学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

理想のナポリタンを求めて

ナポリタンが好きである。

純喫茶に行くと食べたくなる。

 

副業で週一でやってるBARを始めるにあたり、ナポリタンはメニューに加えようと思っていた。

これまで様々な喫茶店で食べたナポリタンを思い出しつつ、自分が理想とするナポリタンを追求していった。

レシピサイトを複数参考にし、自分好みのレシピを試していった。

具はウインナー、玉ねぎ、ピーマン、キノコ(シイタケかマッシュルーム)

ソースはケチャップ大4とウスターソース大1

スパゲッティは表示時間より1分長く茹でる

仕上げにバター10gを絡めてコクを出す

 

そのように作るナポリタンは評判が良かった。

忙しい時も安定した味が出せるように苦心した。

 

9月4日は昼時間の店長がお休みということで代打に入り、初めてのランチ営業をすることになった。

ランチメニューはナポリタンと五島うどん

せっかくなのでコーヒーも出すことにした。

豆は前日にカフェデコラソンでコラソンブレンドを挽いた状態で購入しておいた。

 

12時オープン。

オープン直後に1名様が来店、五島うどんを注文。

 

 

 

その後は全く来なかった。。。。。。。。。

 

 

暇なのでコーヒーを試し淹れする。

カップウェッジウッドなど高級なものが置いてあったので使ってみる。

 

アイスコーヒーはシェイカーで泡立てた状態にする。

バスペールエールのグラスがあったのでそれに入れる。

見た目はビール。おいしい。

 

2時半になってもお客さん来ない。

暇なので自分用にナポリタンを作る。

お腹が空いていたのもあって、めちゃめちゃ美味かった。最高に美味かった。

このナポリタンが食べられたらもうお客さん来なくてもいいやと思えるくらい美味しかった。

ハイボールにもよく合う。

このナポリタンは自信を持って看板メニューにできる。

 

 

結局、16時の閉店までお客さんは来ず、ランチの売上は最初の五島うどんの700円だけだった。

 

その間、暇だったのできんぴらごぼうとポテサラを仕込んだ。夜営業に向けての準備。

きんぴら上手くできた。秋の定番メニューに入れても良いだろう。

 

ポテサラは安定した味。好きなので出せる味。いくらでも食べられる。

ハイボールにも合う。秋シーズンは毎週作るつもり。

 

昼のBGMはaikoをチョイス。夜はJAZZだけど昼は明るめにしようと思って。

aikoのおかげで店でひとりでも寂しくなかった。

 

 

休憩して、買い出しして、夜営業をスタート。

なんとなく予感していたけど、夜もお客さん来ない。

 

暇なので玉子焼きを作ってみる。

店に置いてあった玉子焼き器を初めて使ったが結構うまくいった。

 

玉子焼きを食べ終わった。お客さんは来ない。

 

あきらめて奥のソファー席でまったりする。

 

21時頃に友人が一人来てくれた。

ポテサラときんぴらを出す。

ハイボールを2杯くらい飲んでくれた。

チップもはずんでくれた。うれしい。

 

 

もうお客さん来ないだろうということで余り物を使って料理する。

ランチのナポリタン用に切っておいた玉ねぎとピーマンを使い、肉ハイボール用の肉と一緒に焼いて生姜焼きの味付けにした。

カイノミという肉の部位だったが、柔らかくて味がしっかりしていて美味かった。

 

結局、この日は昼と夜を合わせて2名のお客さんという過去最低の売上だった。

これが続くようであれば何か考えよう。

でもナポリタンが美味かったから良しとする。

人生は一瞬の輝きがあれば生きていける。

村上春樹とウィスキーvol.5「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」

村上春樹の小説に登場するウィスキーを紹介する。

 

第五弾は「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

2013年に発刊された書き下ろし中編小説

 

