学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

海の日の次の日に生まれた男がこれまで訪れた島々について語る。

僕は7月21日生まれなので小学生の頃は口惜しかった。

 

なぜなら夏休みが始まる日が7月21日だったので、クラスの友達に「誕生日おめでとう」と言ってもらえる機会をギリギリのタイミングで逸していたからだ。

 

今は海の日が7月20日前後なので21日より前に夏休みに入ることが多くなったので、7月21日生まれの小学生はそれほど口惜しくないだろう。

 

夏休み初日に生まれた僕は海が好きだ。

島も好きだ。

島に向かうフェリーに乗るとテンションが上がる。

でも小さい頃は乗り物酔いがひどかったので、フェリーに乗って島に行くことができなかった。

 

大学生になって友達と沖縄旅行に行った。

特に目的もなく、2週間くらい行ってみる、という貧乏旅行だった。

 

最初の目的地は西表島

 

那覇空港から石垣島に渡り、高速船で40分ほどかけて西表島に到着。

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西表島は楽しかった。

 

星砂の浜でシュノーケリングをしたり、ピナイサーラの滝を目指してジャングルを探検したり、地元の漁師の兄ちゃんと仲良くなって泡盛おごってもらったり、無人島の由布島に水牛車で渡ったりと自然を満喫した。

学生ならではの体験だった。

 

西表島の最終日、キャンプ場のレストランで次はどこに行こうと友達と話してたら、となりにいたおっちゃんが「宮古島に親戚がおるから、話つけといてやるよ」と言ってくれたので宮古島に行くことにした。

 

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宮古島は辛い思い出が多かった。

後で合流する友達を待つために、いかに金をかけずに過ごすかが大事だった。

幸い、泊まるところはおっちゃんの紹介で、おっちゃんの親戚の家の離れ使わせてもらったのでタダだった。でも食事は自分たちで調達しなければならなかった。昼飯は常に"ちんすこう"だった。沖縄のお土産のボソボソしたクッキーを友達と分け合って食べていた。そして毎日、フェリー乗り場に行った。冷房が効いてて涼しいからだ。5日ほど同じことを繰り返した。南の島にいるのに時間が経つのが長すぎて辛かった。

でも、地元の祭に参加したり、最終日に奮発してレンタカーで島を一周したのは楽しかった。

 

 宮古島を後にし、本島に戻って友達と合流した。

レンタカーで北上しヤンバルクイナを探しながら本島北部のマングローブの森を見て回った。

名護のパイナップルパークでハブとマングースのショーを見た。あっさりとハブが負けた。

 

名護の本部港からフェリーで伊江島に渡った。

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ゾウリムシみたいな小さな島だ。

半日で歩いて周れる。

 

唯一の山、城山(ぐすくやま)に登ると島全体が見渡せた。気持ちよかった。

 

キャンプ場の近くの海岸はエメラルドグリーンに輝いていた。この世のものとは思えなかった。

 

 

 

その時の体験があるから沖縄は好きだ。

結婚して子供ができるたびに、子供の飛行機代が無料のうちに石垣島へ行った。

民宿に泊まり、レンタカーを借りて島を一周した。きれいな海で海水浴をした。グルクンの唐揚げとソーキそばは毎回食べた。

 

 子供が3人になってからは遠出が難しくなってきたので近場の島を旅した。

 

下の子が2歳の頃、讃岐うどんを食べた後に高松港から小豆島に渡った。

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民宿に泊まり、オリーブ園に行き、海水浴をし、ロープウェイで寒霞渓へ行った。いろんな観光資源があって楽しい島だった。

 

 

実家が九州・山口方面なので途中にある宮島にも行った。 

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宮島は鹿が多い。商店街にも鹿が跋扈している。娘は走ってきた鹿に当て逃げされた。いい思い出だ。

 

 

そして先日、家島に行った。

 

家島を旅して学んでつながろうツアーに参加したよ!

http://scotchhayama.hatenablog.com/entry/2016/07/10/205346

 

 

島はいい。

 

島の地形や住人によって特色が出る。

 

いろんな島に行きたい。

 

今度はアイラ島だな。