学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

ランチ営業の過ごし方

リバーサイドカフェでBARをやり始めて4か月目に突入した。

riverside-cafe.jp

 

基本は日曜の夜だが、他の日時の店長さんがお休みの日は代打を買って出ることができる。

10月2日は日曜お昼のHola Agaveさんの代打で1カ月ぶりに昼と夜の通し営業をすることにした。

 
 
 
 
 
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前回はランチ営業時間中にお客さんが1人しか来なかったので、おそるおそる開店。

前回は気張ってコーヒーも準備したが、今回は取りやめ、ドリンクは夜のメニューと同じラインナップとする。

食事メニューはナポリタンと五島うどんのみ。

ただし五島うどんは「地獄炊き/かま玉/焼きうどん」から選べる。

でも五島うどんの在庫が3束しか無かった。。あまり積極的には薦めないでおこう。

 

ランチ営業は12時~16時でラストオーダーは15:30とした。

11:55 看板を出す

13:00 開店して1時間経つがお客さんは来ない

13:30 自分用のまかない飯「焼きうどん風パスタ」を作る。五島うどんが3食分しかないので。

 

食べ終わってもお客さん来なさそうなのでポテサラを仕込む。

きたあかり5個分、茹で時間は20分ほど

マヨネーズはたっぷりめに使う

安定の仕上がり

 

15:25 ラストオーダーまであと5分というところで今日はじめてのお客さんが来る。

友だち夫婦だった。

その1分後にご新規のお客さんが4名で来る。

ドリンクを出し、ポテサラを薦める。

友だちとお話する。

4名様はソファ席でお話している。

 

16:30 二組とも退店したので一時閉店する

 

ニニルームにチェックインして少しベッドでゴロゴロする。

17:30 移動、追加の買い出し

18:30 夜の部を開店

 

19:00 夜の最初のお客さんが来る。2名。オールドのハイボールを2杯ずつ、ポテサラ、とんぺい焼きを注文。

 

19:30 予約してもらってた2名様が来る。3000円の満腹セットを頼まれたので、砂丘らっきょう、ポテサラ、ねぎまぐろ、オイルサーディン、カルビ焼き、焼きうどん、かま玉うどんを出す。ハイボールは飲み放題。

まぐろは中落ちっぽいのが安く売ってたので予約様用に作ってみた。カルビ焼きは溜り醤油とみりんで仕上げる。

 

20:00 ご新規のおひとりさまが来店。ナポリタンセットを頼む。さくっと作ってさくっと食べていただき、さくっと会計。

 

20:30 友達がおひとりで来店。三杯セット、ポテサラ、おつまみセットを頼む。ニラ玉と板わさとオイルサーディンを出す。

 

21:30 友達が三人組の先発隊で来る。ツナマヨハイボールを頼む。

 

22:00 残りの二人が来る。テキトーにつまみとハイボールを出す。焼きうどんとナポリタンも出す。

ポテサラと砂丘らっきょうと板わさを一枚の皿に載せてみる。

 

ポテサラは完売。

 

10:30 ラストオーダー

 

自分用にまかないを作る。残ったカルビと野菜でカルビ丼にする。

ピーマンと玉ねぎとニラと卵も完売。

 

今日は買ってきた食材をほとんど消費できた。なんか嬉しい。

 

結局、ランチ営業で2組4名、3500円の売上

BAR営業で5組11名、16200円の売上

 

ランチ営業をしたおかげで過去3番目に良い売り上げとなった。

お客さんが来るかどうかはギャンブルだけど、これからも機会があればやってみよう。

次はやっぱりコーヒーを用意するかなぁ。どうしようかなぁ。

2次会で銭湯という選択

 

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1軒目はキコク食堂

 

最初は瓶ビール大

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つまみは中華クラゲ
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タコ唐
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チューリップ
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店のTVでは国葬が流れている

周りのお客さんの反応で世間を知る

 

TVはオモウマい店に変わる。寿司屋なのにパスタが評判な店が紹介されている。

 

黒ビールを頼む
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きゅうりの酢の物。カニカマが添えられてて嬉しい。
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牛カツ
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ほんとは中華そばを頼もうと思ってたけど腹パンなのでお会計