主人公の多崎(たざき)つくるは三十六歳で二歳年上の彼女・木元沙羅とバーで話している。

高校の時に仲が良かった男女5人のグループについて。男が三人、女が二人。

つくる以外は名前に色が含まれていた。

二人の男子の苗字は赤松と青海(おうみ)、二人の女子の姓は白根(しらね)と黒埜(くろの)だった。

それぞれ「アカ」「アオ」「シロ」「クロ」とお互いを呼び合った。

つくるはだたそのまま「つくる」と呼ばれた。

 

高校を卒業し、つくるだけが地元の名古屋から離れ、東京の大学へ進学した。

彼の夢であった「駅をつくる仕事」のためだ。

 

そして大学二年生の時にある日、色彩を持つ四人の友人たちから、我々はみんなもうお前とは顔を合わせたくないし、口をききたくもないと告げられた。きっぱりと、妥協の余地もなく唐突に。

あまりにもショックだった。理由を教えられるのも怖かった。

七月から翌年の一月にかけて、多崎つくるはほとんど死ぬことだけを考えて生きていた。

(5頁)

眠るべき時間が来ると、ウィスキーをまるで薬のように、小さなグラスに一杯だけ飲んだ。

ありがたいことにアルコールが強くなかったせいで、少量のウィスキーが彼を簡単に眠りの世界に運んでくれた。

 

バーでつくるの話を聞く沙羅。沙羅はなぜかつくるの高校時代の話を聞きたがった。

 

(19頁)

つくるは薄いハイボールを静かにすすりながら、沙羅の着ているワンピースを脱がせるところを頭の中にひそかに思い浮かべた。

これまで村上春樹の小説では「ウィスキーのソーダ割り」と表現されていたが、この頃の作品から「ハイボール」に変わっている。時代は移り行く。

 

会話は続く。

「どうしてあなたは東京に出て行く気になったの?」

 

「とても簡単な話だよ。駅舎建築の第一人者として知られている教授がその大学にいたんだ。駅の建築は特殊なもので、普通の建築物とは成り立ちが違うから、普通の工科系大学に進んで建築やら土木を学んでも、あまり実際の役には立たない。スペシャリストについて専門的に勉強する必要がある」

 

「限定された目的は人生を簡潔にする」と沙羅は言った。

 

物語は沙羅によって前へ進められる。

「どうして自分がそのグループから突然放り出されなくてはならなかったのか、その理由を知りたいとは思わなかったの?」

 

(36頁)

モヒートのグラスが空になっていた。彼女はバーテンダーに合図し、赤ワインのグラスを頼んだ。いくつかの選択肢の中から熟考の末にナパのカベルネ・ソーヴィニオンを選んだ。つくるのハイボールはまだ半分残っていた。氷が溶け、グラスのまわりには水滴がついて、紙のコースターは濡れて膨らんでいた。

お酒が弱い人はハイボールを飲むのも時間がかかる。このような状態ではまったく美味しくないので残すことになりそうだ。

 

「真相を知りたいとは思わなかったの?」

 

沙羅との食事は終わり、大学二年生の頃の回想に戻る。

ぎりぎり死ぬことから逃れ、灰田という二歳年下の友人と過ごす。

灰田の父親は若い頃に緑川というピアニストから不思議な話を聞かされる。

「その色を目にできる能力というのは、生まれつき具わっているものなのですか?」と灰田青年は半信半疑で尋ねた。

 

緑川は首を振った。「いや、生まれつきのものじゃなく、あくまで一時的な資格だ。それは差し迫った死を引き受けることと引き替えに与えられる。そして人から人へと引き継がれていく。その資格は今では俺に託されている」

物語のキーポイントとなる部分だろう。

つくるも差し迫った死を引き受けた。そして色を持つ友人がいた。

 

これがきっかけとなり、つくるは不思議な体験をする。灰田とクロとシロが登場する。

 

沙羅が四人のことを調べてきた。

そして四人を巡る旅に出ることになった。

 

アカとアオは名古屋にいた。

二人の話を聞き、なぜ友人関係を解消されたのかが分かってきた。

 

クロはフィンランドに移住していた。

「できるだけ早くフィンランドに行ってクロさんに会いなさい。そして正直に胸を開いて話をしなさい。彼女はきっと何か大事なことをあなたに教えてくれるはずよ。とても大事なことを。私にはそういう予感がある」

