学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

週刊文春を買った理由は能年玲奈!!!

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初めて週刊文春を買った。

 

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これを読むため。

 

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阿川: 今後の仕事はどうなってるの?

 

能年: 女優業以外だと、絵本を出したいなと思ってます。

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能年ちゃん絵うまいもんね。楽しみ!

 

 

 

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阿川: 元気そうでホントによかった。

 

能年: 今は元気です!

(しばらく無言の後)

もちろん想像してなかった色んなことが自分に降りかかってきたのは事実です。

でも、それが果たして、

うつうつと考え込むほど自分にとって重要なことか疑問にしたとき、そうでないと気付きました。

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たぶん、色んな葛藤があったと思う。

でも、それを乗り越えた強さを感じる言葉だった。

 

 

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能年: 何かに囚われるよりも、面白いことをしようという風に気持ちを切り替えられるようになりました。これから頑張っていきますのでどうかよろしくお願いいたします。

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これからの活躍が楽しみだ!

応援してます!!!

 

イラストレーターの安西水丸展に行った話

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 安西水丸さん。

 

村上春樹の小説のカバーイラストで初めて知った。

 

子供が生まれてからは絵本「がたんごとん」にお世話になった。

 

展示会では村上春樹をはじめとした文庫本の表紙のイラストがたくさん並んでいた。

 

どれもシンプルなんだけど、本のタイトルを一目で表してて、いいなぁ。と思えるものだった。

 

「ひさしぶりの海苔弁」という本は、ただの黒い四角が手描きでヒョロッとした線で描かれていた。

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でも、見事に「ひさしぶりの海苔弁」だった。

 

和田誠との共作も数多く展示されてた。

二人がテーマを決めて交互に描くというスタイル。

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似たタッチなんだけど、確かに和田誠。明らかに安西水丸

 

村上春樹は二人をこう評している。

「和田さんのそれは端正で知的であくまで趣味がよく、水丸さんにはものごとをちょっと草書体的に崩したみずみずしさと、おかしみがある」

 

安西水丸さんは2014年に亡くなってしまった。

 

もう、村上春樹の本の装丁を描くことも、和田誠との共作を描くこともないけれど、

僕に、イラストの新しい側面を見せてくれた。

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ありがとうございます。

 

 

ちなみに2枚のポストカードと、それを入れる額を買った。

 

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雨上りの屋上でトンボの交尾を観察してわかったこと

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いつも屋上で弁当を食べてる。

 

今日は雨上がりで風が涼しい。

 

トンボが飛んでる。

 

交尾で繋がって飛ぶトンボがいた。

 

僕の周りを飛び回る。

 

やがて卵を産み付ける行動をとった。

 

通常なら水辺で行うものだ。

 

トンボの子はヤゴなので水生だ。

 

孵化したら水の中で暮らし、小魚を捕食する。

 

しかし、屋上は水たまりしかない。明日になれば乾燥することは人間の僕には分かりきっている。

 

しかしトンボの夫婦は一生懸命に卵を産み付けていた。

 

屋上の床が水面に見えたのだろう。

 

トンボは水面を視覚的に捉えているのだろう。

 

そしてあまり目が良くないのだろう。

 

色だけで判断しているのだろう。

 

屋上の水たまりの水の匂いに惹かれたのかもしれない。

 

そんなことを発見した。

 

火曜日の昼休み。

海の日の次の日に生まれた男がこれまで訪れた島々について語る。

僕は7月21日生まれなので小学生の頃は口惜しかった。

 

なぜなら夏休みが始まる日が7月21日だったので、クラスの友達に「誕生日おめでとう」と言ってもらえる機会をギリギリのタイミングで逸していたからだ。

 

今は海の日が7月20日前後なので21日より前に夏休みに入ることが多くなったので、7月21日生まれの小学生はそれほど口惜しくないだろう。

 

夏休み初日に生まれた僕は海が好きだ。

島も好きだ。

島に向かうフェリーに乗るとテンションが上がる。

でも小さい頃は乗り物酔いがひどかったので、フェリーに乗って島に行くことができなかった。

 

大学生になって友達と沖縄旅行に行った。

特に目的もなく、2週間くらい行ってみる、という貧乏旅行だった。

 

最初の目的地は西表島

 

那覇空港から石垣島に渡り、高速船で40分ほどかけて西表島に到着。

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西表島は楽しかった。

 

星砂の浜でシュノーケリングをしたり、ピナイサーラの滝を目指してジャングルを探検したり、地元の漁師の兄ちゃんと仲良くなって泡盛おごってもらったり、無人島の由布島に水牛車で渡ったりと自然を満喫した。