 

トイメンのサウナの梅湯で2次会をする

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酔っ払ってるのでサウナは1セット

風呂の壁面に貼ってある梅湯新聞を読む

風呂上がりにコーヒー牛乳

めっちゃ整った

酔いも少し醒めたしお腹にも空きができた

 

3次会はUNKNOWN KYOTOに併設のイタリアンshinへ

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白ワインとジャコおろし

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ちびちびやる

 

遠目にUNKNOWNの人たちが盛り上がってるのを眺める。

 

赤ワインとプッタネスカを頼んだタイミングでUNKNOWNな人たちに合流する

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漫画家さんやデザイナーさんたちと多様な話で盛り上がる。

四万十川ウルトラマラソンでめっちゃ盛り上がる。

 

2次会に銭湯っていいな。

鍋物に合うハイボール

9月も終わりに近づき、ずいぶんと涼しくなった。

 

無性におでんが作りたくなった。

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BARで出すように仕込んだ。

大根を下茹でして茹で卵を作り、あご出で煮込む。糸こんにゃくも入れる。

 

合わせるのはサントリーオールドのハイボール

鍋に一番合うと思う

 

おでんを食べてオールドのハイボールを飲むとホッとする

 

日本に生まれて良かったと思う

 

この日のBARは計6組10名様にお越しいただいた

 

おでんは全て売り切れた

 

五島うどんもよく出た

かまたまと焼きうどん

 

新入荷のシャクルトンもよく売れた

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イギリスの冒険家の名前を冠したブレンデッドウイスキー

南極探検の際にウイスキーを置きっぱなしにして100年後に発見された

その味をホワイト&マッカイのマスターブレンダーであるリチャード・パターソンによって再現された

飲み口はまろやかで優しい

南極のことを思いながら飲むといい

 

この日は最後にニニルームの人達も来てくれて賑やかだった。ニニ姉妹は今日も朗らかだった。

 

家に帰って帳簿をつけた。

7月からBARをやり始めて初の単月黒字化となった。うれしい。

 

来週はミルフィーユ鍋を作ろう

SINICナイトを振り返る

SINICナイト@awabar kyoto ~SINIC理論を「生きる歓び」を見つける羅針盤として使ってみよう~

https://peatix.com/event/3354003/view

 

「SINIC(サイニック)理論」は、オムロンの創業者・立石一真が中心となって提唱した「未来予測理論」です。

 

立石一真は、「事業を通じて社会的課題を解決し、よりよい社会をつくるにはソーシャルニーズを世に先駆けて創造することが不可欠になる、そのためには未来をみる羅針盤が必要だ」と考えました。そこで、科学・技術・社会それぞれの円環的な相互関係から未来を予測するSINIC理論を1970年に構築し、国際未来学会で発表しました。

 

2022年の現在はSINIC理論では「最適化社会」とされ、工業社会から自律社会へと向かうパラダイムシフトの過渡期です。コロナ禍など社会の変化が大きく、将来の見通しがつかないようにみえる今こそ、SINIC理論をあなたの「生きる歓び」を見つけるための羅針盤として活用し、これからの自律社会を探求してみませんか?

 

このような概要のイベントを開催した。

場所はawabar kyoto

twitter.com

 

もともとオムロン社員何人かで飲んでいたところにawabar kyotoの店長・牧田恵理さんが居合わせ「オムロンだったらSINIC理論ありますよね」と声をかけたところから始まった企画。

恵理さんは立石義雄さんとも飲み友達だったらしく、そこでSINIC理論を知ったそうだ。

SINIC理論はオムロンだけでなくawabarの創設者・小笠原治 さんも早くから着目していて、小笠原さんのネットワークで友人・知人にも広まっていった。

また、自然経営で有名な武井浩三さんも深くSINIC理論を理解し、2033年からの自然社会の先を見据えて経営をしている。

 

僕は恵理さんとの邂逅には立ち会っていなかったのだけど、SINIC理論スゴロクを開発していたこともあり、声をかけてもらった。

 

主催者は僕とオムロン社員2名、協賛としてawabar kyoto、ゲストに牧田恵理さんという建付けにした。

 