沙羅は言った。

 

つくるは駅からマンションまで一人で帰った。

(229頁)

棚からカティーサークの瓶を取り出し、小さなグラスに注いだ。

そして本のページを開いた。

村上春樹の小説にはカティサークが良く出る。緑色のボトルで黄色いラベルで帆船が描かれている。爽やかな味わい。

 

フィンランドに着く。

タクシー運転手のセリフが素敵だった。

フィンランドまで鉄道駅をつくりに来たのかね?」

「いや、休暇をとって友だちに会いに来たんだ」

「それはいい」と運転手は言った。「休暇と友だちは、人生においてもっとも素晴らしい二つのものだ」

まさにそうだ。村上春樹の小説では名もない脇役がとても良いことを言う。

 

クロ(いまはエリ)と会う。シロ(いまはユズ)の話を聞く。

ようやくすべて受け入れることができた。

「ねえ、つくる、あの子は本当にいろんなところに生き続けているのよ」

 

「私にはそれが感じられる。私たちのまわりのありとあらゆる響きの中に、光の中に、形の中に、そしてありとあらゆる・・・・・」

 

つくるはずっと色彩を持たないことに劣等感を抱いて生きてきた。

「たとえ君が空っぽの容器だったとしても、それでいいじゃない」とエリは言った。

「もしそうだとしても、君はとても素敵な、心を惹かれる容器だよ。自分自身が何であるかなんて、そんなこと本当には誰にもわかりはしない。そう思わない?それなら君は、どこまでも美しいかたちの入れ物になればいいんだ。誰かが思わず中に何かを入れたくなるような、しっかり好感の持てる容器に」

このセリフがとても好きだ。勇気づけられる。人生で自信を無くしたときに思い出そう。

 

帰国して沙羅に電話越しで報告する。彼女に会いたい。

「君のことが本当に好きだし、心から君をほしいと思っている」

 

三日後に会うことを約束し、四人のことを思う。

(366頁)

つくるはカティサークのグラスを傾け、スコッチ・ウィスキーの香りを味わった。胃の奥がほんのりと熱くなった。

大学二年生の夏から冬にかけて、死ぬことばかり考えていた日々、毎晩こうして小さなグラスに一杯、ウィスキーを飲んだものだ。そうしないことにはうまく眠れなかった。

お酒の強くないつくるがウィスキーを飲んで、死を引き受けながら、生を待つ。

 

「すべてが時の流れに消えてしまったわけじゃないんだ」、それがつくるがフィンランドの湖の畔で、エリに別れ際に伝えるべきことーーーでもそのときには言葉にできなかったことだった。

「僕らはあのころ何かを強く信じていたし、何かを強く信じることのできる自分を持っていた。そんな思いがそのままどこかに虚しく消えてしまうことはない」

 

 

 

この小説はウィスキーを飲みながら読むとすごく染みる。

8月28日の副業BARの記録と9月4日のランチ営業の準備

昨日は久しぶりに野球を観に行ってビールを飲みすぎて頭が痛いので本業の仕事はやる気がない。まぁいつものことだけど。

 

息抜きにこのブログを書いている。

「幸のハイボールBAR」で検索したら上位に店の紹介記事とFacebookページが表示される。Googleさんありがとう。

riverside-cafe.jp

 

www.facebook.com

 

 

8月28日は2名様の予約が入ってた。開店の18:30に来店。

お一人はお酒をあまり飲まないが、もう一人はいろいろと飲みたい。食事もしたい。

とのオーダーなので「満腹セット」にした。

3000円で飲み放題+5~6品の食事を提供する。

2人の場合は少量でもう少し品数を増やす。

 

最初に肉とハイボールにしてもらう。

牛カルビを焼いて溜醤油をからめたのと黒コショウとタリスカーハイボール

黒コショウを1粒かじって肉を食べてハイボールを飲む至福の体験ができるセット。

 