学生ならではの体験だった。

 

西表島の最終日、キャンプ場のレストランで次はどこに行こうと友達と話してたら、となりにいたおっちゃんが「宮古島に親戚がおるから、話つけといてやるよ」と言ってくれたので宮古島に行くことにした。

 

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宮古島は辛い思い出が多かった。

後で合流する友達を待つために、いかに金をかけずに過ごすかが大事だった。

幸い、泊まるところはおっちゃんの紹介で、おっちゃんの親戚の家の離れ使わせてもらったのでタダだった。でも食事は自分たちで調達しなければならなかった。昼飯は常に"ちんすこう"だった。沖縄のお土産のボソボソしたクッキーを友達と分け合って食べていた。そして毎日、フェリー乗り場に行った。冷房が効いてて涼しいからだ。5日ほど同じことを繰り返した。南の島にいるのに時間が経つのが長すぎて辛かった。

でも、地元の祭に参加したり、最終日に奮発してレンタカーで島を一周したのは楽しかった。

 

 宮古島を後にし、本島に戻って友達と合流した。

レンタカーで北上しヤンバルクイナを探しながら本島北部のマングローブの森を見て回った。

名護のパイナップルパークでハブとマングースのショーを見た。あっさりとハブが負けた。

 

名護の本部港からフェリーで伊江島に渡った。

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ゾウリムシみたいな小さな島だ。

半日で歩いて周れる。

 

唯一の山、城山(ぐすくやま)に登ると島全体が見渡せた。気持ちよかった。

 

キャンプ場の近くの海岸はエメラルドグリーンに輝いていた。この世のものとは思えなかった。

 

 

 

その時の体験があるから沖縄は好きだ。

結婚して子供ができるたびに、子供の飛行機代が無料のうちに石垣島へ行った。

民宿に泊まり、レンタカーを借りて島を一周した。きれいな海で海水浴をした。グルクンの唐揚げとソーキそばは毎回食べた。

 

 子供が3人になってからは遠出が難しくなってきたので近場の島を旅した。

 

下の子が2歳の頃、讃岐うどんを食べた後に高松港から小豆島に渡った。

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民宿に泊まり、オリーブ園に行き、海水浴をし、ロープウェイで寒霞渓へ行った。いろんな観光資源があって楽しい島だった。

 

 

実家が九州・山口方面なので途中にある宮島にも行った。 

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宮島は鹿が多い。商店街にも鹿が跋扈している。娘は走ってきた鹿に当て逃げされた。いい思い出だ。

 

 

そして先日、家島に行った。

 

家島を旅して学んでつながろうツアーに参加したよ!

http://scotchhayama.hatenablog.com/entry/2016/07/10/205346

 

 

島はいい。

 

島の地形や住人によって特色が出る。

 

いろんな島に行きたい。

 

今度はアイラ島だな。

保護猫と野良猫の境界線から動物愛護を考える

猫のことを思う。

 

保護猫は二つの選択を迫られる。

殺処分されるか、飼われるか。

 

野良猫は捕まえられたら二つの選択を迫られる。

保護猫となるか、飼い猫となるか。

 

野良猫は捕まえられなければ自由だ。

 

森でネズミを獲ってもいいし、人間から餌をもらってもいい。

 

しかし、自由にはリスクが伴う。

都会に行けば餌をもらえる率が高くなるが、車にはねられたり、人間に捕まって殺処分になるかもしれない。

 

一方で、保護猫から飼い猫になり、一生室内に閉じ込められるケースもある。去勢させられ、避妊させられ、子孫を残すことが出来なくなる可能性も高い。

餌は十分に与えられるかもしれない。病気になったら病院に連れてってもらい、長生きする可能性は高くなる。

 

TwitterInstagramで投稿される猫の写真。

多くは飼い猫だ。自由ではないが長生きができる。愛玩動物として、人間に可愛がられる。

 

空き地や島で見かける野良猫は痩せっぽちだ。人間に媚びれば餌はもらえるかもしれないが、それを断たれれば自力で獲物をとるしかない。野良猫は飼い猫ほど長く生きられないだろう。

それでも子を産み育てる。

機会があれば発情し、交尾をする。

 

どちらが幸せかは分からない。

 

ただ猫はそこにいる。

 

人間の見方が変わるだけだ。

 

猫は猫なのだ。

 

 

動物愛護とは人間のエゴなのだ。

 

人間が愛するものだけを護り、愛されないものは排除される。

 

それが人間と関わる動物の定めなのだ。

 

猫は猫なのだ。