからだ。

 

「依存症(addiction)」の反対は「繋がり(connection)」なのだ。

 

 

清原和博が薬物使用で逮捕され、世間で騒がれている。

ニュースによると、桑田真澄長渕剛ら親しかった友人らとも絶縁され、妻からも離婚を言い渡されている。

清原はどんどん繋がりを失くし、どんどん薬物に依存していったのではないだろうか。

だとしたら、彼を薬物依存から抜け出させるのは、彼の周りの友人や家族との繋がりなのではないだろうか。どうか彼を見捨てないであげてほしい。

 

僕にできることは、ささやかだけどこのアイデアを広げることだ。