つづいてトマトスライス。

薄く切って並べて塩コショウして大葉の千切りのせてゴマかけてドレッシング(お酢+醤油+オリーブ油)かける。

インバーハウスと合わせてもらう。

 

今日は試しにオクラのおひたしを作ったのでそれも出す。

カティサークが合う。

 

オイルサーディンも出す。

トースターで温めて生姜醤油をかけて食べる。

魚なのでラフロイグが合う。

 

ツナマヨも出す。マヨネーズたっぷりかけると美味い。

ジョニ黒と合わせてみる。

 

とんぺい焼きは希望出されたので作る。

B級グルメは安いウィスキーのハイボールの方が合う。ジョニ赤にしてみる。

 

〆の麺はナポリタンと冷やしうどんを希望される。

 

用意した7種類のウィスキーを制覇してもらった。お酒弱い方は2杯目にノンアルハイボールお酢メープルシロップ)にちょっとだけジョニ黒を足したものを出した。

 

ウィスキーや村上春樹やランニングの話をお客さんと楽しんだ。

しかし21時頃になるが、他のお客さんが来る気配はない。

21時過ぎに2名様は満足に帰られた。

 

もうノーゲストかな?と思ってたら常連さんが1名で来店。

ナポリタンセット、野菜のおばんざい(トマトスライス)、400円ハイボール、300円ハイボールを注文いただく。

22時半に帰られる。

ラストオーダーの時間だったのでついでに看板を片付ける。

 

結局この日の売り上げは3名で8000円だった。まぁこんな日もあるさ。

 

次回の9月4日はお昼の時間帯の店主がお休みされるので代打をすることになっている。

はじめてのランチ営業。楽しみ。

 

メニューはナポリタンと五島うどんに絞る。

焼きうどんは材料の種類が多く手間もかかるのでメニューから外すことに決めた。

ランチなのでコーヒーも出したい。

いつも豆を買ってるカフェ・デ・コラソンで豆を挽いた状態で買うと手順が簡単化されるだろう。

cafe-de-corazon.com

ケトルとドリッパー、サーバーやカップ類はリバーサイドカフェに置いてあるのを確認したので、必要なのはフィルター、ミルク&シュガー&シロップ、ストロー、温度計、シェイカーだ。

シェイカーは急冷アイスコーヒーを作るときに使う。リバーサイドにあるのは小さすぎるので自前のを持っていく。シェイクすることでビールのように泡が発生し、その泡に苦味が移るのですっきり飲める。暑い日に飲みたくなるアイスコーヒー。

 

ランチは12時-16時で11時頃から準備可能となる。

生鮮館なかむらでナポリタンと五島うどんの材料を買い、11時に店に着くように移動する。

食材を冷蔵庫に入れ、倉庫から備品を出す。要望があればハイボールも出す予定なので隣のコンビニで炭酸水と氷を買う。

ランチなので普段出してないお冷やの準備もしておく。お冷や用のグラスと氷、浄水を入れる手順を確認する。

野菜を切っておく。ピーマンに玉ねぎ、大葉。

生姜もすりおろしできるように皮をむいておく。おろし器も準備しておく。

バターも切っておいたほうがいいかも。切れてるやつを買うか。

 

昼営業が終わったら看板をしまいニニルームにチェックインしに行く。時間があればシャワーも浴びるかもしれない。着替えは余分に持っていこうかな。

 

再び生鮮館なかむらへ行き、不足している食材を買う。

焼きうどんは夜も出さないと決めたので必要な食材は少なくなりそう。

でも秋からの新メニューとしてポテトサラダときんぴらごぼうを作るつもりなのでその分は増える。

 

仕込みが終わって開店時間まで余裕があればまかないを食べる。昼は開店前にサンドイッチを食べておこう。

昼と夜の買い物リストの精度を上げておこう。

 

昼が忙しかったら夜は暇のほうがいいな。

 

まぁ好きな時間帯にお越しください。Facebookページからは予約ができます。

コロナ禍後のプロ野球観戦の楽しみ方

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コロナ禍後にはじめてプロ野球観戦をした。

もともとホークスファンだったので鷹の祭典@京セラドームへ。

 