声がかかってから1か月ほどの準備期間

awabar kyotoの視察と恵理さんにご挨拶

イベントの流れを作ってPeatixで公開

主催者からの紹介が2/3、その他が1/3で30名弱の参加者が集まる

前日は最終打合せと機材チェック、その後に主催の3人で決起集会

40代、50代のおっちゃん3人だけど、めっちゃ熱く語り合う

ワクワクする

高校の文化祭のノリ

 

当日はお休みをとって日中は琵琶湖で過ごす

近江舞子にあるコワーキングスペース生きる場で配信テストをする

予備の機材もチェックする

コンビニに買い出しに行き、ニラ玉とナポリタンを生きる場にいる人たちに振舞う

ハイボールを3杯飲む

自転車でおはぎ屋「駅長さん」に行き、ばあちゃんの話を聞きながらおはぎとチラシ寿司を買う

テントサウナで整う

日本一広い水風呂はやはり最高

 

ほとんど人が乗っていない湖西線に乗りチラシ寿司を食べながら会場に向かう

 

17時半に会場入りし、機材をセッティングする

僕のPCを配信のメインPCとし、Bluetoothスピーカーの接続、USB経由でマイクの接続、Zoomの立ち上げ、YouTube Liveを連携、音声チェック、別PCに繋いだ会場の様子を映すカメラの映りをチェック

18:30頃から参加者が集まり始める。

Peatixの受付アプリを使ってみる。

主催者は「QRスキャン」と「マニュアルチェックイン」で簡単に受付処理をすることができる。また「チェックインアシスタント追加」を使うと主催者以外の人も「QRスキャン」で受付処理をすることができる。これを使って他の人にも受付をしてもらうようにセッティングした。大規模イベントするときはとても便利だろう。

 

19時になり、イベントスタート

www.youtube.com

 

イベント中も細かなトラブルはあったが、手持ちのスマホも使って対応

2画面でZoomを共有すると手元の画面は発表者表示となるためチャット等の画面が見えない→他の主催者に別PCでチェックしてもらう

YouTube Liveのリンクシェア→スマホで行う

YouTube Liveの音声・画像チェック→スマホで行う

左耳にBluetoothイヤホンを付けてYouTube Liveの音声をずっと聞いていたので、右耳はリアルな音声、左耳はラグがある音声を聞きながら作業とイベントの状況チェックをするという大変忙しい状況となり、イベントの中身はほとんど聞いていない。

 

ゲストトークとなり、スライド操作はゲストがすることになったので場所移動ができるようになる。

 

会場のいろいろな所で見ながら、スマホでYouTubeLiveの確認をしながら、カメラがもう1台あったら良かったなと思う。やはり前で話している人の顔はちゃんと映したい。ライティングも微妙だったので女優ライトもあったほうが良かったな。

 

ゲストトーク終わり、中間さんとオンラインでトークセッションをする時間帯に入る。最初の繋ぎに手間取る。中間さんの顔を画面に映す、Bluetoothスピーカーの接続が途切れていたので再接続する。ようやく落ち着く。

質問者の顔を映すのは恵理さんのPCでやってくれた。それに合わせてスピーカーとマイクの位置を調整する。

油断していたら僕にも話を振られたので、副業について語る。

youtu.be

まだビールしか飲んでないので意外に真面目に話している。

 

その後もいろいろと質問や中間さんからの濃ゆい回答のやり取りがあり、終わりの時間となる。

YouTubeLiveの配信を止め、ハイボール用の炭酸水を買いに行く。

 

awabarのカウンターを使わせてもらえることになったのでウィスキーを並べる。

今日はジュラ 10年とホワイト&マッカイ

 

15杯くらい提供した気がする

 

個人的にとても嬉しかったのはawabarのバイトの女の子が娘と同じ大学1回生で、まだお酒は飲めないけど、酒場でお酒を出すことやお客さんとの会話が楽しいと言っていたことだ。だから僕は飲めなくてもお客さんと酒の話を盛り上げるコツを教えてあげた。

