学びと食、ときどきランニング

ウイスキーマエストロによるIdeas worth spreading

【TED】シェアリングエコノミーに関するトーク2選

まずはこちらから。

 

www.ted.com

「メッシュ すべてのビジネスは<シェア>になる」の著者であるリサ・ガンスキーが、次世代のビジネスについて語ります。テクノロジーが可能にしたレンタルや、より大胆なケースでは個人間の貸し借りを通じて、全てのモノが共有されていくというのです。音楽から車まで、さまざまな産業における事例から、このメッシュな時代がいかに身近なものなのかが示されます。 

 

 シェアリングエコノミーに関する概論といった感じ。様々な事例を紹介している。

トークの中ではシェアリングのことを”メッシュ”と言っている。

私が思うに メッシュ企業は 3つの要素を組み合わせます まず 互いにつながり合う力 次に GPSとウェブ機能付きの 携帯電話を皆が持ち歩いているので いつでも どこでも 人やモノを探せることです 3つ目は 物理的なモノを 地図上で探せることです レストランなどの所在地はもちろんですが GPSやRFIDなどの 無線通信技術を使えば それにとどまらず 車やタクシー 輸送機関など 刻々と移動する物体の動きを 追跡することも可能です これにより 多くの場合 所有するよりも便利で安価に モノやサービスを利用できる 環境が整います 

 

その中で、ジップカー(zipcar)のことを特にフィーチャーしている。

ジップカーはブランディング戦略が的確でした 自身が 車の会社ではなく 情報を扱う会社だと しっかり理解していたのです 

 

ジップカーでは客の行動や利用状況について あらゆるデータを集めているのです ジップカーなどのメッシュ企業にとって 利用者を驚かせることや コンシェルジュのようなサービスを提供することは ただの選択肢ではなく 必須だと確信しています 

www.zipcar.com

 

そのzipcarの創業者 ロビン・チェイストークがこちら。

www.ted.com

こちらのほうがより情熱的な内容になっている。

10年前、ロビン・チェイスは現在カーシェアリング会社として世界最大であるZipcarをアメリカで立ち上げました。最近は カーシェアリングの次のレベルの探求として、フランスでBuzzcar のサービスを行っています。Buzzcar は 自分の車を他人へ貸す事を可能にするスタートアップ会社です。詳細 (保険はどうなっているかなど) はとても興味深く、より広いビジョン(彼女が「ピアーズ会社」と呼ぶもの)は、所有権や起業家精神の新しいあり方を示しています。

 

こういう実例を紹介するのはTEDトークっぽい。

あるドライバーから聞いた話です フランス沿岸部をドライブしようと 車を借りたところ 車のオーナーが こう言ったのだそうです 「いいかい ここらは崖で この辺はすべて浜だ そしてここが私の大好きなビーチで ここには最高の海鮮レストランがあるんだ」 このようにピア同士は仲間になり ドライバーとオーナーは関係を築きます そうなると 突然でも 「やあ 実は急に車が必要なんだ 借りられる?」 「やあ 実は急に車が必要なんだ 借りられる?」 「いいよ 家に妻がいるから鍵もらって  乗って行っていいよ」 なんて 素晴らしい事が 出来るようになったりするんです 

 

zipcarより一歩進んだBuzzcarという会社への想いを語る。

私がBuzzcarと名付けた理由ですが それは参加者すべてに ミツバチの巣の持つ力や個人が参加しイノベーションを起こしたくなるような プラットフォームを作る驚くべき能力 を思い起こしてもらいたいからです そして個人的にですが 私たちの未来や すべてのとてつもなく大きく 不可能と思えるような 切迫したすべての問題を考える時 ピアーズ会社はそれらに対応できる スピードや規模 イノベーションそして創造力を提供できると思うんです 

 

でも今は社名をdrivyに変えているっぽい。

www.drivy.co.uk

 

貸し方、借り方もシンプルでわかりやすい。

How does it work? Peer-to-peer car rental - Drivy