開場の16時頃に着く。

先に体温チェックをしないといけないらしい。

流れ作業的に適当に体温を測られ証明書をもらう。

座席に近いゲートから入る。

ホークスの主催試合ということで福岡名物の食事メニューが並ぶ売店が人気で長蛇の列。

 

それほど並んでない店でつまみとビールを買う。

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ポテト&ベーコン(700円)

クソ高いけど球場価格&ミニヘルメットのおまけ付きだと思って我慢する。

 

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キリンのハーフ&ハーフ

ビールは統一で750円。

 

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しばらくホークスの練習風景を眺める。

バッティングと守備練。

どの選手が調子良さそうかチェックする。

 

ポテト&ベーコンとハーフ&ハーフを10分で消費したので次を買いに行く。

売店にはさらに行列が。

なるべく行列が少ない辺境を目指して歩く。

外野席ギリギリまで歩くと人は少ない。

ビールと合わせるならと食事というより、つまみ系へ。ミニドッグ。

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それと、えびせん。

えびせんでビールを何杯でもおかわりしようという魂胆だ。

 

球場に戻る。

隣の席は20代くらいの女子が3人。左隣は僕と同い年くらいのおっさんが1人座っている。

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大阪だけどホークスのホーム試合ということで色々とおまけをもらっている。

鷹の祭典のユニフォームとフラッグ、試合後に使うサイリウム

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トイレに行くたびに売店をチェックするがどの店も行列がどんどん長くなる。

満員御礼なので数万人の人がいるからしょうがない。

アメリカンドッグを食べながらビールを飲む。売店で買った2杯目を飲み干したので売り子さんを探す。

 

やがてアサヒの売り子さんと目が合い、注文する。うっすら汗をかき、ヒザにサポーターをあてている売り子さんから750円のビールを買う。なにか特別な神事のようだ。

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アサヒビールは鷹の祭典ロゴ入りのカップで提供してくれるようだ。

 

試合開始。

始球式はジャニーズのなにわ男子のリーダーだった。

どうやら隣に座る女子3人組はなにわ男子のファンらしくキャーキャー言いながら写真や動画を撮っていた。

 

左隣のおっちゃんは後ろの席に座ってる息子たちと喋りながら観戦していた。

 

挟まれる私はひたすらビールを飲み続ける孤独なおっさん。

 

試合は初回にロッテがソロホームランを打ち、ホークスが適時打で2点を返した。

 

ピンチになるとマウンドに内野手が集まるが、その様子を遠巻きに眺める審判たちがいる。

これは球場でしか見られない光景かもしれない。

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試合は5回くらいまで投手戦だった。

ホークスの先発は社会人経由のプロ4年目30歳、1軍初先発だった。初回のホームラン以外は安定したピッチング。

球数少ないし6回もいけるんじゃ?と思ったが替えられた。

替わった中継ぎが打たれ勝利投手の権利を失う。

次の回も替わったピッチャーが打たれ逆転される。

 

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結局最後までホークス打線は点を取れず2-3で負けた。

 

負けたけど、いろいろと見どころのある試合だった。

 

ワンポイントで登板した嘉弥真の仕事っぷり!

ロッテの中継ぎの外国人投手の163km。そしてそれをヒットにするホークス選手(誰が打ったか忘れた)

 

接戦で楽しかった。

あと応援の変化も気づいた。

コロナ後は声を出せないので太鼓主体。トランペットは無し。応援ソングは録音したものを流す。ジェット風船の代わりにフラッグで応援。

できるだけ唾が飛ばないようにという配慮なのだろう。

 

出場してる選手も主力選手の多くがコロナで欠場していることもあって知らない選手ばかりだった。でも1軍で活躍できるチャンスを与えられてて良いと思う。

 

そんなことを思いながら様々なビールの売り子さんから750円のビールを買った。

売店で買ったのと合わせたら6、7杯。

 

みんな頑張ってる。

合間の踊り子さん達も素敵だった。

着ぐるみのハリーホークもバク転をキメまくってた。

 

いろんな人が関わってこの場があるのだ!