例えば、awabarで提供しているビールは一番搾りハイネケンがあるのだけど、それぞれグラスが違う。なぜグラスが違うのか、それを調べると面白いよ。

キリンのグラスにはキリンのマークが描かれているけど、よく見ると「キリン」の字が書かれているよ。

ハイネケンのグラスには★のマークがあるけど、その意味も調べると面白いよ。

ハイネケン【赤星】の意味 | 和酒 ダイアの55

これは【ハイネケンスター】といって、ハイネケンをつくるために欠かせない、5つのエレメント
①水、②空気、③火、④大地の恵み、⑤ビールづくりに対する思いとこだわり
から生み出される未知の力を、表しています。

ハイネケンのようなヨーロッパのビールのグラスには容量の線が書いてあって、その線以上にビールを注がないとダメなんだよ。

【ドイツ人の国民性】不正をさせない、ビールグラスの"線" | ゆかしき世界

 

そんな話を他の人たちが交流している間にしていた。

やっぱり僕はイベントをメインで運営するよりも、お酒を出してるほうが楽しい。

それが僕の自律社会の生き方なのだ。

 

 

会が無事に終わり、近くの沖縄料理屋で打ち上げをし、ネットカフェで一晩過ごして帰る。シャワーを浴びて昼寝してダラダラ過ごしたけど、翌日も疲れが残っていた。

なかなかに大変なイベントだったけど、楽しかったなぁ。

またやろう!

BARは一期一会を楽しむ場所

先週はランチ営業もしたのに2名しかお客さん来なかったので、今日は頑張ろうと思った。

 

9月第2週の日曜日

残暑厳しいという言葉が似あう日だった。

いつのようにニニルームにチェックインして生鮮館なかむらで食材を買って店に行った。

汗をかいたので冷房の温度を低めにして食材を冷蔵庫に入れ、倉庫から備品を取り出す。

少し汗がひいたところでローソンに割り材の氷と炭酸水を買いに行くついでに「からあげくんレッド」も買う。

ポテサラ用のじゃがいもを茹でてる間にカティサークハイボールとからあげくんを楽しむ。とても美味い。ハイボールがすすむ。

ピッチ早く2杯のハイボールとからあげくん4個を食す。

 

ポテサラを仕上げる。今日も良い出来栄え。

 

開店前だけど事前に連絡を受けてたお客さんが来店。

少し待ってもらってからハイボール出す。

 

開店前だけど4名様が来店。祇園で馴染みの店の女将とその常連さん達だったので奥のテーブルに通し、メニューを見てもらう。すでに昼飲みをしてきたというので軽く飲んで食べたいとのこと。ニラ玉と300円ハイボールを4杯出して、しばらく過ごしてもらう。あとでナポリタン2個を作る予定。

 

開店直後に3名来店。先に来てた人の連れなのでJ字カウンター奥のテーブルっぽいところに通す。

 

さらに1名来店。久しぶりに会う友達だったのでカウンターに通して話しながらハイボールやつまみを出す。

 

さらに3名来店。友達の連れだったのでカウンターに通す。ほぼ満席。

ポテサラとハイボールを提供する。

 

ご新規の4名来店、学生っぽい。ほぼ満席だったので最初は断ったけど、カウンターに座ってた友達4名がカウンター後ろの「テーブルで立ち飲みするから呼び戻そうよ」と言ってくれた。

確かに、僕がこの店をやっている目的「ウィスキーの素晴らしさを20代の頃に知るとその後の人生が豊かになる」を体験してもらいたいターゲットなのだから、彼らこそ今日ここにいるべきだ。そう思い、接客した。

 

その後も団体客の連れや「おひとりさま」が何名か来た。おひとりさまには学生も何人かいた。リピーターの人もいた。

本当の満席になり、オーダーをこなしつつ、友達客にも手伝ってもらいつつ、メイン顧客の学生に「ウィスキーの素晴らしさを20代の頃に知るとその後の人生が豊かになる」ということをハイボールや言葉で伝えた。

 

今日飲んだウィスキーとの出会い

カウンターでたまたま隣に座った人との出会い

次はいつ会えるか分からないけど、今この瞬間を楽しむ

今日は楽しかったなぁという余韻をその後の人生で楽しむ

 

BARはそういう一期一会を楽しむのに適している場所といえる

 

これからも来てくれた皆さんの「記憶に残る体験」を提供したいと思う