 

46歳の酔っ払いは楽しんだ。

 

試合後の祭典でサイリウム点灯。
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孤独なビール飲みは子供のお土産にしようと点灯せずに持ち帰った。

 

翌日はめちゃめちゃ頭が痛かった。

奈良の夜を楽しむ平日

火曜日

京都駅の近くにある会社に出社し、適当に仕事して定時の17:30に会社を出る。

 

近鉄特急で奈良へ向かう。

ファミチキと缶ビールをお供にして。

 

近鉄奈良駅に着く。

商店街を抜けて興福寺から猿沢池へ散歩する。

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湖面に灯籠が設置され良い感じ鹿がいた。

 

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興福寺五重塔もライティングされている。

 

久しぶりに福寿司へ行く。

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おまかせセット3300円と瓶ビール

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メイチダイ。初めて食べる。

 

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甘エビとウニ。めっちゃ美味い!

 

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アジ。生姜との相性は最高。

 

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エビマヨきゅうり。きゅうりの歯ごたえがアクセント。

 

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ハモの梅肉和え。夏だね。

 

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カニ身とミソ。うんまい!

 

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タイラギガイ。歯ごたえが心地よい。

 

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マグロウニ。ウニ単体はそんなに好きじゃないけど組み合わせると美味いね!

 

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ウナギ。うざくと蒲焼きもあったので今度頼んでみたい。

 

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ビールがなくなったので日本酒へ。春鹿超辛口。

 

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ハモのお吸い物。上品な味わい。ハモがやわらかっ!

 

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鉄火巻きとタマゴ。鉄火巻きは単体で写真撮り忘れた。〆にふさわしい味わい。

 

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追加でハモの子。ハモの寿司→ハモのお吸い物ときたのでハモ尽くしにしよう。

甘めの味付け。日本酒がススム。

 

大将は70歳。52年間働いてて1日しか休んだことがないという。めちゃ元気!

 

お会計は5000円いかなかった。安い!

 

20時過ぎ。ほとんどの店が閉まってるアーケードを歩く。

スナックの看板を見つける。31周年に突入してるらしい。めちゃめちゃ興味惹かれる。今日は行かないけど今度行ってみよう。

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行きつけのBARへ。

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ドアを開ける。

カウンターに2名。

カウンターの奥へ座る。

 

「フルーツのカクテルを」いつも通りに頼む。

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今日は桃のカクテルだった。うまい。

 

隣のお客さんがだいぶ豪勢に飲んでた。

帰ったあとに気になってたワインをハーフサイズでもらう。

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長期熟成で乳酸発酵させてるらしい。

このワインに合うチーズもちょっとだけもらった。ブルーチーズがめちゃめちゃ美味い!

ブルーチーズとワインあれば十分じゃないか。

 

最近、村上春樹の小説を読み返してて、オムレツとサンドウィッチが美味いBARは間違いないと書いてたので「オムレツって出来ます?」と聞いたが材料が無くてダメらしい。サンドウィッチも無理とのこと。コロナだしね。

生ハムはできるらしいのでハーフサイズを頼む。それからバーボンをオン・ザ・ロックで。


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このバーボンがめちゃめちゃ美味かった!

15年熟成のバーボンって美味いなぁ!エンジェルズシェアでどんだけ減ってるんだろう?

 

その次はカウンターに置いててずっと気になってたバーボンをストレートで。

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1976

自分の生まれ年にリリースされたウイスキーを飲むのは久しぶりだ。感慨深い。

まさに一期一会。

 

〆に20年もののスコッチを頼む

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グレンデュベロン

初めて飲む。まぁ美味いよね。

 

お会計は1万5千円くらい。マスターにビールも奢ったしそれくらいになるよね。

日曜日の副業BARで稼いだからいいよね。

 

22時過ぎだったのでまだ開いてるラーメン屋があった。

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煮干しラーメン

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替え玉は細麺

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電車で帰ろうと思ったら人身事故でしばらく来なさそう。

結局タクシーで帰った。余計な出費!